西の善き魔女3 薔薇の名前 (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2013年10月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784041010471

作品紹介・あらすじ

女学校を退学になったフィリエルは女王候補アデイルと華やかな王宮で暮らしはじめる。
夜会での出来事から、フィリエルは、ハンサムなアデイルの兄ユーシスとの婚約の噂がたち、プロポーズされることに……。
しかし、公爵の陰謀からフィリエルを救うため、幼なじみのルーンは命がけで闇へと姿を消してしまう。
ユーシスとレアンドラの出会いを描く特別短編「ハイラグリオン王宮のウサギたち」を収録!!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

華やかな王宮での生活を描いた本作は、退学となったフィリエルが新たな環境に飛び込み、様々な思惑が渦巻く中で成長していく姿が魅力的です。特に、彼女が直面する困難や、幼なじみルーンの命がけの行動にはハラハラ...

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目。
    女学校を退学になったフィリエルが、王宮で暮らし始める。あまりにも色々な思惑が渦巻く場所なだけに、このお話は大人向けでは無いか…とすら思う。(図書館のティーンズコーナーにあったけど)
    華やかで傍目には羨ましすぎる暮らしだけど、それを軽々と捨て去ろうとするフィリエルにはハラハラする。次巻でどうなるのか。

    本作には特別短編として、フィリエルがまだセラフィールドで暮らしていた時の物語が収録されている。

  • またも再読中の西魔女。
    再読したものはブクログには載せられない仕様らしいし、ただ無言でハァハァハァハァハァと言いながら毎晩読んで来たわけですが。

    ここにきて、この角川版の3巻に未読の短編があることを知り(またこのパターン)、あわてて図書館から借りてきた。
    もともと3巻はユーシス派の私には聖典でしたが。
    角川のほうが幻の短編がたくさん収録されていてお得なんだけど、やっぱり中公文庫の佐竹表紙が好きなんだから仕方ない〜〜。

    本題。
    はじめて読んだ短編、ハイラグリオン王宮のウサギたち、良かったです!
    ユーシスとレアンドラの出会いを描く、ハロウィンのギャグ!!
    バニーガールがどうの、と5巻(4巻?)でユーシスが言ってたのはコレかあ。
    ユーシスとロットのB&Bコスプレにレイバン…めちゃめちゃ笑いました。
    レアンドラって初めはこんな喋り方だったのねー。
    このときの2人は学院の最上級生と1年生なので、私たちで言う、大学4年と1年みたいな立ち位置だろうな。
    (たしか2人は3歳差で、本当はユーシス20歳くらい、レアンドラ17歳くらいだけど)
    ユーシスが、セクシー衣装を見せられながらも、ずっとレアンドラの扮装をあやしげなもの、寒そうなものと思っているのが笑える。
    何をどうしたら若い娘がこんな格好させられるのか、とか。
    でもちゃんと、異端審問官が来たら、君を逃す方法を考えている、ときっぱり言う若君。かっこよ!
    準備万端のレアンドラの方がずっと上手だったけど。

    最後に当時のアデイルのこと、フィリエルのことが書いてある。
    たしかにアデイルってたぶんトーラスを卒業してないんだよな。理由がよくわからないけど。
    しかし三年に一度しか里帰りできない全寮制とは厳しいものですね。
    フィリエルの単なる田舎娘のはしゃぎぶりも可愛い。憧れた宮廷衣装がじつは謎のウサギ娘だったかも、というオチも楽しいーー。

    この短編のタイトルは、作者の好きなウォーターシップダウンのウサギたち、だよね。
    それにしても貴重なユーシスのギャグ短編。
    読めて幸せでした。

  • あああああルーンが!
    わたしの癒しのルーンが出奔してしまった

    フィリエルの王宮デビューの回。
    ユーシス、アデイル、ルーンと、表面上はとても仲が良いのに、奥底ではどんどんこんがらかっていっている気がする4人。
    女王になる覚悟で生きるアデイルが一番切ないかも。

    超両思いなのにうまくいかないルーンとフィリエル、切なくて泣けてくる。
    フィリエルのそばから、これ以上だれもいなくならないで

  • フィリエルが王宮ハイラグリオンに行く話。王宮にフィリエルやルーンが馴染めるんかな、と思ってたら怒涛の展開の速さにびっくり。まさかそんな展開になるなんてとハラハラが止まらない。フィリエルの行動力はほんと応援したくなる。

  • 王宮が舞台の巻。華やかだけれど冬に映える王宮は、白や青のイメージがあり、氷や雪山のような静かなうつくしさを感じさせた。アデイルとフィリエルが赤と白のドレスを纏うシーンが素敵だった。ユーシスとルーンとの関係にも、フィリエルの中で決着がついて、ルーンへ向かって話が動き始める。ルーンが夜にフィリエルの部屋を訪れるシーンで、この物語が平和に落ち着かない話なのだということを悟った。こういう展開はとてもすきだった。

  • 改めて、これは恋愛小説なんだなぁと深く納得する展開だった。ほの切なさと次巻への期待とを、最後のバニーガールにぜんぶ持っていかれた。

  • 「宮廷円舞曲」
    墓参りに連れてたいが。
    自分という存在が周囲に与える影響を知らないからこそ、深く物事を考えずに平然と暮らせているのかもな。

    「亡き王女のための孔雀舞」
    婚約を申し込まれたが。
    何か心に引っかかることがあるから相談に来たとはいえ、重要な起点を託そうとしたら嫌がられるだろうな。

    「幻想曲と遁走曲」
    別れを言いに来たもの。
    大切な想い人を護るためにも覚悟を決めて出した答えだからこそ、何を言われても響くことはないのだろう。

    「ハイラグリオン王宮のウサギたち」
    仮装は際ど過ぎる衣装。
    物語を知っていたとしても、こんなものを着るぐらいならば不参加を決め込む人の方が絶対に多いだろうな。

  • 守るという強い気持ち、繋がりが途切れ、恋を自覚し、愛に変わる…今回も良かった。
    B・Bってなに?!?!ブルースブラザーズ????!???というか、レイバン??!!?、?となりながら読んだオマケ短編、バニーガールコスを中村明日美子先生作画で見たすぎる…って毎回言ってる…

  • 1巻から存在が仄めかされてきた竜が(まだ骨や剝製だけだが)ようやく登場したのが興味深い。終盤のルーンの寝返りとリイズ侯爵の暗殺がショッキング。巻末の特別短編に現実世界の映画のコスプレやバニーガールの衣装が出てきて驚く(1巻から思っていたがこの世界は現実と地続きなのか? となるとファンタジーと見せかけて実はSF?)。フィリエルとルーンの恋の行方も気になる。

  • アデイルから出てる作者の趣味がきつい。短編はその趣味がなおのこときつい

  • ☆5

  • 角川文庫版で読んだり、中公文庫版で読んだりしている。
    もしかすると、少し内容が違っているのかもしれない。

    フィリエルが、アデイルとともに(そしてマリエも)王宮に入る。
    そこは権謀術数の渦巻く世界。
    女王候補として、レアンドラとの姉妹対決が始まる。

    フィリエルの両親、ディー博士とエディリーン王女の駆け落ちと、父の異端とされる研究の謎につながるリイズ公爵は、あっけなく暗殺される。
    ラスボス的な存在のようだったのに?
    案外生きていたりするのかなあ、とも思う。
    かなり周到にプロットができているようだから。

    急に蒸し暑くなって、早くも夏バテ気味。
    ちょっとこういう話はめんどくさくなってきた。
    作者さんにはちょっと申し訳ないけど。

  • いよいよ陰謀渦巻く王宮へ。にも関わらずフィリエルのマイペースは変わらない。この後、物語がどちらに進むのか、目が離せない。おまけの短編は、ユーシス達が学生時代の話。仮装舞踏会で作者が目一杯遊んでいるのが楽しかった。

  • 一気に急展開で面白い!
    えー!と思いつつも悲愴感を感じつつ次巻を楽しみにできる本はそうないのではないのだろうか。

  • ルーンのおたんこなすーーー!!!

    今作でついにルーンとフィリエルの道が決定的に分かたれてしまった…
    レアンドラに加担することが確実にフィリエルを苦しめるとわかっていてもなお、その道を選ばざるを得なかったのか…?
    でも復讐心とは得てしてそういうものなのかも知れない…

    あらすじメモ
    2巻での学園でのドタバタを経て、
    王宮へとのぼることになったフィリエル御一行
    宮廷での暮らしは目まぐるしく駆け引きの多いもので
    フィリエルもルーンも息を詰まらせつつの毎日

    ユーシスのさりげない言い回しのプロポーズは
    もう、さすがとしか
    だがやはりそこに愛は芽生えないのかも知れない…
    ユーシスにはこちらが大納得するほどの
    お相手を見つけて欲しいものだ…

    アデイルの本心がフィリエルにあるところも
    納得というか
    …彼女の云いそのままにフィリエルでいいんだよね?

    早く次巻を読まねば

  • 二巻の学園ものから舞台は変わり、今度は宮廷編。
    しかし二巻と物語のスピードが違い、一気に急展開!
    まさかこんな事になるなんてとハラハラ。
    この巻でルーンとはさよならに。

  • フィリエルがついに想いを自覚。ところが、ルーンはフィリエルのために罪をおかしてハイラグリオンから去ってしまいます。この辺りの経緯が私の記憶からさっぱり抜け落ちていまして。「もしも世界のあらゆるものが、わたくしとルーンを引き離す方向に動くとしても、まちがっているのは世界のほうなのよ」フィリエルのこのセリフ、大好き!実はこれを読んだのは番外編目当て。むいたうさぎ……。たぶん、これハロウィンなんでしょうね。B.Bの元ネタがわからなくてモヤモヤします。ユーシスの鈍感さをたたえるべきか、呆れるべきか。

  • 読んでて楽しい本。表紙の絵も素敵。

  • フェリエルの陽とルーンの陰が、はっきりと分かれてしまった巻。王宮の隠喩がよく解らないけれども。次回は、フェリエルは旅立つのだろうか?
    そういえば、竜の具体的な話が、まだ出てきてないな・・・。

  • 特別短編でのユーシスとロットの仮装ネタがブルース・ブラザーズであるとこで、初めて親近感が湧く。

    本編はここまでくると最後どういうオチがつくのかを確かめるためにあとは惰性で読み切るかなぁ

    主人公が王家の血を引いていたり、女王の後継争いに巻き込まれたり、本当に好きな人とはなかなかうまく行かずにそれ以外の人には想われたり、でも基本、坊ちゃんお嬢ちゃんなとこがライトノベルチックであたくしにはちとハードルが高い。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荻原規子の作品

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