- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041010488
作品紹介・あらすじ
心が童貞であれば人生は味わい深い。俺たちはそんな「心が童貞」=「童貞力を持つ」男たちを「DT」と呼ぶ――。童貞の素晴らしさを説いた歴史的名著がいま甦る。文庫化にあたっての語り下ろしも収録!
感想・レビュー・書評
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ラブホテルの鏡ばりの部屋は体育会系のもの って訳わかんない偏見笑った
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この二人の掛け合いだから面白いに違いないと思って買ったのだが、共感半分に訳判らん半分。読んでいて「修行か?」と感じた。久しぶりに買い損の気分を味わった。残念
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図書館で借りて読み。
伊集院光もみうらじゅんも好きなので。
みうらじゅんの自由奔放な感じを伊集院光がちょいちょい現実路線に引き戻しつつ、ウィットにとんだコメントを差し挟んでるのが何とも言えずいい。
ロマンチックで、空回りして、やせ我慢で想像力たくましい、DTってすごいんだぜーと思う。 -
こ、ここに描かれているのは、すべて自分自身のことだ……。
そしてこういう事柄を大っぴらに書いて金を稼げる人こそ、「サブカル四天王」(勝手に命名。他のふたりは知らん)。
金を稼げず、未だにこじれ続けている人こそ、ダメサブカル。ダメDT。すなわち私。
だってみうらじゅんも伊集院もモテモテだもん、知ってるんだもん。
DT VS ガハハ
のみならず、 DT内の内戦が、私には視えているのだ。 -
映画の話が多く出てくるけど、そこだけ読むのがしんどかった
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男性における「童貞」が人を動かす気持ちというのは女性の自分にはわかりようもないものなのだけれど、青春イコール童貞である、みたいな部分と、ちょっと一回りしてオトナになってから原点に立ち返る的な意味でのDTイズムの重要性は痛いほどに伝わってきたw
木の割れ目とかで想像を膨らませるエロバトルロワイヤルの話、童貞の脳内会話は落語に似ている論、などなど著者二人の見識がフル動員されているのもこの本が面白い理由なのだと思う。 -
みうらじゅんさんと、伊集院光さんの童貞についての話。
書物の中で、ここまで開放的なひとたちはなかなかいない。何度か、おもしろおかしくて笑ってしまった。
ディテールにこだわりすぎなのと、相手の反応を決めつけてるのが童貞っぽいって、おもしろい。
童貞とそうじゃいひとと、そこまで違うのかって思いました。どっちも、お互いにあこがれ合ってるのかもしれない。 -
映画についての紹介が面白い。
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鈍感力、聞く力、に続く「童貞力」。
中2の頃の童貞の妄想だけでラジオの番組や本が一冊出来るほどのポテンシャル。読めば読むほど女に生まれたことがつくづく悔やまれる一冊です。
童貞映画ナイト、童貞辞典、童貞センター試験・・・。アホなくだらないことを真剣に妄想したり語り合ったりした中学時代。オトナになったからこそより俯瞰して語る童貞心。これこそが真の文化系オトナの正しい姿なのである。ま、女ですけど。