ホーンテッド・キャンパス 死者の花嫁 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041010518

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずじれったい森司とこよみ。
    あれだけこよみの事を助けていれば、もう普通の彼氏以上だと思うけど。
    オカ研は安定の5人のままがいいな。

  • 夏と言えば、夏合宿!
    その現場と、その前にきた依頼。

    図書館で勉強している時に見かけて
    連れてきた依頼者。
    記憶にあるのに、誰もその学生を知らない、という。
    探してみれば、謝り倒す人、という謎ばかり。
    事件内容を知ってしまったら、謎は解けましたが。
    そりゃ謝りたい。
    しかし、もう無関係なので良いのでは? と言いたい。
    いい人なんだろうなぁ、と、全然別を考えました。

    部長とお付の過去の2話目。
    村で閉鎖的、なのはよく分かりました。
    これはちょっと…という内容でしたが、姑も
    中々用心深いな、と。
    そして嫁達、ぶっちゃけすぎです。
    謎が分かって良かったですけど。
    閉鎖的な空間に嫁に行くときは、気をつけねば、ですが
    さすがにそうそう、これにぶち当たる事はないかと…。

    自然発火な3話目。
    いい人、は裏を返せば…ですが、うわべだけで
    プライド高そうなのは、それはそれで扱いやすいかと。
    分かれるのは楽でしょうし。
    幸せになれるタイプ、ではあると思います。
    自分の幸せしか考えてないわけですし。

    そしてようやく夏合宿! な4話目。
    怖がりなのに、どうしても~で挑んだ肝試しは
    お目当ての子とは、でしたけど収穫はあり?
    途中で止められたようなものですしw
    ふらふらしていた男は、きつい人生だったな、と。
    肯定されなければ、あやふやな存在になりますし。
    あれの中に入っても大丈夫、なくらい
    ない人生だったようですし。

    それをいうなら、彼女の伯母が語られる5話目?
    聞いた事はありますが、何故家族達は奉納されたのを
    壊したりしなかったのでしょうか?
    もう納められたから?
    しかもその後、せせら笑っているわけですし。
    はたから見たら、人の幸せ踏みにじって…ですが
    本人が何かしら思う事があるなら、良し?

    エピローグでは、何だか進展したような?
    いや、本人達はまったく進んでない気がしますが。

  • シリーズ第4弾。
    5話からなる短編集。

    部長と泉水の子供時代のお話と灘の家族も登場。
    いよいよ部員の過去へと話が進みだした。
    特別ハラハラ盛り上がるタイプのシリーズではないが、落ち着いて読み進められる。
    この先のシリーズもしばらくおもしろくなりそう。

  • #読了

    オカルト研究会、初めての?夏合宿!という事で、合宿行ってオカルトと遭遇(笑)
    こよみちゃんの大叔母様の話は、なんかなんとも言えない気持ちになったなぁ
    他に考え事しながら読んだからなんか重たかった( ´ ཫ ` )

  • 段々面白くなってきた
    部長の薀蓄がヤバイくらい聞いた事がない件
    サバトと黒ミサの違い(物語に絡む話)
    人体自然発火からのムカサリ絵馬
    これらの話が主人公のくっそ歯がゆい恋心に
    絡むのである(´・ω・`)面白いよー

  • 友達の紹介

  • 第4巻
    2016/5/2西図書館から借りた。
    第4巻

  • 過去編と最後の話は中々良かった。
    このくらいは胸糞悪い感じがあった方が、ホラーとして良いと思う。

  • 2014.12.22読了

  • 今回はあまり印象に残る話がなかった。
    淡路くん良い人すぎるでしょ…

    森司とこよみの仲が進展してきた。こよみの森司に対する気持ちが強くなっていっているのが分かる。
    肝試しで森司と璃子が手を繋ぎそうになって、思わず体が動いてしまったと。
    小山内は迷惑がられてる一方で、森司は親公認の仲だから、小山内はもう出番いらないですね。

著者プロフィール

1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。著作には「ホーンテッド・キャンパス」シリーズ、『侵蝕 壊される家族の記録』、『瑕死物件 209号室のアオイ』(角川ホラー文庫)、『虎を追う』(光文社文庫)、『死刑にいたる病』(ハヤカワ文庫JA)、『鵜頭川村事件』(文春文庫)、『虜囚の犬』(KADOKAWA)、『灰いろの鴉 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎』(ハルキ文庫)など多数。

「2023年 『ホーンテッド・キャンパス 黒い影が揺れる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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