万能鑑定士Qの探偵譚 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2013年11月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784041010556

作品紹介・あらすじ

波照間に戻った凜田莉子と小笠原悠斗を待ち受ける新たな事件。悠斗への想いと自らの進む道を確かめるため、莉子は再び「万能鑑定士Q」として事件に立ち向かい、羽ばたくことができるのか?

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

物語は、凜田莉子が波照間に戻り、新たな事件に挑む姿を描いています。彼女は過去の失敗を乗り越え、再び「万能鑑定士Q」として自信を取り戻す過程が魅力的です。特に、偽札事件を通じて彼女が成長し、周囲との関係...

感想・レビュー・書評

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  • 万能鑑定士シリーズの長編シリーズ。
    前回の『探偵の鑑定』の少し前に起きた波照間島での出来事を描いた本作。今作の莉子は、波照間に帰り自分を見失っている所から始まる。小笠原との微妙な関係性や、石垣島での伝説における莉子のトラウマ、コピアとの再会など多くの見所がある本作。その分、本のページ数も多いが読み応えの多い作品である。
    ストーリーも濃いものとなっており、『推理劇Ⅳ』で逮捕されたコピアがまさかの偽物であるということ、今までの推理劇シリーズ4編が全てコピアの手によって引き起こされておりタイトルこそが弧比類巻兄弟の犯罪記録そのものだったという所がメタでありながら上手くできているなと思いました。
    樫栗芽衣の事件が思ったよりも速く、残りのページをどのように消化していくのかが気になっていたところまさかのトラウマ解決とコピアとの対決に割かれていてとても面白かったです。コピアとの対決が今後の全体のシリーズのクライマックスに繋がっているのかなぁと、これからもシリーズを楽しんでいきたいと思いました。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
    凜田莉子:佐藤聡美
    小笠原悠斗:寺島拓篤
    葉山翔太:中村悠一
    荻野甲陽:平田広明
    宮牧拓海:福島潤
    雨森華蓮:日笠陽子
    凜田盛昌:千葉繁
    凜田優那:井上喜久子
    凜田タキ:野沢雅子
    弧比類巻修/黎弥:関俊彦
    弧比類巻祐司:屋良有作
    秋月暮人:代永翼
    樫栗芽衣:小清水亜美
    浦橋陽菜:金元寿子
    スコット・ランズウィック/ドゥエイン・ブレッティンガム:梅津秀行
    チョウ・ユイファン:水島裕
    槌島周径:田原アルノ

  • 東京に戻しちゃった~週刊カドカワの八重山オフィスに収まった小笠原はハッピーだが、仕事がないのは莉子も同じ。盆の祭に訪れた若い女性は偽の壱万円札を残して漁船で石垣へ帰っていった。編集長からオフィスを閉めるぞと脅された小笠原は、岡山から来た刑事達とその女性を追いかけることにしたが、莉子はチケットの破片から新潟空港に行くのだと言う。女性は偽名を使って短大に通っていたが、新潟に住まう親友は事情をしっていて、岡山の銀行に勤めて、現金5千万を徒歩で運んでいる隙に奪われ、偽札にすり替えられいたのだ。怪しげな投資会社は詐欺だ~南海の孤島では事件も起きないからねぇ。コピアってのはアンダルシア語で双子だってさ。堆朱の硯ね

  • 前作でコピアにあっさり勝ちすぎたのが不満だったけど、なるほどそういうことかと思えたので納得した。
    ストーリーはともかく、小笠原との恋愛の進展のなさにさすがにちょっとイライラしてきた。もはや「奥手」「草食系」じゃ説明にならない。いくら奥手でも相手も自分に好意を持ってくれているって分かったら行動すると思うんだけどなー。

  • 万能鑑定士Q、また新しいシリーズ探偵譚 がスタートしました。
    前作・推理劇の最後が今ひとつ、でしたし、
    今後、沖縄・波照間が舞台だと、事件も少ないし、どうなることだろう、と思ったのですが
    また莉子が復活、面白くなってきました。

  • こうやって
    いつもの場所に戻っていくんだね
    まだまだ
    始まった感じがしないから
    別のキャラクタを主人公にしたシリーズで
    彼女の未来を知っているから
    どうやって
    そこに近づいていくのかを楽しみながら
    世界に楽しく触れていっています

  • コヒルマキにしてやられ、失意した莉子は波照間島に帰ることに。

    小笠原も波照間オフィスに勤めることになったが。

    偽札事件から、コピアの仕掛けに乗って莉子が自信を取り戻し、東京に帰ってくる。

    小笠原との関係は相変わらず曖昧なまま。

  • 莉子が悩む家族を巻き込んで迷惑をかけたとか、ライオン事件とか、さっぱり思い出せなくて、本書了してから事件簿最終巻をめくり、推理劇4作をめくり倒した(^_^;)
    なるほどね。。祖母は莉子にとってとても重要だわ。。。
    悠斗の浮気(?)にダブルのコピアにマーベーの伝説。雑多なそれらが繫がって事件の解決と莉子の復活へと進む物語は見事。
    ただ莉子と悠斗の関係がいい加減どうでも良くなってきた感もあり!?笑だって、コピアが、素敵じゃない!?笑
    雨宮華蓮も好き。彼女のさらなる活躍も読みたいけど。。完結まで、あと少し!?

  • p189助手の牧瀬紅莉栖。

  • 立ち直る前に恋敵?

  • この作者の知識の幅にはいつも驚かされる。ここまでシリーズが続いてよくネタ切れしないな。

  • 『わたしは横領着服などしていません…』無実を主張し、波照間島から去った謎の女性。樫栗芽依と名乗った彼女は、未使用の偽札を残して姿を消した。鑑定家に徹しきれない自分を恐れ、事件に関わることを避ける凛田莉子。だが、小笠原悠斗には島からの撤退命令が出ていた…。悠斗への想いと自らの道を確かめるため、莉子は再び「万能鑑定士Q」として、羽ばたけるのか? ヒロイン・コージーミステリの原点、最高傑作!
    (2013年)

  • 記録

  • 万能鑑定士Qシリーズあまりに数が多く何から読むか迷ってしまい、手に取ったのがこの作品
    高校事変シリーズや千里眼シリーズと比較すると迫力に少し欠けるが論理的なところは魅力である。
    もう何冊か読んでみようと思う。

  • いつも通りそれなりに楽しめました。過去からの登場人物を絡めるのは、この著者の良いところですね。

  • 波照間が舞台。
    莉子も悠斗も波照間にいます。
    悠斗が角川書店の東京本社への帰還命令を受けたことから物語は始まります。
    今回は少し全体的に暗い話だったので、あまり楽しめませんでした。
    莉子が昔から怖がりで冷静な判断ができなくなる…?
    そういう描写って、今まで出てきたのかな…。
    記憶になかったので、ちょっとびっくりしました。
    まあ、それでも最後には、莉子の成長した姿を見られたので、これからの物語が楽しみです。

  • 波照間に戻った莉子は偶然、横領の疑いをかけられた女性と出会う。小笠原に恋心を抱く彼女。莉子は自らの怖れを払拭して再び東京に戻ることができるのか。
    久しぶりに出てきた華蓮がコピアと話すシーンが印象的だった。ここまでにつながるエピソードを読んできたけれど、コピアの正体について疑ったことはなかった。張り巡らされた伏線すごい。読み終わるのが惜しくなるシリーズ。勇敢な小笠原さんもすてきだった。

  • 波照間島から再び事件を追うことにより、自らの弱さを克服することができるのか

  • 万能鑑定士Qの推理劇の後の話。まさかこんな続け方が…。

  • 万能鑑定士Qの復活。いろんな人の思いを受けて、自分らしく生きることを見つめはじめた凛子。自らのウィークポイントもちゃんと受け留める強さも取り戻して一件落着。次回作はないのかな。

  • 面白かった

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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