御堂学院の神使官 十五の神隠し (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041010679

作品紹介・あらすじ

御堂学院に編入した普通の高校生・玉司真人。寮監督生の蘇王や、舎監の仏野に振り回される毎日。そんなとき学院に伝えられている「十五の神隠し」の伝説を聞く。しかも友人の中川が行方不明になってしまい――!?

感想・レビュー・書評

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  • 全寮制のお坊ちゃま学校、見目良いオノコたち、日本神話を基にしたミステリー…と、割とよくある設定だけど、だからこそウハウハもの♪それをこの先どのように個性的に展開させて行ってくれるのか楽しみです。神官の血筋ではあるものの、これまで全く知識も経験もなかった主人公・真人がよく祝詞みたいな?文言を覚えて「くるのまがり」を使えたものだw。「くるのまがり」と意思疎通が出来たらペットみたいで可愛いかも知れない。

  • 2013年11月6日読了

    久々の著者の全寮制ゴシックミステリ(個人的にはオカルトミステリ)で楽しかった。著者はこっちの方がキラキラ輝いてる気がするんだけどこれいかに。

    真人と蘇王の関係がべったりではなく、いい意味でドライな感じなのがいい。これからどう歩み寄っていくのかが気になる。結局は真人に対して蘇王が過保護ぶりを発揮するんじゃないかなと思うんだけど、若干の劣等感もあるようなので一筋縄じゃいかなさそう。
    環も不思議な存在感で、興味があるのかないのかわからないところが気になる。

    黒幕とその協力者(今の時点では)は今後どう動くのかなぁ。
    彼らの目的がハッキリしないので、もう少し手の内を見たいところ。
    続編もあるようなので早く読みたいです!

  • まだまだ序盤って雰囲気!まだまだそれぞれのキャラクターとのやりとりとか世界観とか深まるところはいっぱいある感じで楽しみですー

  • 田舎にある超お坊ちゃま校を舞台に繰り広げられるオカルトミステリ。すんなり世界に入り込めました。

  • 英国妖異端がまんま日本に舞台を変えて登場!って感じ。この作者さんらしい感じの作品です。

  • 英国妖異端がまんま日本に舞台を変えて登場!って感じ。この作者さんらしい感じの作品です。

  • 親の都合により、全寮制の男子校に入れられてしまった主人公。
    そこには、通うためにコネにした、母方の従兄弟がいた。

    妙な夢、そこに出てきたもの出現。
    分かりやすく王道です。
    そして全寮制男子校に、見目麗しい男子高校生。
    別の方向からきゃっきゃ言えそうな感じでもあります。

    ひたすらに人物が怪しい。
    小説とマンがしかいないと思っていた長髪みつ編み男子も
    見た目柔和そうな先生も、軽いように見える監督生も。
    キャラが立ってます、と言われればそうですけど
    従兄弟以外、実は全員敵でしたw と言われても
    そうですか、と納得できそうな感じです。

    ところであの台詞は、落ちてしまう間に言うものなのでしょうか?
    投げたらもう言い続けても大丈夫なのでしょうか?
    落ちるまで、なら、確実に言い切れない自信があるのですが…。

  • ちょっとオカルト的で私的には微妙な部分は無きにしも非ずだが、まあ、その辺りは何とか。
    英国妖異譚の日本版、という感じです。
    とりあえず導入編、なのはいいんだけど、イラストが全て同じ顔に見えるので誰が誰だよ! という気になります……。もうちょっと書き分けできる方にして欲しかったである。

  • ひとまずこれからという話なんだと思います。
    設定は英国シリーズと似ていますが、主人公の性格はまったく違う感じですね。ひとまず続刊待ちですが、絵師がキャラの描き分けが出来ていないので見てて疲れる。

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著者プロフィール

横浜市在住。「英国妖異譚」でホワイトハート大賞〈優秀賞〉を受賞しデビュー。シリーズ化され大人気に。主人公たちの成長に伴い、パブリックスクールを卒業した後は「欧州妖異譚」シリーズとして書き続けられている。その他ホワイトハートでは、「セント・ラファエロ妖異譚」「あおやぎ亭」がある。「ヴァチカン図書館の裏蔵書」シリーズ(新潮文庫nex)、「琥珀のRiddle]「倫敦花幻譚」シリーズ(ともに新書館)ほか著作多数。

「2023年 『シモン・ド・ベルジュはかく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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