迎撃せよ (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 111
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041010914

作品紹介・あらすじ

官邸に送られたメッセージ。猶予は30時間。緊迫が高まる中、航空自衛隊岐阜基地から、ミサイル搭載戦闘機F―2が盗まれた。犯行予告動画に、自衛官・安濃は戦慄した。俺はこの男を知っている!

感想・レビュー・書評

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  • 米軍の一部勢力では無く、北の方の一部勢力と組んじゃったパトレイバー2的な。
    あるいは、亡国のイージスの空自版か。
    読んでてテンポは良いんだが、根本的なところで筋がなあ
    [more]
    そもそも加賀見さんの動機が滅茶苦茶すぎるだろw
    XASM-3はバリスティック(弾道弾)じゃねえしw
    そして、PAC-3に簡単に補足・撃墜されちゃうXASM-3でいいのかよwとか
    そもそも空対艦ミサイル三発だけじゃ奪われても脅迫として成立してないだろwとか
    そして、北の権力闘争との絡みがあるようで、無いよねw

  • 亡国のイージス系のお話。女性パイロットの仇討ちはリアリティが無いかな。テロリストグループの日本人があっけなく捕まってしまうのも腑に落ちない。それでも、次の展開を期待してページを読み進めさせるだけの上手さがある

  • ノンストップ・ミリタリー小説。時系列で、なおかつ○二○○(マルフタマルマル)なんて書き方が良い感じだ。テロリストと自衛隊のミサイル防衛システムに関わる自衛官との闘い。特に女性自衛官・真樹が本作品の重要な役を担っている。あとがきを読むと、どこか有川浩を思わせるような書きぶりで、本作品も空幕広報室のお世話になったらしい。続編の『潜航せよ』も読んでみよう。

  • 160731図

  • 20160703 030

  • 再読。普通このジャンルの作品は再読しないのだが、耄碌してBOOKOFFでついつい手を出してしまった。さて、2017年現在、最初の読了の時とは状況がかなり変わっている。なんと言っても今年の漢字は「北」。遂に大陸間弾道ミサイルの技術を確立した北朝鮮は、本書のようにまどろっこしいこのをせずに日本のみならず米国にミサイルを撃ち込むことが出来るようになった。実際に飛翔体が日本を目指して飛んでくる事態が出来しているのである。まさにBMDを頼りに安全が担保されている事態が日本の安全保障を大きく揺さぶっている。北は固形燃料による技術も確立しており、不意にミサイルが飛んでくることも想定に入れなければならなくなってきた。BMDは複数のシステムによりミサイルを迎撃し防衛する仕組みであるが、イージスアショアの導入によりイージス艦による洋上高高度迎撃をより確実にするためとさらにこの不意に対応しイージス艦の運用を楽にするもので18年以降導入される。現実は小説より厳しいものになりつつある。

    初回読了時感想
    福田和代なる作家の国防ミステリー。日本の防衛の基盤は中国や北朝鮮を念頭に置いたBMD(ミサイル防衛)なくしては語ることができない。両国とも日本を射程に入れるミサイルを保有し、中国ではミサイル弾頭に核を搭載することも可能である。日本を目指して飛翔してくるこれらミサイルを空中にて破壊することなしに本土防衛はおぼつかない。更に悪いことに近年では北朝鮮もミサイルへの核搭載技術を完成して核弾頭を幾つかすでに保有していると言われてる中でいかにして本土へ飛来するミサイルを迎撃するか、このミッションを担当する航空自衛隊の役割は重い。本作では、F2が新型ミサイルを搭載したまま何者かに乗っ取られる。BMDの有効性を証明したい元自衛官と北朝鮮でクーデターを画策している部隊の陽動作戦の意図が絡みあい国家テロが発生する。

  • 続編の「潜航せよ」を先に読んでいたので、読めて良かった。ある登場人物が急に(?)裏切り行為をしたので、「???」となってしまった。

  • 偶々なのだが、実は7月に自衛隊の“ペトリオット”を見学する機会が在った…本作でも登場するのだが…こうした装備が何故在るのか、これらを使って何が出来るのか、何が出来ないのか、というような問題が読み易い型でシミュレーションされているような感の作品だ…また、各々の背景や思いで、非常事態、或いは非常な事件の渦中で蠢く作中人物達の群像劇として、なかなかに興味深い…

  • テロを以て平和ボケした日本の防衛体制に喝を入れる、とはどこぞで読んだ記憶がある。そう、『亡国のイージス』だ。

    この作品は、『亡国のイージス』の二番煎じか、否それ以下だ。

    『亡国のイージス』には人間ドラマがあったが、この作品からは、その骨組みだけを拝借したようで、全く見所がなかった。

  • 話が淡々と進んでしまっている感じがした。しかしスピーディーな展開に終始ドキドキさせられました。
    また、多人称視点なので誰かに感情移入しやすいのでは。

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著者プロフィール

1967年神戸市生まれ。神戸大学工学部卒業後、システムエンジニアを経て、2007年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』でデビュー。著作に、『TOKYO BLACKOUT』『オーディンの鴉』『ハイアラート』など。

「2018年 『黄金の代償』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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