魔女の宅急便 5魔法のとまり木 (角川文庫)

  • 440人登録
  • 3.83評価
    • (25)
    • (41)
    • (38)
    • (1)
    • (1)
  • 42レビュー
著者 : 角野栄子
制作 : こより 
  • 角川書店 (2013年11月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041010938

作品紹介

19歳になったキキ。あいかわらずそばには、相棒の黒猫ジジ。そんなジジにもヌヌとの素敵な出会いがありました。そして…長かったとんぼさんとの関係も大きく動き…。キキの新たな旅立ちの物語。

魔女の宅急便 5魔法のとまり木 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • キキ、19歳。
    独り立ちしたての後輩魔女にアドバイスが出来るお姉さん魔女になりました。
    でも、何歳になっても悩みはあるし、イライラもしてしまう。
    今回も不安定な感情を持て余しているキキにどうしようもなく共感してしまった。
    理由は前とは違う。
    はっきりした理由なんてなくて、本当のとこなんて自分にだって分からない。
    私はキキよりも長く生きているけれど、いつだってぐるぐる、あたふたしている。
    その時その時にちゃんと自分の気持ちに耳を傾けることが大切なのかなと思う。
    あとは焦らないこと…なのかな。
    すぐにどうにかしようとか、答えを出そうとか考えない方がいいことも多い気がする。

    魔法が思うように使えなくなったキキに寄せられる言葉の数々が本当に素敵。
    全部本当のことだと思う。

    とんぼさんとの恋も素敵に育ってうらやましいかぎり。
    20歳の誕生日をお祝いする手紙の文章がとても優しくてドキドキ。
    「わたしのこと、すき?」
    「愛してる?」
    「どのくらい?」
    このちょっと困る質問に、キキにとっての1番嬉しい答えを返すとんぼさんに拍手。
    ただ、同じ答えを他の女性にしてもダメ。
    要するに全部そういうことなんだなぁ…。

    最終巻が早く読みたいな。
    15年後、35歳のキキはどんな女性になっているんだろう?

  • 自分が自分でなくなるような、そんな感じだったのかもしれません。ほうきが高く飛んでくれなくなり、そのせいで頼まれたことも失敗してしまいます。でも失敗と思っているのはキキだけで、依頼主は大満足。キキは自分が魔女であることにこだわりすぎていたのかも、と思いました。序盤に別の、一人立ちしたばかりの魔女が登場し、魔女として歩み始めたころのことを思い出していたせいかもしれません。あるいは、四巻で母親のコキリさんが病気をしたせいかもしれません。自分という存在について、あらためて考えさせられました。

  • 一巻から一気に読みました。

    最初は、児童書のようで陽気で明るいワクワクする物語だったのですが、途中からキキの人間らしさがにじみ出ていて、作品に対する印象がごろりと変わりました。

    なにげないことに、嫉妬してしまったり、弱気になったり、悩んでしまうキキはジブリの映画のキキよりも自分に近く感じられ、アニメよりも感情移入して作品を楽しめました( ^ω^ )

  • 「魔女の宅急便」、シリーズ5作目です。
    親元をはなれて悪戦苦闘していた女の子が、
    もう20歳になります。

    魔女猫のジジは、白い猫の恋人ができて、おとなの猫言葉を話そうとします。
    そのせいで、ときどきジジの言っていることがわからなくなってしまうキキは
    さびしい気持ちになってしまいます。

    ちょっとだけ魔法にスランプを感じたり、
    仕事で少しだけ嫌な思いをしたりするけれど、
    キキはやっぱり元気です。

    大好きなトンボとの仲も気になるところ。



    素敵なエピソードがいくつもあってホッコリしているところで
    驚きのラスト。

    キキが大人の女性になるところをもう少しじっくり読みたいなぁ、とも思いますが、
    それは読者への宿題ですかね。

    優しい文章に、癒されますよ~。

  • 焦る心。
    でもそれを八つ当たりのように何かにぶつけてもいいことはないよね。
    それにしてもトンボさんはマイペース。
    いや、多分トンボさんも色々考えてるんだろうけど、表現が上手じゃないのよね。だけど、あの手紙の中には溢れるほどの気持ちが込められているんだろうな。

  • キキはコリコの街からほぼ出ないままで、学校も行ってないし、狭い人間関係で生きてきたような気がするけど、いいのかな? あとジジは二十歳でも元気いっぱいで、やっぱり普通の猫より寿命長いの? いいなー(>人<;)

  • キキもとうとう20歳になり、ずっと離れていた間文通していたとんぼと再会し、結婚へ。ほうきがうまく飛んでくれなかったり、ジジが言葉を忘れちゃったり、問題は起きつつも、今まで出会ったひとたちに支えられて、乗り越える姿に魔女だからとは別の羨ましさが読んでいて芽生えました。次は随分時間が経ったあとなので、どんな風になっているのか気になります。

  • あれ、ここの話しってなんとなく
    ジブリ映画に出てきた内容と似てるとか

    エンディングで出てたジジのシーンは
    こういう話だったのね
    って思いながらほほぉ~って感じで
    読んでました。

    最後の5行には
    (゜Д゜) ハア??
    って感じでびっくりしました。

  • 国民的ジブリ映画『魔女の宅急便』原作の5作目。

    キキが20歳になります。
    そして・・・、おっと、これ以上はさすがにネタバレ。

    書籍の成り立ちをよく分かっていないまま、ずっと読み続けてきましたが、どんどん時代背景が現代に追いついているな、と思いまして、少し調べました。

    1985年にジブリ映画となった1作目がリリースされて、8年後に2作目、7年後に3作目・・・、と長い年月をかけながらリリースされ、2009年にリリースされた第6作目を持って完結したということで、そもそも2作目がリリースされているのが、ジブリ映画後なんですね。

    ということは、そもそもが、2~6作目は、ジブリでみんなが良く知っている『魔女の宅急便』のスピンオフというか、その後的なスタンスだったんですね。

    と、まあ、前置きはこんなところで。
    どんどん成長するキキ。ジジも大人になっていき、少しさびしいというか。
    上手く表現できないけど、お話自体が、ゆったり進むので、何かこう、自分自身の成長過程を思い出しながら読めてしまい、思春期や青春期を懐かしみながら、歳を重ねていくことの寂しさなような、そんな感じなのかな。

    こういう感情を表す、いい日本語があったような気がするけど、ボキャブラリーが無くて、パッと出てこないや。

  • 二十歳を目前に焦るキキの気持ちを描いた巻。
    正直、ラストがあっけなさすぎるかなって思った。

全42件中 1 - 10件を表示

角野栄子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

魔女の宅急便 5魔法のとまり木 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする