9の扉 (角川文庫)

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本棚登録 : 355
感想 : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041010952

作品紹介・あらすじ

前の筆者がお題とともに、バトンを渡す相手をリクエスト。9人の個性と想像力から生まれた、驚きの化学反応の結果とは!? 凄腕ミステリ作家たちがつなぐ心躍る企みをご堪能あれ!

感想・レビュー・書評

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  • ミステリー作家が次のお題と回す人を決めて後を託すバトン形式。
    各作家が自分より前までに出てきた設定や人物、単語をちりばめるユーモアもあり、1時間もあれば読めてしまうスケール感。
    それぞれの話が短いため物足りなさもあるが、短い中にも作家ごとの色が出るところは面白かった。

    猫好きの人は必見。
    最後から最初へのつながりが秀逸。さすが辻村深月!

  • どれも如何せん短すぎて、食い足りない感じが残って(特に冒頭の北村さんの話はもっと読みたい!)でもサラッと読めて面白かった。竹本健治さんは、お題と舞台設定の組み合わせが巧い!貫井さんは、さすがというか、最初に『愚行録』を読んだのがいけなかったのか、あれでうわぁぁ〜!となってしまい、他は読んでないのよね…。上手でした。一番好きだったのは、最後の辻村深月さん。似たような話を読んだ記憶はあるけれど、いいお話でした。

  • 9の扉 https://fuksi-kagk-u.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=087373
    執筆者が次に書いて欲しいお題と共にバトンを渡す相手をリクエストするリレー短編集です。
    9人の作家さんによる、色々な短編が入っているので読みやすい本です。

  • 9人の作家さんのリレー形式の短編。半数以上が初読み作家さん。ファンタジー、怪奇現象は苦手な自分だからどうかと思いながらだったけどやっぱり苦手なところは飛ばし読み。貫井さんから歌野さんへのリレーが好み。それでもそれぞれの作家さんの読みかえしてしまう面白さが味わえる。自分の好みも確認できる。

  • 北村薫「くしゅん」★
    法月綸太郎「まよい猫」★★
    殊能将之「キラキラコウモリ」★★
    鳥飼否宇「ブラックジョーク」
    麻耶雄嵩「バッド・テイスト」
    竹本健治「依存のお茶会」
    貫井徳郎「帳尻」
    歌野晶午「母ちゃん、おれだよ、おれおれ」
    辻村深月「さくら日和」

  • 3

  • リレー短編集とのことですが、次の方を指名してお題を出すという形なので特に縛りがあるわけではありません。一話だけで十分楽しめるのに、ちょっと遊びで前の作品と絡めたりガッツリ設定を引きずったりと本当に楽しいリレーになっていました。バトンを渡すときの一言も楽しかったのですが、アンカーから順に戻ってくるあとがきのリレーもとても良かったです。この作家陣ですからもちろんはずれなし!ラストの重責をきっちり果たした辻村さんに拍手!好みは貫井さんからの歌野さん。鳥飼さんだけは初読みだったので是非他の作品も読んでみたいです。

  • 一編一編が短くてもの足りない感があるけど、人気作家のリレー小説という面白さがあってよいと思います。
    一編読むのに10分もかからないから、スキマ読書にどうぞ!

  • 執筆者が、次に書いて欲しいお題と共にバトンを渡す相手をリクエスト。

    という企画が面白そうだったし、
    知ってる作家さんが多数参加されているので買ってみた。

    「キラキラコウモリ」 ~ 「ブラックジョーク」 ~ 「バッド・テイスト」

    「帳尻」 ~ 「母ちゃん、おれだよ、おれおれ」

    この流れがよかった。
    お笑いコンビはなんとなくロザンの二人をイメージした(笑)
    後者は、2作で1つの作品かと思えるほど秀逸な連作。

    「さくら日和」
    最後締めくくるにふさわしい作品。
    たい焼きにまつわる失恋ストーリーなのだが、春の心地よい雰囲気が伝わってくる。

    逆に、「依存のお茶会」は浮いてるかなぁ。

  • [北村薫さん関連の記事あり]
    「くしゅん」 北村薫(『ヴェネツィア便り』に収録)

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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