禍家 (角川ホラー文庫)

著者 :
制作 : 大槻 香奈 
  • 角川書店
3.29
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本棚登録 : 135
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041010990

作品紹介・あらすじ

12歳の少年・棟像貢太郎は、東京郊外に越してきた。しかし、初めて住むはずのその家に既視感を覚えると、怪異が次々と彼を襲い始める。やがて貢太郎が探り出した、家に隠された驚愕の真実とは!?

感想・レビュー・書評

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  • 始めはB級ホラー映画の様だなぁと思って読んでいたのですが、最後の数ページでガツンとやられました。
    やはり幽霊より人間の方が断然怖い。
    三津田作品にしては怖くない方だと思う。

  • どこかイマイチ感

  • 一つ一つの細やかな描写が読者もその空間にいるような錯覚に落とし入れてくれる。特に音に関する描写は秀逸で鳥肌もの。
    三津田心臓の本は全て読んでいるがこれは他の作品よりも読みやすく面白い。

  • 元々ホラーよりのミステリを書く作者ですが、今回はホラー・・と思ったら真相はミステリ要素が。なにからなにまでってわけでもなくて、ホラーな部分は世界観というか設定として呑み込んだうえでの真相。ミステリよりのホラーという感じ。
    ただのホラーだと元々そんなに興味がないので「だからどうした?」くらいにしか思わないんですが、ミステリ要素が入って個人的にグッと面白さが。
    でも問題は最後まで読まないとそれには気づかずに「ホラー小説」で終わっちゃうんだろうなあ。もったいないなあ。

  • 家に潜む怪異と、既視感が怖いです。
    怪異に論理的な解釈をつけるところが、いつもながらさすがです。
    終わり方がなんとも、不気味です。

  • 気持ち的には星3.5くらい。

    引っ越した家で次から次へと怪奇現象に襲われる
    恐怖体験を描いたホラーとしては十分怖かったけど
    ラストの展開含めてちょっと惜しいというか
    練りこまれてない感じがした。

    作者のほかの作品の出来を知ってるからこそ
    ハードルが上がってる部分もあるけど。

    森の屋敷神をもう少しうまく使えてれば。。

  • この一冊の恐怖が、一週間にたった一人の少年に降りかかったかと思うと…怖ッ!少年、強い!
    よくちゃんと毎日家に帰ったな。

    祖母と二人で引っ越した先の家で起きる怪異。
    老婆の伸びる手、首のもげた女、風呂場に出る赤子…友人の少女と調べるうちに、信じられない真実に辿り着いて…。

    Jホラーだ。三津田さんの作品はいつも「音」が聞こえてきてぞわぞわする。ひたひたっ。

    2018/2/26
    おや...?本棚にもうあるな。買っていたか。
    光文社文庫から合わせて3回目の読破。

    千葉から東京、武蔵名護池 盂怒貴(うぬき)町に越してきた12才の棟像貢太郎(こうたろう)。両親が事故で亡くなり、祖母と暮らすことになった。
    初めて来たはずなのに既視感を覚える。

    一人でその家にいると怖い目にあう...のに、負けない貢太郎。友人になった少女と過去の事件を調べたり、近寄りがたい老人に話を聞いたり。
    そして、貢太郎と怪異との戦いが始まる!

  • うーん、いまいち怖くない。
    主人公の男の子が冷静に怖がってるせいなのか、もうひとつ怖くない。設定的には町ぐるみで不気味さを演出していてもいいのに、不気味なのはじいさん一人だし、森の扱いも中途半端な感じだし。結局家の怪異が何を意味してるのかいまいちわからないし。おしい作品だなぁ。

  • 両親を亡くした少年は、祖母と暮らすため郊外に越してきた。そこは初めての土地だったが町並みにも家にも既視感があった。
    今までの経験上、こういう場合はろくな目にあわない。
    ここでとんでもない経験をするのでは…?不安を抱える少年に老人が語りかける。
    「ぼうず、おかえり・・・」

    少年を襲う怪奇現象。家に隠された秘密とは?戦慄のホラーミステリー作品。
    読む前に期待していた通りの作品でした。ホラーが苦手な方には全くオススメできません。
    しっかり怖くて、それだけじゃなく謎解き要素もあって。怖いながらも楽しめました。

  • 事故で両親を亡くした少年・貢太郎は、祖母に連れられて都心から離れた町へと引っ越す。12年間、生まれた土地から出たことはなかったのに、引っ越した町に抱く既視感。しかも不気味な老人から「ぼうず、おかえり」と声をかけられる。引っ越した晩から貢太郎を襲う怪異現象。貢太郎は町内会長の孫・礼奈に協力を求め、この町の過去を調べはじめる。

    怖がりなんだからやめときゃいいのに、ついつい手を出してしまう三津田さんのホラー。姿は見えないけれど気配はあるって怖すぎる。よくもこんな家から逃げ出さずに住みつづけるもんだ。で、気配だけのはずが、途中から生首やら四肢ちょん切れかけの幽霊が出てきて失笑。真相は面白く、オカルトに終わらず、ちゃんと生身の人間が犯人なのはよかった。だけどその終わり方は嫌すぎでしょう。もっとスッキリ感じよく終わってくれないと眠れない(笑)。

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著者プロフィール

2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、映画化もされ話題を呼んだ『のぞきめ』、『禍家』『凶宅』『魔邸』からなる〈家三部作〉、『黒面の狐』『わざと忌み家を建てて棲む』『忌物堂鬼談』など多数。

「2018年 『犯罪乱歩幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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