禍家 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.31
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本棚登録 : 263
感想 : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041010990

作品紹介・あらすじ

12歳の少年・棟像貢太郎は、東京郊外に越してきた。しかし、初めて住むはずのその家に既視感を覚えると、怪異が次々と彼を襲い始める。やがて貢太郎が探り出した、家に隠された驚愕の真実とは!?

感想・レビュー・書評

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  • 児童文庫かと勘違いしそうな見た目に見合わない怖さでした。1時間で読めるので手軽でした。


    あらすじ

    中学一年生の棟像貢太郎は両親を事故で失い、祖母と2人で引っ越しをした。不思議な既視感に襲われる貢太郎だったが、町の人々はみな優しく、新生活を楽しんでいた。

    しかし、町の外れには上総の森という不気味な森があり、そして怪しい老人におかえり、と言われたことから怪奇が貢太郎の身に次々と襲いかかる。森に足を踏み入れた途端、見えない霧に追いかけられたり、夕暮れになると家に手足の長い老婆が現れたり、とやまない怪異に貢太郎は怯えた。町にある4つの化物屋敷という話を仲良くなった礼奈から聞いた貢太郎は、自分の家も化物屋敷ではないかと考え、礼奈と共に家について調べ始めるのだが…。



    すごい。

    これは読んだ方がいいかも。もちろんオカルトちっくなところも随所にある。鎮守の森やら、屋敷神やら。だが、それよりも人間の方に主軸が傾いており、どんでん返しが最後にあったり、と読み終わってすっきりとした。ただのホラーよりもこういったミステリーも含んだものが好きなら大推しします。



  • 12歳の貢太郎が両親を亡くし祖母と田舎に越してきた家で怪奇現象に襲われる怖い家のお話

    子供が因縁に巻き込まれて酷い目に合う系のお話でいまいち好みな人物もおらず、なにより貢太郎が妙に大人びていて好みではなかったです
    犯人もあまり意外性なかった

  • 始めはB級ホラー映画の様だなぁと思って読んでいたのですが、最後の数ページでガツンとやられました。
    やはり幽霊より人間の方が断然怖い。
    三津田作品にしては怖くない方だと思う。

  • どこかイマイチ感

  • 一つ一つの細やかな描写が読者もその空間にいるような錯覚に落とし入れてくれる。特に音に関する描写は秀逸で鳥肌もの。
    三津田心臓の本は全て読んでいるがこれは他の作品よりも読みやすく面白い。

  • 元々ホラーよりのミステリを書く作者ですが、今回はホラー・・と思ったら真相はミステリ要素が。なにからなにまでってわけでもなくて、ホラーな部分は世界観というか設定として呑み込んだうえでの真相。ミステリよりのホラーという感じ。
    ただのホラーだと元々そんなに興味がないので「だからどうした?」くらいにしか思わないんですが、ミステリ要素が入って個人的にグッと面白さが。
    でも問題は最後まで読まないとそれには気づかずに「ホラー小説」で終わっちゃうんだろうなあ。もったいないなあ。

  • 家に潜む怪異と、既視感が怖いです。
    怪異に論理的な解釈をつけるところが、いつもながらさすがです。
    終わり方がなんとも、不気味です。

  • 気持ち的には星3.5くらい。

    引っ越した家で次から次へと怪奇現象に襲われる
    恐怖体験を描いたホラーとしては十分怖かったけど
    ラストの展開含めてちょっと惜しいというか
    練りこまれてない感じがした。

    作者のほかの作品の出来を知ってるからこそ
    ハードルが上がってる部分もあるけど。

    森の屋敷神をもう少しうまく使えてれば。。

  • うーん、いまいち怖くない。
    主人公の男の子が冷静に怖がってるせいなのか、もうひとつ怖くない。設定的には町ぐるみで不気味さを演出していてもいいのに、不気味なのはじいさん一人だし、森の扱いも中途半端な感じだし。結局家の怪異が何を意味してるのかいまいちわからないし。おしい作品だなぁ。

  • 2014/10/1 AmazonにてDL購入。(角川フェアのため¥605を¥280で)
    2021/9/11〜9/15

    三津田さんのホラーミステリ。両親を事故で亡くした貢太郎は、祖母と暮らすことになる東京郊外に引っ越してきた。初めてのはずの土地であるが、住むことになった家に既視感があった。一人になると次々と怪異現象が起こって・・・
    いやあ、怖い。これは怖い。これまで読んだ三津田作品で最も怖かったかも。伏線の回収も見事でホラーとしてではなく、ミステリとしても一級品。

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著者プロフィール

ホラーミステリ作家。2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー(文庫版は『忌館』と改題)。2010年『水魑の如き沈むもの』で第10回「本格ミステリ大賞」を受賞。2016年『のぞきめ』が映画化される。主な作品に刀城言耶シリーズ、家シリーズ、死相学探偵シリーズ、幽霊屋敷シリーズ、物理波矢多シリーズなどがある。近著は『怪談のテープ起こし』(集英社文庫)、『黒面の狐』(文春文庫)、『白魔の塔』(文藝春秋)など。

「2021年 『忌名の如き贄るもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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