- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041010990
作品紹介・あらすじ
12歳の少年・棟像貢太郎は、東京郊外に越してきた。しかし、初めて住むはずのその家に既視感を覚えると、怪異が次々と彼を襲い始める。やがて貢太郎が探り出した、家に隠された驚愕の真実とは!?
感想・レビュー・書評
-
'23年12月8日、読了。Kindle unlimitedで。三津田信三さんの小説、何時ぶりかな…?
Unlimitedで見つけたので、「ラッキー!」と、読み始めました。刀城言耶シリーズは、皆ぶ厚くて、イマイチ苦手だったので…丁度いい、と。
面白かったです。ホラー+ミステリー要素もあって、楽しめました。僕的には、ホラーとして楽しんだかな。不覚にも、ラストまでミステリー要素に気が付きませんでしたಥ‿ಥ
三津田さんの小説、積読状態で何冊かあって…これを期に、刀城言耶シリーズにチャレンジしてみようかな…それとももう少し薄めの本で…うーん…(ᗒᗩᗕ)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幽霊屋敷を題材とした小説が多い三津田信三さんの作品。
結構前の作品ですが、しっかり怖かったです!
じめじめした怖さと展開が面白く、ホラー作品は三津田さんばっかり読んでます。
中学生の男の子が引っ越した先の家で恐ろしい怪異に何回も遭遇するんですが、表現が絶妙で映像のようにイメージできます。
夜寝る前にオススメです...。 -
中学生の頃にお友達から誕生日プレゼントでもらった小説。
家で毛布被りながらビクビクしながら読んでたなあ。よく覚えてます笑
霊的な怖さと人間的な怖さ両方が味わえる作品だった。 -
面白かった。面白かったけど、釈然としないところはいくつかある。
全体として怖がらせにきてるのが強く出ているので、ジャパニーズホラー映画を観ているよう。
特筆すべきところは無いけど、普通に面白かった。 -
12歳の貢太郎が両親を亡くし祖母と田舎に越してきた家で怪奇現象に襲われる怖い家のお話
子供が因縁に巻き込まれて酷い目に合う系のお話でいまいち好みな人物もおらず、なにより貢太郎が妙に大人びていて好みではなかったです
犯人もあまり意外性なかった -
始めはB級ホラー映画の様だなぁと思って読んでいたのですが、最後の数ページでガツンとやられました。
やはり幽霊より人間の方が断然怖い。
三津田作品にしては怖くない方だと思う。 -
どこかイマイチ感
-
一つ一つの細やかな描写が読者もその空間にいるような錯覚に落とし入れてくれる。特に音に関する描写は秀逸で鳥肌もの。
三津田心臓の本は全て読んでいるがこれは他の作品よりも読みやすく面白い。