とんずら屋請負帖 仇討 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 61
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011249

作品紹介・あらすじ

船宿「松波屋」に新顔がやってきた。船頭の弥生が女であること、裏稼業が「とんずら屋」であることは、絶対に明かしてはならなかった。いっぽう「長逗留の上客」丈之進は、助太刀せねばならない仇討に頭を悩ませて。

感想・レビュー・書評

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  • 2018.10.07. 読了

    とんずら屋 第2弾

    澤岡左門に会ってみたいなぁ

  •  とんずら屋、二作目。読ませます。善と悪がはっきりしているので、安心して読めます。

     弥生ちゃんが、抜き差しならぬ状態になってきました。そして若旦那に揺れ続ける。もう、どうなるのかしら?

  • 女であることを隠し、伊勢崎町の『松波屋』で船頭を務める弥生。この船宿には裏稼業があった。何かから逃げだいと望む者を、金子と引き換えに綺麗に逃がす、「とんずら屋」。宿に長逗留する丈之進は、こちらもわけあって呉服問屋の跡継ぎを装っているが、国許からの「仇討の助太刀をせよ」との要請に、頭を悩ませていた。そんな船宿に、お鈴という新顔の女中が。どこか武家の匂いが漂うお鈴、それぞれの事情が交錯して―。

  • 男装の逃がし屋パート2。
    現代版もできないかしら?(夜逃げ屋本舗ってあったけど)

  • とんずら屋シリーズ第二弾。
    女であることを隠して船頭として弥生が働いている松波屋。その裏稼業はとんずら屋だった。
    松波屋に新しく雇われた女中の鈴は、武家の出自のようだった。
    一方、身分を隠して松波屋に長逗留している各務丈之進は、国許からの「仇討の助太刀をせよ」との要請に頭を悩ませていた。

    今回は仇討のお話。
    時代小説では仇討のお話はそう珍しいものではありませんが、ひとたび田牧さんの手にかかれば、様々な者の思惑が絡み合い、幾重にもかくされた真実には読み手はなかなか辿り着くことができません。
    一筋縄ではいかない展開にまどろっこしさを感じますが、その分読み応えがありました。

    前作よりも存在感を増した主人公の弥生には成長が感じられ、親戚のような気持で読みました。
    やっぱり主人公に安定感があると安心して読めますね(前作が結構不安定だったので・・・)。

    お家騒動は終息の方向で進んでいると思ったのですが、今後は弥生が切り札となって一波乱ありそうな展開になってきたので続刊が待ち遠しいです。

  • 主要キャラに加え、なかなか良い味のキャラが登場。
    鈴音さんは「嫌な女だな~」と思って読みはじめたけれど、そういうカラクリがあったのね、ということで納得。
    啓次郎さんの出番が少なめ・・・。

  • とんずら屋第二弾長編。訳ありそうな女中に訳ありそうな侍。仇討ちに巻き込まれていく。弥吉・弥生の行動が中途半端だよなあと思うことしばしば。人たらしの魅力もいまいち伝わらない…。今回は若旦那と、佐門がとてもよかったのでもう出番なしと思うと残念…。あと解説で作者が女性と知り驚き。

  • とんずら屋第二弾。
    今回メインの仇討話にふれながら
    色々な人の思いが語られる。
    なかなかややこしい。
    とんずらについては、さらっと。

  • とんずら屋シリーズ二作目。一作目よりも深みがあり物語が締まっていた。
    あちこちにちらばる謎が前作より物語の軸をぶらすことなく描かれていて読みやすかった。次も期待!

  • 啓治郎ほとんど出番なし。若旦那が素敵すぎる。

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著者プロフィール

田牧 大和(たまき やまと)
1966年、東京都生まれの小説家。明星大学人文学部英語英文学科卒業。市場調査会社に勤務しながら、ウェブ上で時代小説を発表していた。2007年『色には出でじ、風に牽牛』(『花合せ』)で第2回小説現代長編新人賞を受賞。
代表作に、『花合せ 濱次お役者双六』などの「濱次シリーズ」、『鯖猫長屋ふしぎ草紙』の「鯖猫長屋シリーズ」などがある。

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