ジェノサイド 上 (角川文庫)

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  • KADOKAWA/角川書店
4.14
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本棚登録 : 5780
レビュー : 410
  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011263

作品紹介・あらすじ

イラクで戦うアメリカ人傭兵と日本で薬学を専攻する大学院生。二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。一気読み必至の超弩級エンタメ!

感想・レビュー・書評

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  • こらあああ!何だこれはああ!
    面白すぎるだろ、ジェノサイド!

    まじで5分の隙間を見つけては読んだ。
    スピード感がずっと落ちない。まだ上巻なのに、下巻かと思わせるほどにノッている。
    視点が変わっても退屈させる暇を与えない。
    繰り返す!スピード感!!

    よく「ハリウッド映画みたい」という感想を目にするけど、理由がわかった。
    遺伝子変異、新人類、暗号解読と登場する単語のスケールがでかくてワクワクを唆る。
    専門的になりすぎず、かといって読者を信頼させるに足る情報量。
    全く無関係だった、遠く離れた国にいる人達が繋がり始めた時に感じるゾクゾク感。
    全てが楽しい!夢中でページを繰る楽しさを感じさせてくれる本。

    しかしテーマが重くて、人間が引き起こすジェノサイド(大量殺戮)の愚かさに頭を抱えたくなる場面も。最近読んだ「虐殺器官」にかなり通じるところがあった。
    この本に書かれていることがもし現実に起こってしまったら、やっぱり人間は滅びるしか道はなさそうだ。

    ここから下巻に向けてつまらなくなるはずがない!そのまま突入ーー!


    ちょっとしか出てこないけど、天才韓国人留学生のジョンフンが好きすぎる。メインキャラの研人より好き。

  • アフリカで発見されたある事実によって、アメリカ政府が動き出した。
    アフリカに送り出された部隊と、日本で普通に生活していた大学院生という、全く接点がない2つの視点を基本に物語が進んでいく。
    初めは日本での大学院生が遭遇する出来事がどういう風に物語にリンクしているのか分からなかったけれど、上巻最後でそれまでの出来事の繋がりが明らかになった。
    下巻はよりスリリングな展開になるんだろうなと思うと早く続きが読みたくなる。

    語られる話は医学科学などの専門用語が多々あるが、それほど混乱することなく要点は理解できる。
    あと、人間の暴力性や残虐性についてを濁さず書いていて考えさせられた。

    キャラクターでは、韓国人学生の李正勲が好きなので下巻で活躍を期待したい。
    どうやってこれからを乗り切るのか、最後はどんな風に終わるのか、想像できないので続きが楽しみ!

  • 【感想】
    かたや普通の日本の大学生。
    かたや色んな戦線を経験する軍人。
    一見何の関係もないようなこの2人が、どのように絡み合っていくのか。
    まずはそこから目が離せなかった。

    人類滅亡につながる感染が起こるのかと思いつつ、読み進めていくうちに物語はSFチックな局面に・・・
    収束が気になりつつ、一気に上巻は読み終えました。


    【あらすじ】
    イラクで戦うアメリカ人傭兵と、日本で薬学を専攻する大学院生。
    まったく無関係だった二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。
    アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。
    そして合衆国大統領が発動させた機密作戦の行方は―人類の未来を賭けた戦いを、緻密なリアリティと圧倒的なスケールで描き切り、その衝撃的なストーリーで出版界を震撼させた超弩級エンタテインメント、堂々の文庫化!


    【引用】
    ジェノサイド
    =大量殺戮


    p57
    ・エボラ出血熱
    人類が遭遇した中で最も危険な感染症。
    ウイルスが体の中に入り、脳を含めた全ての細胞に取り付いて食い破る。
    生きたまま、内臓や筋肉が溶かされた状態になる。
    エボラウイルスの致死率は90%
    病気の治療法はない。


    p60
    ・第一次アフリカ大戦@コンゴ
    死者の数は400万人、停戦協定は何度も破られ、今も戦闘終結の目処は立っていない。


    p65
    コンゴには、男たちの目を奪うような格好いい兵器は存在しない。
    ピンポイント爆撃などの洗練された戦術もない。
    大義もイデオロギーも愛国心もない。
    あるのは一切の虚飾を取り去った、剥き出しの戦争だ。


    p140
    アフリカのピグミーといわれる狩猟民族。
    森の中で暮らし、動物を狩ったり植物を集めたりして日々の糧を得る。
    10歳までは普通の人と同じように成長するが、そこぇ体を大きくするのを止め、以後は子どもと同じ体格のまま一生を送る。


    p288
    ルーベンスの見たところ、社会生活の中に見られるあらゆる競争の原動力は、たった2つの欲望に還元されるようだった。
    食欲と性欲だ。
    他人よりも多く食べ、あるいは貯め込み、より魅力的な異性を獲得するために、人間は他者を貶め、蹴落とそうとする。

  • 下巻で一緒に。

  • ずっと気になってた一冊。

    時々難しい話が出てきて理解力のない自分にはちょっと読みにくい所もあったが、読んでいくにつれて話にのめり込んでいった感じだった。

    世界観が壮大でなんとなく映画を見ているような話しだなと思った。


    まだ上巻、続きが気になり、楽しみな小説でした。

  • 面白い!
    いくつのも伏線が張り巡らせていて、上巻ではどういった結末に着地するのかが全く見えません。
    下巻も一緒に買っておいてよかった。

  • 読み始めると止まらなくな作品で、上巻を読み終えた後にそのまま下巻を読み進めている途中で、感想を書いていない事に気づきちょっとブレイクダウンです。

    思っている以上のスピード感で上巻が終わってしまいました。

    となれば、下巻ではどんな展開が待ち受けているのやら。

    想像するだけで期待が大きく膨らみすぎるので、全体の感想は下巻を読み終えた後にしよう。

    説明
    内容紹介
    イラクで戦うアメリカ人傭兵と日本で薬学を専攻する大学院生。二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。一気読み必至の超弩級エンタメ!
    内容(「BOOK」データベースより)
    イラクで戦うアメリカ人傭兵と、日本で薬学を専攻する大学院生。まったく無関係だった二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。そして合衆国大統領が発動させた機密作戦の行方は―人類の未来を賭けた戦いを、緻密なリアリティと圧倒的なスケールで描き切り、その衝撃的なストーリーで出版界を震撼させた超弩級エンタテインメント、堂々の文庫化!
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    高野/和明
    1964年生まれ。2001年に『13階段』で江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。『ジェノサイド』で山田風太郎賞、日本推理作家協会賞を受賞した他、「このミステリーがすごい!2012年版」「週刊文春ミステリーベスト10」の1位を獲得。自著のドラマ化『6時間後に君は死ぬ』では脚本・監督も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • アメリカの民間軍事会社に雇われている兵士、ジョナサン・イェーガーと、東京の薬学専攻の大学院生、古賀研人の2人の局面が次第に絡み合うのが絶妙。
    だんだんと明らかになっていく事実にページを繰る手が止まらない!!

  • 上下巻、読む手が止まらなかった。フィクションなのに、そう思えない圧巻な小説。
    どうなる?どうなる?でワクワクしてハラハラして
    大満足な小説でした。
    最後の爽やかな終わり方も良かったし、紛争地帯の悲惨に目を瞑りたくなったけど、解説にもあるように「静と動」が上手く織り交ぜてありハラハラして、ホッとする繰り返し。

    始まりの新人類の下りから、興味深々でした。
    読み応え満点の作品。

  • とにかくスケールがデカイ。
    荒唐無稽かどうかさえ分からないくらいデカイ。
    それでも読ませるのは大したもの。
    映画化して欲しいなあ。

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著者プロフィール

1964年生まれ。2001年に『13階段』で第47回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。著書に『幽霊人命救助隊』、『夢のカルテ』(阪上仁志との共著)など。2011年、『ジェノサイド』で第2回山田風太郎賞を受賞。自著のドラマ化『6時間後に君は死ぬ』では脚本・監督も務めた。

「2012年 『グレイヴディッガー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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