ジェノサイド 下 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
4.22
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本棚登録 : 3784
レビュー : 398
  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011270

作品紹介・あらすじ

研人に託された研究には、想像を絶する遠大な狙いが秘められていた。戦地からの脱出に転じたイエーガーを待ち受けるのは、人間という生き物が作り出した〈地獄〉だった−−。現代エンタテインメント小説の最高峰。

感想・レビュー・書評

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  • すごく面白い。
    登場人物が多いので序盤は少したいへん。
    後半の盛り上がりがとてつもない。
    日本、アメリカ、アフリカでの出来事が徐々に交わり、飽きることのないスリルが幾度となく起こる。

  • 気になって買った一冊。

    下巻になってどんどん面白くドキドキした展開だった。

    どうなって終わるのかまったく想像出来なかった。

    今まで世界を舞台にした小説を読んでなかったので、こうゆうスケール壮大な話も面白いなとも思った。

    上巻の感想でも書いたが、まるで映画を見ているような小説でした。

  • 下巻もまったく中だるみなく、むしろ面白さが加速度的に増してイッキ読み。コンゴ、日本、アメリカ。どのパートもスリリング。そして人間の狂暴性、罪深さを真っ正面から突きつけた内容。
    もし作中のように人類の知能を遥かに超えた存在が出現した場合、世界はどう対峙するのかと考えてしまう。深遠なテーマと圧倒的なエンタメ性、どちらもあわせ持つ一級品の名作。

  • 【感想】
    感染症のはずが、新人類の出現により、いきなりSFチックになったところは「あれ?」と思ったが、
    ばらまかれた伏線は見事に回収されていったな、と感じた。
    普通は決して交わることのない、日本の普通の大学生と軍人というマッチングも、何とか無事着地していた。笑

    今の人類とチンパンジーの差が、今の人類と新人類なのかと思うとと些か怖い気もしたが・・・
    また、普通の薬学部の学生が人類を救う新薬を創り出す!という設定には無理を感じつつ、
    物語が綺麗に収束していったのは何か安心しました。

    何はともあれ、面白い作品だったと思う。


    【あらすじ】
    研人に託された研究には、想像を絶する遠大な狙いが秘められていた。
    一方、戦地からの脱出に転じたイエーガーを待ち受けていたのは、人間という生き物が作り出した、この世の地獄だった。
    人類の命運を賭けた二人の戦いは、度重なる絶対絶命の危機を乗り越えて、いよいよクライマックスへ―
    日本推理作家協会賞、山田風太郎賞、そして各種ランキングの首位に輝いた、現代エンタテインメント小説の最高峰。

  • 上巻で張り巡らされた複数の糸が、この下巻で一気に繋がる。

    物語のキーパーソンを巡る、知的な攻防も読んでいてワクワクする!

  • 最高のエンタメでした。

    戦争を通して人間の残虐さや愚かさを書いてる一方で、顔も見た事のない誰かの為に無償の犠牲を払える人間の素晴らしさもあって。

    境遇や信じるものや立場、何かが少し違っただけで、人は善にも悪にも振り切れちゃう、ってか。

  • 知的好奇心を刺激される内容でとても面白かった。
    一部グロ描写があって吐き気を催すところもあるけど、それを差し引いてもめちゃくちゃ面白いエンターテイメント小説だと思った。

  • 数人の全く異なるレベルの視点から進むストーリーがラストで絡んでいく。とても引き込まれた。
    めちゃめちゃ面白い。
    進化した人類が現れた時、人間はどうするのか。色々と考えさせられる内容だった。

  • 恐らく3人の主人公(4人?)の全く違うそれぞれのストーリーがだんだん繋がっていくところに爽快感を感じる作品でした!
    展開がハラハラドキドキで一気読みしてしまった作品です!

  • アフリカの内戦、薬学、人類学。。。。

    難しいことも多かったが、不思議と入りやすかった。

    前半は只々面白くて、ページをめくるのが止まらない。アフリカの位置関係が知りたくてGoogle map見ながら読んだ。ミトゥリの森やその他町の名前も実際にあって、全く知らない場所だったけど、位置関係と、民族同士の関係知ることができた。ピグミーのことも聞いたことはあったけど、初めて触れた気がする。

    後半、子どもの兵士の所で読むのやめたくなった。

    ヒトって何だろう。
    日本語では人って支え合って「人」みたいな金八先生みたいな。よく考えると、日本人らしい漢字。
    でも人も中国文字か。

    「ヒト」だとそういう生物種なんだなーって思う。
    「寡なければ則ち必ず争う」生物。

    とにかくすごい。
    すごくいろんな事を深く調べたんだろうなと。この本を読んでなかったら、一生気づかなかった世界がいくつもあったきがする。

    読んでよかった。

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著者プロフィール

高野 和明(たかの かずあき)
1964年、東京都生まれの小説家・脚本家。日本推理作家協会会員。
幼少の頃から映画監督を志していた。ロサンゼルス・シティー・カレッジ映画科中退。 1991年Vシネマの監督を誘われたことがきっかけの中退で、帰国後は脚本家として活動した。
2000年に江戸川乱歩賞への応募を目的に書かれたミステリー『13階段』が、2001年第47回江戸川乱歩賞を満場一致で受賞。その後も脚本家として活動しつつ執筆活動を行っており、2011年の『ジェノサイド』が第2回山田風太郎賞と第65回日本推理作家協会賞(長編および連作短編編集部門賞)を受賞、「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」ともに1位に。本屋大賞ノミネートも果たしている。2013年に文庫化され、ベストセラーとなった。

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