レディ・ガンナーの冒険 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 241
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011287

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!!
    冒頭から中盤まではデルフィニアに比べると印象が薄かったのですが、後半はスピード感のあるアクションシーンと、次々明かされる真相にどんどんページをめくってしまった!
    そして何と言っても茅田さんの描くキャラクターたちは本当に魅力的。美しい獣の姿の表現もそうだし、脇役のアンジェラや熊と虎、そしてヒロイン(?)のフランツ。主人公のキャサリンと4人の用心棒たちの物語をもっと見ていたくなってしまいました。
    物語は王道だけど、デルフィニア同様ジェンダー論を交えながら読みたいと思ってしまう…。
    次の巻も楽しみです。

  • タイトルから、西部劇的な内容を期待していたんだけれど、舞台が近いとは言え、実際のアクションについてはよくあるファンタジー系のもの。
    物語の背景は適度に複雑で、主人公の造形も良いけれど、用心棒のメンバーがテンプレ的でちょっと。
    次巻以降に期待ですな。

  • あらすじが気になって買った
    読み始めると何か文体と仲良くなれなくてハマるのに時間かかった…

    主人公のキャサリンがまだ14歳なことに始まり、用心棒は(作中的)人間じゃないし、アナザーレイスの始まり・種類(?)がよく分からないしで意外な/理解が難しい設定が多くてびっくりした
    そして形態変化した姿が想像しにくくて...いつも以上に想像力が要ったわ...
    (あとダムーが表紙を見る限り想像より大分華奢なんだけどね...どういうこと)

    でも無鉄砲だけど賢くて度胸のあるキャサリンも個性のある用心棒達も、ニーナもみんないいキャラしてたし、彼らの掛け合いも楽しくて物語自体は面白かった!
    てか14歳で銃をぶっぱなせるってどういうこと...でも題名はそういうことだったんだね

  • 不思議な世界のファンタジー。主人公が勝気で強気なんだけど、口だけじゃなく実力と頭もきちんと兼ね備えているのでむしろ気持ちいい。

  • 超王道の少女文庫。主人公がとっても気が強い、けれどやさしい女の子で、猪突猛進。彼女の言動や、やや天然まじりの発言が面白かったです。恋愛要素は超薄めなので、そちらを求めている方は物足りないかもしれないですが。。
    世界観が、十二国記の西洋バージョンという雰囲気。王が麒麟によってえらばれるわけではないですが、人間と、獣化する人々とが共存している世界が描かれます。
    表紙の右左の青年と、主人公との恋がメインなのかな。主人公が恋し始めるあたりから読みたい。

  • 読了。

  • “異種人類”という人間と鳥や獣など動物が交じり合ったような、カッコ良かったり美しかったりする生物が登場するし、アクションもあるので、これはアニメやコミックで映えそう。できればイラストが欲しかった。茅田さんお得意の分かりやすい勧善懲悪も顕在。ただ異種人類の詳しい掛け合わせ方(遺伝の仕方)はややこしかったなぁ^^;

  • 読みやすかった。
    イメージするのが難しい描写が少ないので、テンポよく読める。
    この巻では出てこない獣人の暮らしや特徴、未開の地などまだまだ知りたい世界が続いているので、続編も読みたくなる。
    ヒロインの銃さばきシーンも期待大。
    人間と獣人、人種の壁をどう越えていくのか、最後まで見届けたいと思う。

  • お嬢様だって、守られるだけじゃない!

    面白かった! いかにも少女向けファンタジー、という世界の設定。異種人類(アナザーレイス)というのが面白い! 少女小説ってこれだよね。王子様を助けに行くお姫様というのがいい。

    現実界とは異なる形で現れるファンタジー界の差別構造も。ザ・少女小説って、世界の設定として、身分差が絶対必要で、もちろんその構造の中で頭の固い差別主義者が敵だよね。

    主人公キャサリンがさっぱりしていて魅力的。ライバルキャラ(?)アンジェラも納得のかっこよさ。仲間の秘密も、いかにもファンタジーで。フランツ・ヨーゼフという名前、いかにもはかなげな王子っぽいわ。満足。

  • とても詰まりません

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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