- KADOKAWA (2014年1月25日発売)
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感想 : 19件
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784041011294
作品紹介・あらすじ
武将、町民、政治家、歌人、文豪、音楽家など……下は15歳から上は120歳まで、歴史上のあらゆる人物の臨終の様子を蒐集した稀代のノンフィクション! 第一巻目は15~55歳で死んだ人物を収録。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
著名人の臨終の様子を淡々と描いた本作は、歴史的な人物たちの死に方を通じて、死というテーマを深く考えさせられる作品です。武将や文豪、芸術家など、名を馳せた人々の最期の瞬間を、年齢順に紹介し、その背景にあ...
感想・レビュー・書評
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評価、感想を述べるのもどうかと思うが…
著名人が死んだ理由を淡々と紹介した読み物
山田風太郎が書いているのだから尚驚く
普通に歴史の勉強になるし、有名人の亡くなった年齢に驚いたり、石川五右衛門の年齢にビビり、俺何しとんねん!と自分に突っ込める
題材は暗いが正直自分を見つめ直す良い教材と思う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史に名を残した英雄、武将、政治家、犯罪者、芸術家、文豪、芸能人の臨終の様子を簡潔に綴っていて、遺言や死ぬ前に何を考えていたのかが作者の見解と共に記されているのご興味深かった。紛れもなくこれは別の方向性の奇書だと思った。
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カテゴリ分けが難しい本。
著名人の死に方が若い順にひたすら羅列されている。
読んでいると、肺結核とか、腹膜炎とか、
現代ではあまり聞かない病名の病死がめちゃめちゃ多い。
しかも死に際の様子がすごい苦しそう…
現代医学の発展に感謝する気持ちになります。
あと魔女狩りとか昔の拷問系の死刑方法が怖すぎる。
しかしなんだかんだ最後まで読んでしまった。
でも中下はもういいかな… -
10代、20代、30歳からは1歳刻みで64歳まで、死亡時の年齢で分類、日本の歴史上・世界の有名人約500人の生涯の概要と死にざまを辞書形式で記述。
拾い読みしただけですが、いろいろな、たくさんの人生、そして様々な亡くなり方があり、人は皆死ぬのだということを再認識させられました。 -
誰もが平等に迎える死という避けられない瞬間に、ある人は自ら選択し(自殺)、ある人は罰せられ(死罪)、ある人はもがき苦しみ(病気や事故)、ある人は達観して死を受け入れる。
「神は賢愚において不平等に生み、善悪において不公平に殺す」山田風太郎
しかし、あと10年、いや5年長く生かしておけば大きく日本を変えたであろう傑物が上巻だけで何名かいますが、佳人薄命、こればかりはどうしようもありません。
「生が終わって死が始まるのではない。生が終われば死もまた終わってしまうのである」寺山修司
この死生観は輪廻転生でも極楽浄土でもありません、今の自分だけが全てです、今を精いっぱい生きるという信念なのでしょうね。
私が注目した点は、歴史に名を遺す有名人にもかかわらず、多くの芸術家が生きている間にはまったく評価されずに生計自体が大変だったことです。
例えば画家では、モディリアーニ(32)、ゴッホ(37)、音楽家では、シューベルト(31)、ショパン(39)、作家では、エドガー・アラン・ポー(40)などが海外の代表ですが、中には莫大な遺産をもらいながら経済観念の欠如で貧困に苦しんだ人も多いようです。(数字は死亡年齢)
しかし、30代で名を遺した芸術家の多いこと。
上記以外にも、音楽家では滝廉太郎(24)、モーツァルト(35)、ビゼー(37)、メンデルスゾーン(38)など、画家では、青木繁(29)、佐伯祐三(30)、菱田春草(37)、岸田劉生(38)、ラファエロ(37)、ロートレック(37)など、作家・詩人では、樋口一葉(24)、北村透谷(26)、石川啄木(26)、小林多喜二(拷問で30)、中原中也(30)、高山樗牛(31)、織田作之助(34)、正岡子規(35)、芥川龍之介(35自殺)、尾崎紅葉(36)、長塚節(36)、国木田独歩(37)、宮沢賢治(37)、太宰治(37心中)、高橋和巳(40)、エミリー・ブロンテ(30)、バイロン(36)、パスカル(39)などは早くに無念の内に亡くなりました。
とにかく死亡年齢で図鑑を作るという発想がすごいですね。 -
死ぬ前に読むのに力が抜けて良い感じ
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「ビブリア古書堂」最新刊に出てきた本で、気になったので読んでみたら、いろんな意味で有名な人達の実績と臨終のシーンがひたすら集められた奇本で、おもしろかったけど疲れました(笑)
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請求記号 914.6-YAM (上巻) (上野文庫)
https://opac.iuhw.ac.jp/Otawara/opac/Holding_list?rgtn=1M024784
請求記号 914.6-YAM (中巻)
https://opac.iuhw.ac.jp/Otawara/opac/Holding_list?rgtn=1M025106
請求記号 914.6-YAM (下巻)
https://opac.iuhw.ac.jp/Otawara/opac/Holding_list?rgtn=1M024785
古今東西の人物約1000人の生きざま、死に方を没年齢別にまとめた奇書。人間の偉大さ、滑稽さ、摩訶不思議さがよくわかる。 -
たくさんの人の死に様、生き様には、生きるうえでのヒントが隠されている気がする。そういう意味で宝箱のような本。小林多喜二の死に方が結構衝撃で、石田吉蔵の幸せ?な死に方も印象的だった。
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【P464】
中江兆民
「霊魂なるものは火なり。肉体は薪なり。薪尽きて火滅す。かくのごときのみ」 -
マニアックな本。死に方は生きざまを現している。所々表現がわかりにくかったりもあるが、よくこれだけ調べたなと思う。意外と好き。
著者プロフィール
山田風太郎の作品
