人間臨終図巻 上 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)

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著者 : 山田風太郎
制作 : 田島 昭宇 
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年1月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (510ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011294

作品紹介

武将、町民、政治家、歌人、文豪、音楽家など……下は15歳から上は120歳まで、歴史上のあらゆる人物の臨終の様子を蒐集した稀代のノンフィクション! 第一巻目は15?55歳で死んだ人物を収録。

人間臨終図巻 上 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 様々な著名人の臨終の様子をやや上から目線で記した作品。

    『図巻』とあっても図解や写真はありません。
    時代背景等で少しわかりにくい表現や、また不明なためかことの経緯をまったく記さず「?」な箇所が多々ありましたが、大ボリュームで読み応えはありました。

    政治家、作家、俳優、犯罪人などいろいろでしたね。
    死因に結核がダントツで多かった印象。
    スマホ片手に本人写真など、その人にちなんだことを検索しながら読むのも今ならではの楽しみ方かなぁ、と思いました。
    非業の死を遂げる人や、不摂生がたたっての人、自死の人といろいろで、生き方すなわち死に方だと。
    その人を表すもの、それが死に方だなぁと。

  • 図巻というだけあって、大ボリューム。選ばれてる人物にだいぶ偏りはあるけど(軍人とか政治家が多い気がします。)、人の死に際だけで、これだけ集めると圧巻。中・下巻もぼちぼち読みます。羅列に慣れるまでにちょっとかかったのと、人物によってまとめが長かったり短かったりがあるので、一人一人の話に興味がわけば、その人物の伝記とか読めばよいのかなと思います。

  • たくさんの人の死に様、生き様には、生きるうえでのヒントが隠されている気がする。そういう意味で宝箱のような本。小林多喜二の死に方が結構衝撃で、石田吉蔵の幸せ?な死に方も印象的だった。

  • 【P464】
    中江兆民
    「霊魂なるものは火なり。肉体は薪なり。薪尽きて火滅す。かくのごときのみ」

  • 読んでみて感じたのはある種のガイドというか、入口だなと。
    臨終に至るまでの詳細を知りたいがために
    他の文献を繰ってみたくなる本だった。

    10代から55歳までと
    死ぬにはまだ若い人たちの記録だったのだが
    5ページくらい延々と語られる人もいれば
    半ページほど、しかもワンセンテンスで終わってる人もいて
    思い入れの差なのか、ボリュームがまちまちなのが面白い。
    そして、基本的には事実を淡々と述べる筆致なのだが
    たまに挟まれる山田風太郎氏個人の感想が
    意外と毒舌でユーモラスなのがまた面白かった。

  • マニアックな本。死に方は生きざまを現している。所々表現がわかりにくかったりもあるが、よくこれだけ調べたなと思う。意外と好き。

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