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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041011331
作品紹介・あらすじ
元八丁堀同心の波之進は身内を悪人に殺され、稼業をやめて妹と品川で串焼きの見世を開いていた。ある日、波之進は海の救け組と身投げをした女を助ける。話を聞くとそれは波之進の敵が関係しているらしく……
感想・レビュー・書評
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気になっていた作家。新シリーズと言うことで読む。
主人公・川路浪之進は一身上の都合にて八丁堀同心を退き、品川宿にて出戻りの妹・志乃とともに串料理屋を営んでいる。ある日浪之進は見投げしようとする娘を助ける。事情を聞くに密かに追い続ける悪党どもの影が見え隠れするというお話。
筋書きはいたって王道。日々を力強く生きる人々と料理の描写が細やかでいい。きちんとした調理のシーンとできた料理を美味しく頂くシーンをいちいち明確に描写していてなかなかに食欲に訴えかける。料理が2の人情2,捕り物が1に隠し味に説法を少しといった割合かと。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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著者プロフィール
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