魔女の宅急便 6それぞれの旅立ち (角川文庫)

著者 :
制作 : こより 
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 447
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011423

作品紹介・あらすじ

キキととんぼさんが結婚して15年。13歳になって旅立ちのときをむかえる双子の姉弟と、キキをはじめおなじみのコリコの町の人たちの新たな旅立ちが、さわやかに描かれる。大人気シリーズついに完結!

感想・レビュー・書評

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  • 魔女の宅急便の完結巻。
    主人公は3人。
    お母さんになったキキ。
    キキの娘、魔女になるか迷い中のニニ。
    キキの息子、魔女の子供なのに魔女になれないトト。

    今までキキの成長を見守ってきた(偉そう?)身としては、キキは娘のようだし、ニニとトトは孫のようだ。
    気まぐれなニニも、ちょっとすねてるトトも、どっちもすごく可愛い。
    幸せになってほしいと願ってしまう。

    いつまで経っても決断しないニニの態度にやきもきするキキは、お母さんになっても相変わらずチャーミングだった。
    目の前のことに夢中でちょっと頼りなく思えていたとんぼさんの家族を見る優しいまなざしもとっても素敵。
    なんて幸せな最終巻!

    これでお別れなんて、本当はちょっとさびしい。
    これからのニニとトトの物語も読みたいよぅ。

  • キキはとんぼさんと結婚し、二人の子供に恵まれます。男の子と女の子です。娘が魔女になるかどうか、気を揉みつづけるキキですが、息子のことも気がかりです。魔法に興味をもち、薬をつくる手伝いも積極的にしていますが、魔女にはなれないのです…。女の子が世の中でどう生きていくか、それに焦点をあてた小説はたくさんあり、『魔女の宅急便』シリーズもそうですが、この巻にかぎっては違います。魔女の血をひいてしまった男の子は、今の世の中になんとなく違和感をおぼえている人たち(男女問わず)の象徴だと思います。彼がどう生きていこうとしているのか、親は何ができるのか、そこに焦点を当てているのが新しく、現代に即していると思いました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「親は何ができるのか」
      ナルホド、、、親になるのも大変だ。
      「親は何ができるのか」
      ナルホド、、、親になるのも大変だ。
      2014/04/03
  • 魔女の子は魔女。
    魔女の子は魔女?

    キキとトンボの子どもたち、ニニとトトの旅立ちまでの物語。




    私がはじめてキキに出会ったのは小学生で
    キキは旅立ったばかりのときだから
    私はキキよりちょっぴり年下だったのかな。
    そして最終巻のキキはおそらく今の私と同年代。
    まるで同じ時間を過ごしてきたかのようです。
    その事実だけでもキキとともに成長してきたみたいで、
    なんだかくすぐったいのです。

    まだこどもだと思っていたキキがしっかりと母親業をやっていると
    「あ!キキが『お母さん』してる」と不思議な気分になり、
    そして応援したいと思う一方で、
    こどもを想うあまりのキキの言動に少しイライラしてしまいます。
    いらだって言い放つニニのセリフがいい!
    『でも、悪いことばっかり先々想像して、しばりつける親のやり方って、自分の安心のためじゃないの』
    私もこのセリフ、言いたかったなぁ。

    男の子に生まれたからって魔女になれないトトもかわいそうだけれど、
    しっかり流れている魔女の血はトトに新しい一歩に導きます。
    トトの「これからのきみ」の物語も、読みたいですが、
    それは読者への宿題ですかね?

    最終巻らしく、今までの登場人物も出てきます。
    私はちょっとひねくれたキャラクター、ケケが大好きでした。
    今回はトトとの手紙のやりとりでしか登場しないけれど、
    その登場のしかたもケケらしい。

  • 魔女の宅急便最終巻読み終わりました!

    今までの話がまとまった巻のようにわたしは感じました!

    冒険を始めるドキドキは一巻の頃に感じたものに近く、お話が進むにあたっての不安やうまくいかない歯がゆさなどは、お話がすすむにつれキキが感じていたもやもやに似た感じがしました。

    ネタバレになってしまいますが、

    個人的にはトトが魔女になれない。ニニが魔女になるというのは、あまり好きな展開ではなかったです。なりたくてもなれないっていうのを実感してしまったみたいで。
    けれど、最終トトにもしたい事を見つけ始めてるのでよかったです!

  • シリーズ最終巻。おなじみのキキやとんぼさん、オソノさんは勿論出てきますが、この巻の主役はキキの子のニニとトト。ここで最終回なんてさみしすぎる!ニニとトトの一年後のお話が見たい!

  • ついに最終巻。もう続きを読めないと思うと切ない。もっともっと読みたい。読みたかった。。
    キキとトンボさんの子供たち(双子)メインのお話。それぞれの悩む姿・乗り越えていく様子がたった一冊の中に凝縮されていて、濃ゆい一冊でした。
    相変わらずマイペースなトンボさんには和む(笑)そして、ケケの存在感の強さがハンパない。さすがです。

  • 角野栄子女史⑥

  • キキさん35歳。
    でも、気持ちは全然変わってないみたい。若い。そしてトンボさん大好きですね。
    それは子供たちにも伝わっているみたい。

    他の魔女さんの家にも、男の子は生まれてたと思うのですよね。魔法使いにはならないのかな。この世界には魔女しかいないのかな。

  • 一気に6冊。
    映画でしか知らなかった魔女の宅急便のキキとジジは、こんな風に成長していたんだなぁ。
    悩んだり喜んだり怒ったり拗ねたり、キキは本当に愛おしい。そしてジジはかわいい。

    少しずつ大人になって行くキキ。それでも変わらない可愛さ。最後の双子のお話は切なくもなったけれど、暖かな気持ちに包まれる、そんなお話だった。

    幼い頃に読んでいたら、きっと夢中になってただろうな。きっとほうきに跨っていただろうな。

  • シリーズ通して面白かった。映画しか知らなかったから、今更だけど、大人も読んで面白い。若い頃の考えとか、あーこういう事あるあるとか微笑ましい。ちょっと乙女チックな感じもあるけど。

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著者プロフィール

角野 栄子(かどの えいこ、本名 渡辺栄子)
1935年生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、紀伊國屋書店出版部に勤務し、結婚して退職。1960年、25歳の時に自費移民としてブラジルに2年間滞在。早大時代の恩師、アメリカ文学研究者龍口直太郎の勧めによって、ブラジル体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』で作家デビュー。それから7年かけて、絵本・童話の創作も始めた。
産経児童出版文化賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、巌谷小波文芸賞、東燃ゼネラル児童文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など多数の受賞歴がある。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。
2018年、「児童文学のノーベル賞」「小さなノーベル賞」と評される国際アンデルセン賞作家賞を受賞。代表作の『魔女の宅急便』シリーズ、『トンネルの森1945』が受賞声明で言及されていた。

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