魔女の宅急便 6それぞれの旅立ち (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 474
レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011423

感想・レビュー・書評

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  • キキちゃんととんぼさんが結婚して双子が生まれる。その後のお話。基本的に中心は双子の男の子トト君の旅立ちです。優しい言葉で綴られていますが、はっとするような事も中には書かれている気がする。見えるものだけがすべてじゃない。旅立ちの為に自分を知ることはちょっと苦しみも伴うんですね。キキちゃんととんぼさんのラブラブっぷりも見る事が出来ます。みんな頑張れ!

  • 登場人物の心の動きとか、共感できない感じで、物語に入り込めなかった。ちょっと残念。

  • 1.結婚式
    2.なつかしい顔
    3.ケーキ事件
    4.トトの巣
    5.今夜決行
    6.かくれた名前
    7.遠距離恋愛
    8.はじまりのひびき
    9・試運転
    10.見えないもの
    11.ひとり旅
    12.はだしの女の子
    13.書きかけの原稿
    14.ノックちゃん
    15.予約切符
    16.おさがりのドレス
    17.チ、チ、チの世界
    18.無線の声
    19.旅立ち

     前作のラストで予告されていた通り、5巻の2年と13年後からはじまる話。キキはラストで20歳だったのだから35歳ということか。子供は11歳。この巻のラストで子供は13歳になる。
     主役がキキからキキの双子の子供、ニニとトトに移っているのでこれまでの巻と雰囲気が少し違うが、文体や語り口は同じなのでさほど違和感はない。

  • 母になったキキ、父になったとんぼさん。
    2人の子ども、ニニとトトがそれぞれ自分の道を見つけ、旅立ってゆくお話。いつの日かのキキや、とんぼさんに重ね合わせてしまう* 子どもたちのお話でありながら、その成長を見守る親たちのお話でもありました。

    「僕も自分のなかの不思議を見つけにいくんだ」
    トトのこの言葉には、このお話のすべてが詰まっている。

    これから進む道、人生。誰かと出会い、自分と出会い、その中で何かを見つけていくこと○
    誰でも持っている、けれど誰ひとり同じではない魔法。

    大人になってから読んだ、魔女の宅急便。とてもステキなお話。また、何度でも、読み返したい◎

  • 魔女の宅急便(原作)の全6巻のうち、1~5巻は、
    13~20歳の、キキを主人公としておりますが…、
    最終巻となる第6巻では、時間がグンと飛びまして、
    結婚したキキととんぼの、双子の男の子と女の子が、
    主人公となる、新たな旅立ちのぉ話です。
    (ちなみに、実写劇場版は、1~2巻がベースです)

    またまた、ボクの悪ぃクセが出まして…、
    1~5巻をすっ飛ばして、いきなり第6巻を読書…。
    2~5巻は、いわばキキととんぼの甘恋物語でして、
    単純に、
    キキととんぼの、結婚後のぉ話を読んでみたぃな~、
    といぅことで…。(どんな夫婦になったのかな~?)

    第6巻のぉ話は、劇場版のエンディングで生まれる、
    おソノさんの子供の結婚式から始まります…。
    その子供は、22歳の女性になっていましたから…、
    劇場版の22年後のぉ話といぅことになりますね…。
    あれから22年経っても、メインキャストの面々は、
    みんな仲良しのまま幸せに過ごしており、一安心…。

    本作品は、キキととんぼの二人の子供たちの、
    成長と選択と旅立ちのぉ話ではありますが…、
    同時に…、キキかあさんととんぼとうさんの、
    子育てと子離れの、夫婦のぉ話でもあります。

    キキ(お母さん)の視点で読んでみると、
    ハラハラにドキドキ+最後はジーンとしてきます…。
    キキかあさんによる、少女時代の回想シーンもあり、
    いろんな要素が詰まった、温かぃ家族のぉ話でした。

    アニメ劇場版をリアルタイムでご覧になった方には、
    自分の年齢相応に成長したキキに、出会えますよ…。

    あっ、
    それでも、第3巻は、読んでおいた方がよぃかも…。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    キキととんぼさんが結婚してから13年。キキの子どもたちは、ふたごなのに性格は正反対。元気で活発なお姉さんのニニは、魔女にはあまり興味がなさそう。一方、物静かな弟のトトは、魔女に興味津々。魔女になりたいのに、男だからという理由でなれないトトは不満を募らせていくが…。13歳になって旅立ちのときをむかえる2人と、見守るキキをはじめコリコの町の人たちが、さわやかに描かれる。大人気シリーズついに完結!

    【キーワード】
    文庫・シリーズ・ファンタジー・映画化・魔女

    【映像化情報】
    1989年7月29日アニメ映画化
    出演:高山みなみ・佐久間レイ 他

    2014年3月1日実写映画化
    出演:小芝風花・尾野真千子 他



    +3++1

  • キキととんぼもお母さんとお父さんに。少女から大人までこんな風に丁寧に変化を描いたものはなかなかない気がします。このシリーズは、お届けものの依頼者が病気で人生の終焉間際だったり、子供を亡くしたり、痴呆だったり、人生のいろいろな局面も描かれています。ファンタジーなのにすごく現実的。なのに重たくなくて、嫌な気分にならなくて、あたたかな気持ちにしてくれます。少女の頃の気持ちを思い出させてくれます。すばらしい作家だと思います。
    映画だけでなく、大人も子供もぜひこのシリーズを読んでほしいです。

  • 読み終わっちゃった。去年の夏から隔月で楽しみにしていた魔女の宅急便の最終巻。
    才能、選択、自立をテーマにしてるのかな?
    メッセージ性が強いのに、読みやすくほっこりしました

  • 登場人物のそれぞれの葛藤とその行く末が見守れてとてもすっきりしました。

  • キキがお母さんになって、二人の子供が主人公で描かれる物語。魔女になる葛藤や、様々な出来事が子供たちを成長させて行くのがわかって、ぎゅっと内容の詰まった一冊だなぁと思いました。

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著者プロフィール

角野 栄子(かどの えいこ、本名 渡辺栄子)
1935年生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、紀伊國屋書店出版部に勤務し、結婚して退職。1960年、25歳の時に自費移民としてブラジルに2年間滞在。早大時代の恩師、アメリカ文学研究者龍口直太郎の勧めによって、ブラジル体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』で作家デビュー。それから7年かけて、絵本・童話の創作も始めた。
産経児童出版文化賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、巌谷小波文芸賞、東燃ゼネラル児童文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など多数の受賞歴がある。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。
2018年、「児童文学のノーベル賞」「小さなノーベル賞」と評される国際アンデルセン賞作家賞を受賞。代表作の『魔女の宅急便』シリーズ、『トンネルの森1945』が受賞声明で言及されていた。

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