鼠、危地に立つ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011430

作品紹介・あらすじ

ちょいとドジを踏んでしまい、捕手に追いかけられてしまった鼠小僧の次郎吉。追っ手を撒くために入った家には、母と娘の死体があった。この親子に何があったのか気になった次郎吉は、調べる事に……。

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ちょいとドジを踏んでしまった“鼠小僧”こと次郎吉。忍び込んだ大名屋敷で、狙った大金はなく、いつもならそこで諦めるところ、ちょいと好奇心が頭をもたげた。開いている土蔵の扉に近づいた途端、侍と鉢合わせてしまったのだ。たちまち捕手が集まってきて、細い路地へ追い詰められる。一軒の長屋へ身を隠そうと戸を開けると、そこには血に染って死んでいる母と娘の姿が―。痛快エンタテインメント時代小説、第6弾!

    令和3年3月29日~30日

  • 赤川次郎氏の鼠小僧、、、
    時代小説でも、読み易いのがいい。
    妹の駆け引きなど、腕にも自信がある所、、、
    毎度、さらっと、読める所が、大好きである。

  • ドラマの続編があるというので、久々に読んだ第6弾。相変わらずいい味出してます。短くて読み易いのは赤川さんならではですね。

  • 鼠シリーズ第6弾、3巻から登場の診療所の女医千草とお国が、レギューラとして登場し安定した面白さ。ちょいとドジを踏んでしまった“鼠小僧”こと次郎吉。忍び込んだ大名屋敷で、狙った大金はなく、いつもならそこで諦めるところ、ちょいと好奇心が頭をもたげた。開いている土蔵の扉に近づいた途端、侍と鉢合わせてしまったのだ。たちまち捕手が集まってきて、細い路地へ追い詰められる。一軒の長屋へ身を隠そうと戸を開けると、そこには血に染って死んでいる母と娘の姿が…。次巻7巻は2014年03月発売の「鼠、狸囃子に踊る」。

  • お気に入りの鼠シリーズ、一巻とばしていたことに気づいて、これも読む。最新刊よりこっちの方が面白いんじゃないかな。次郎吉も本業に精を出しているし(新刊では人助けばっかりしてる)、むやみに凄惨な場面はないし。ともあれ、気軽に楽しめるのがいい。

  • (収録作品)鼠、穴を掘る/鼠、待ち伏せする/鼠、危地に立つ/鼠、月に吠える/鼠、初雪に凍える

  • シリーズ第6弾。いつも通りのお手軽お江戸人情噺。やはり、読めば読むほど忽那汐里の小袖はないわぁ…

  • 赤川次郎の鼠シリーズ第6弾。
    1月からTVドラマも始まったが、やはり次郎吉はタッキーに、小袖は忽那汐里に、千草先生は片瀬那奈になってしまう。

    ストーリーはお決まりのパターンだが、今作ではキャラ設定が大分固まってきた印象。
    シリーズの長期化も大事だが、ここは一つ進展させてほしいものである。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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