新装版 ロードス島戦記 5 王たちの聖戦 (角川スニーカー文庫)

著者 :
制作 : 矢立肇・富野由悠季 
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 128
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011492

作品紹介・あらすじ

カシュー王に「アラニア王になれ」と焚きつけられたパーンは、王の資質について悩みながら混乱の極みにあるロードス南部に向かう。そして戦乱の渦中にある三つの王国で王たちの戦いを目の当たりにする!

感想・レビュー・書評

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  • 転章。パーンはまだまだ強くなる…

  • またもや解説に共感してしまった。

    「読者はこの第5巻でわが身のごとく悩むことでしょう。何しろパーンが身近な戦士に留まるか、それとも遠い立場である王となるかの選択を迫られるからです。」
    「ぼくはパーンに対するあこがれが強かったので、はっきり言ってしまえば、王様になってくれ!と切に願いました。」

    とムシウタの岩井恭平。
    私も昔は王になってほしいと願っており、しかし今ならパーンの考えも理解できる。
    大人になったな、自分。
    と、自分の成長を確認させてくれる物語。ロードス島戦記。

  • パーンが国王になるかどうかの選択を迫られる第5巻。いい王たちに囲まれているパーンだけに早く国王になっちゃいなよ、と。
    そんなこんなでロードス島も最終部に突入。この新装版も残すところラスト2巻です!

  • 古代遺跡内部の探検にワクワクする。レドリックとシーリスが微笑ましい。エトの置かれた状況が息苦しい。アシュラムの変貌が痛々しい。カーソンとシャーナの恋に胸を打たれる。王ではなく王を戒める役目になるという決意がパーンらしい。

  • ロードス島南部のモス、ヴァリス、カノンでの戦いに身を投じ、3人の王たちのあり方に触れながら周囲から求められる「自らも王として立つべきか」という問いに向き合っていくパーンの姿が描かれる。シリーズ全体の中では「転」の位置付けなのでやや落ち着いているが、エトが久々に登場したり、巨人との戦いが描かれたり見どころも多い。

  • 南方のモスとヴァリスとカノン。『三つの王の物語』。三つ王の声が特徴的に描かれている。今回の敵は巨人にマンティコア。毎回新たに登場する主要キャラクターが死亡するイメージだったが今回は。。今回でロードス島を一通り周ったことになり、次巻以降クライマックスの予感

  • ボリュームは十分だが、3つの話が特に繋がりもなくあるだけなので少し物足りなかった。世界観も広がって、キャラクターも増えて、3冊にすることもできそうな内容なのに、どれもサクッと終わってしまってもったいない。(シリーズ全体の冊数が少ないのは読みやすくて助かるけど…)
    パーンの"いろんな所に首突っ込んで無双する感じ"が嫌いじゃないので、彼の選択は嬉しかった。戦記ものらしい面白さと、パーン達の目線でしか見えない面白さを両方楽しみたい。
    あと気になったのは表紙。カッコいいけど、この巻の内容とあまり合っていないような…?女の人(エルフ?)出てきてた??

  • _('ω' 」 )_

  • どこが旧版と違うのか、もはや分からなくなってきた。

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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