- KADOKAWA (2014年2月1日発売)
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感想 : 14件
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Amazon.co.jp ・本 (370ページ) / ISBN・EAN: 9784041011515
作品紹介・あらすじ
邪神復活の扉たるニースは、黒の導師との対決を決意する。彼女を過酷な運命から救うべく、スパークは仲間とともに同行を申し出る。その頃、ロードス全土を揺るがす大戦も決着を迎えようとしていた――
感想・レビュー・書評
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戦乱が続いたロードスに、ついに平和が訪れる兆しに満ちた大団円でした。
長年、敵味方として刃を交え続けてきたからこそ、黒衣の将軍アシュラムと自由騎士パーンの間にも、ある種の敬意のようなものが生まれたのかもしれません。
ウッド・チャックも無事に戻り、パーンの冒険もその目的を達し、スパーク達の世代に主役を交代することになりそうです。
そんな気は無かったのですが、ついつい続きのシリーズ「新ロードス島戦記」もポチッてしまいました。
手元に届き次第、また彼らの冒険の旅を追いかけたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そして伝説になる王道ファンタジー完結編。最終巻だけあってキャラ総出演です。
エピローグでそれぞれのその後まで描かれているのはうれしい限り。
パーンとディードの終わらない旅に思いを馳せながら、小ニースやスパーク、セシルの若い世代のこれからにも期待しています。 -
漂流伝説へ繫がる要素をちりばめながら、ロードス島は大団円。満足…
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見事完結。
小ニースの戦いとか、パーンとアシュラムの一騎打ちとか、カーラ絡みのレイリアとウッド・チャックとか・・・
色々名場面は多いんだけど、個人的にはアシュラムとバグナートが玉座の両脇に立つシーンがすごく好き。
敵には敵の理由や信念があって。そうした敵キャラの存在がこのロードス島戦記の魅力の一つなんだな。
この後は新ロードスやクリスタニアに続くわけだけど、時代を遡って6英雄の話である伝説をまた読みたい。 -
Audible1回目。旧版、新装版合わせて合計3回目
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ロードス島戦記 最終章 下巻 第7巻
バグナードのたくらみと、邪神復活の扉として抗うニース。
スパークたちは、ニースを助けるべく、ヴァリスら連合軍とマーモとの
戦に参戦する。
ロードス島戦記の最終巻として、どうなっていくか、
連合軍には、パーンとティードリットの姿もあった。
灰色の魔女との決着の行方はいかに!?
終焉に向かう流れで、他作品と似たような感じの展開が待ち受けてます。
これが最初なのか、真似たのかはわかりませんが、それをどう評価するかは、
読んだ人だけがわかるってところですかね(笑)。 -
全7巻のロードス島の物語の完結編。6巻までに広がった風呂敷を一気に畳みにかかる感じでなかなか慌ただしかったが、しっかり全部畳みきって終わったのは本当に素晴らしいし、副題の回収も締めの文章も美しかった。ドラクエ3の「そしてでんせつがはじまった!」じゃないけど、この物語が美しく完結したことによってその後今日まで続くライトノベルの盛り上がりが加速するのだから歴史的な作品ですね。
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最終巻らしく、全員集合。ただキャラが増えた分、ひとりひとりが薄くなっていた感じはある。後書きでも触れてたけど、マールの出番、もう少しどうにかならなかったか、、。パーンとスパークの2人と、それぞれの仲間達。全員をうまく活躍させるのは難しいかな…。
アシュラムとの決着は意外だった。悪者は全てやっつけて終わり!にしなかったことで、ここから始まるロードス島(と、アシュラム)の歴史の広がりを感じられた。
シリーズ全体の感想としては、細かい設定を知らないと、どうしてもその場その場の展開に思えてしまうのが残念だった。次々に出てくるファンタジー設定に、しっかりとした裏付けの設定があると感じられるだけの厚みが無かった、というか。後書きで説明されている時もあったけど、基本的には本編だけでまとめてほしい。少し変わった経緯で小説になったみたいだから普通の小説と同じように考えてはいけないのかな…。1巻と比べると格段にストーリーが面白くなったので、多くを求めてしまうのかも。とにもかくにも完走できて何より。 -
完結
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マーモの地に侵攻した五カ国連合軍。将軍アシュラムは民を率いて旅立つ決意をする。バクナードのもとを訪れた灰色の魔女カーラはカーディスの力で連合軍を滅ぼし、ロードスの均衡を守ろうとする。小さなニースはカーディスの依代となる寸前、自らの身に大地母神マーファを降ろし対抗する。全ての戦いが終わった後、五カ国の王は国の利害を超えてロードスのために戦うパーンに、ロードスの騎士の称号を与える。そして、パーンとディードリットは二人でロードス島を巡る旅に出る。
著者プロフィール
水野良の作品
