新装版 ロードス島戦記 7 ロードスの聖騎士(下) (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 123
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011515

作品紹介・あらすじ

邪神復活の扉たるニースは、黒の導師との対決を決意する。彼女を過酷な運命から救うべく、スパークは仲間とともに同行を申し出る。その頃、ロードス全土を揺るがす大戦も決着を迎えようとしていた――

感想・レビュー・書評

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  • そして伝説になる王道ファンタジー完結編。最終巻だけあってキャラ総出演です。
    エピローグでそれぞれのその後まで描かれているのはうれしい限り。
    パーンとディードの終わらない旅に思いを馳せながら、小ニースやスパーク、セシルの若い世代のこれからにも期待しています。

  • 漂流伝説へ繫がる要素をちりばめながら、ロードス島は大団円。満足…

  • 昔の記憶では、アシュラムとパーンの一騎打ちは互角だったと思ってたのだけれど、 パーンはまた負けたと言っている。うーん。

  • 見事完結。
    小ニースの戦いとか、パーンとアシュラムの一騎打ちとか、カーラ絡みのレイリアとウッド・チャックとか・・・
    色々名場面は多いんだけど、個人的にはアシュラムとバグナートが玉座の両脇に立つシーンがすごく好き。
    敵には敵の理由や信念があって。そうした敵キャラの存在がこのロードス島戦記の魅力の一つなんだな。

    この後は新ロードスやクリスタニアに続くわけだけど、時代を遡って6英雄の話である伝説をまた読みたい。

  • 最後はパーン達がウッド・チャックを救い出す物語として終わったので、やはりスパークの物語は削った方がすっきりした気がする。

  • 最終巻らしく、全員集合。ただキャラが増えた分、ひとりひとりが薄くなっていた感じはある。後書きでも触れてたけど、マールの出番、もう少しどうにかならなかったか、、。パーンとスパークの2人と、それぞれの仲間達。全員をうまく活躍させるのは難しいかな…。
    アシュラムとの決着は意外だった。悪者は全てやっつけて終わり!にしなかったことで、ここから始まるロードス島(と、アシュラム)の歴史の広がりを感じられた。
    シリーズ全体の感想としては、細かい設定を知らないと、どうしてもその場その場の展開に思えてしまうのが残念だった。次々に出てくるファンタジー設定に、しっかりとした裏付けの設定があると感じられるだけの厚みが無かった、というか。後書きで説明されている時もあったけど、基本的には本編だけでまとめてほしい。少し変わった経緯で小説になったみたいだから普通の小説と同じように考えてはいけないのかな…。1巻と比べると格段にストーリーが面白くなったので、多くを求めてしまうのかも。とにもかくにも完走できて何より。

  • 完結

  • マーモの地に侵攻した五カ国連合軍。将軍アシュラムは民を率いて旅立つ決意をする。バクナードのもとを訪れた灰色の魔女カーラはカーディスの力で連合軍を滅ぼし、ロードスの均衡を守ろうとする。小さなニースはカーディスの依代となる寸前、自らの身に大地母神マーファを降ろし対抗する。全ての戦いが終わった後、五カ国の王は国の利害を超えてロードスのために戦うパーンに、ロードスの騎士の称号を与える。そして、パーンとディードリットは二人でロードス島を巡る旅に出る。

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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