王子様の抱き枕 不吉を誘うマドレーヌ (角川ビーンズ文庫)

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  • KADOKAWA (2013年12月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041011638

作品紹介・あらすじ

料理好きの女子高生・茉莉がうたた寝から覚めると、そこは西洋風異世界。しかも、隣では超絶美形な王子様が熟睡中。不審者として処刑されかかる茉莉だったが、重度の不眠症に悩む王子様から“抱き枕”に指名され!?

感想・レビュー・書評

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  • 主人公のコミカルな思考がラノベちっくで読みやすかったです。
    続きが気になります。

  • うたた寝から目覚めると、見知らぬところで寝ていた。

    あらびっくり異世界トリップ、ですが
    ごく普通に不審人物者として扱われています。
    拷問、まではいってないので、まだ優しい方?
    言葉は通じないけれど、言いたい事は通じる
    魔法万歳な状態です。
    感情も通じるので、副作用(?)もばっちり。

    食って大事だな、と思わずにはいられない
    主人公の思考回路と方向性。
    これはこれで、素晴らしいです…はいw

  • 小説になろうで掲載されていた作品。
    WEB上はもう削除されたけど、この作品は思い入れがあって懐かしくて買った。
    当時この作品を読んでいて、WEB小説でありながら単なるハーレムじゃなくて、伏線が張られていて、最後に回収もされていて、おおすごいなぁと思ったのが始まり。

    紙上ではレーガン王子とアルジャンの存在感が若干薄くなってるけど、それでも面白かった。

  • 異世界トリップにも軽いノリのタイトルにも苦手意識感じてたのですけど楽しく読めました。首の姫がシリアス展開だから骨休めになるドタバタラブコメなのかと予想してたらこっちもなかなか重かったし首の姫以上にラブ展開なかった。少女小説というよりファンタジーとして楽しむものですね。

  • いわゆる異世界トリップものだが、題名よりはかなりシリアス。
    なぜか、異世界の不眠症の王子の抱き枕にされる主人公なのだが、よくある異世界ではチートというわけでもなく、そちらの世界では、単なる不審者という辛い設定。
    王子の裏事情など明らかになっていない部分が多々あるので、次巻に期待したい。

  • ネットで掲載されていたものの書籍化です。
    私は、ネットで作品は読んでいません。初読です。
    どうやら今後、重い話になるようですが、一巻は、出会いと今後への布石といった展開で、”抱き枕”にされている割には、王子様とのラブ薄 幸薄 存在感薄 で物足りなさありです。
    とはいえ、続刊に期待。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3685.html

  • 某投稿サイトさんで連載していたときから読んでいたお話。デビューにあたって全編削除されたときには本気で涙したもの…うう。

    このようにまたマツリたちに会えるなんて感激!しかも紙媒体、イラストもついて!書籍化決定を知ったときの私ったらなんてやかましい娘と化していたことか!またちょっと涙ぐみそうになった!それっくらい嬉しい!笑

    過度な修正なくこのままWEB掲載時のように物語が進むのであれば、続きは……言いたいのをぐっと我慢してむふむふ楽しむことにしよう。まだ物語は始まったばかり。こんなもんじゃ終わらない!

    書籍化にあたって読むのが初めてという人にとってはこの話はどう見えたのかな、と思いつつ、次買うのどうしようか迷っている人がいれば「絶対読んだほうだいい!」とすすめたい大好きな作品。

  • 異世界へトリップして右も左も分からぬというのに、案外冷静に状況に取り組んでるなぁ、この子。食材やら調理器具やらもまるで違う世界のトイレ事情は、書かれて無いけどどうなんだろ?とどうでもいい変なことが気になる(笑)「王子様の~」という割りに王子の出番が少なく、王子の背景がまだまだ不明。そして衝撃的なタイトルにもかかわらず、こちらのお菓子のように甘味成分ほぼ無し。さて、いつ元の世界に戻れるのか?いい具合にタイムラグが無いと戻ってからの言い訳が大変そうだ。

  • 異世界トリップ。言葉も通じず異世界から来たということも信じてもらえず不審者扱いとわりとシビアな状況で何とか元の世界に戻ろうと頑張る女の子の話。キャラというより純粋にお話の続きが気になった。

  • 作家買いです。首の姫シリーズが好きなのでこちらも面白いかな、と内容もよく確認せずに買いました(笑)ちなみにこれはこれで有りな話でした。

    お菓子作りが趣味の女子高生・茉莉が授業中のうたた寝から目覚めるとそこは異世界風の部屋の豪華なベットの上。しかも、隣にはどう見ても王子様にしか見えない青年が寝ていた。驚き絶叫を上げると途端に部屋に鎧姿の厳つい男たちや魔術師が突入してきて不審者扱いされてしまう。言葉もまったく通じず、あわや牢屋に拘束!?という所で茉莉に救いの手が。不眠症の王子様は何故か茉莉が側にいると眠れる可能性があることに気づき、彼女を抱き枕に任命する。元の世界に戻るため、茉莉は王子様の抱き枕をしつつ、異世界に来るきっかけになったかもしれないマドレーヌを作ろうと奔走する。

    睦月さんの話なので基本読みやすかったです。
    王子様の抱き枕ってすごいタイトルですけど(笑)内容はお菓子作りと異世界へ戻るために主人公が奔走する話でした。1巻だから、ということもあるのでしょうがまだまだ謎だらけです。茉莉が異世界に来た理由も、どうやって来たのかも、不眠症の王子様がなぜ茉莉と一緒にいると眠れるのかも・・・。他にも諸々の伏線が貼ってるので続きが気になります。
    でも、個人的には1巻で完結するもんだと思ってました(笑)中盤になってあれ?と思い、終盤になってこれって終わらないよねと気づきましたww

    突然、異世界にいて言葉も通じない、食生活も生活習慣もまったく違う中で必死に頑張ろうとする茉莉に好感が持てます。何より登場するお菓子が美味しそうで読んでるとお腹が空きそうになりました。不眠症の王子様レーガン、ドSで王子様至上主義のコンさん、見た目はお人形なのに中身は不穏な隠密メイド・トイ。魅力的なキャラクターがいっぱい登場します。火婦人ブリジットも料理人ホイットもいい味出してます。ラストあたりで登場したニュクスも色々と怪しいですし、続きがどうなるのか読めない辺りが気になり発売が楽しみです。

  • 題名はかなり痛いですが、話自体は睦月さんらしい作品。作者買いでした。
    最近のビーンズは単発の下らない内容ぺらっぺらのものばかりだったので楽しく読みました。

    これからの展開も楽しみです。

  • 最近おもしろい本を買っても、次に出た同じ作家さんが
    期待はずれが多かったけども、
    この人のは、面白かった。
    先に作品があったからなのか…。

    ちゃんとこの先も考えていて、
    上手く続く事を願って

  • 料理好きの女子高生・茉莉がうたた寝から覚めると、そこは西洋風異世界。不審者として処刑されかかる茉莉だったが、重度の不眠症に悩む王子様から“抱き枕"に指名される。

    タイトルで判断すると痛い目にあう作品。異世界トリップものはあまり好きではないのですが、茉莉ちゃんの感情がぶっとんでいなくて、むしろうんうんと頷いてしまうような感じで丁寧に描かれていたので、読みやすかったです。いい意味で等身大のヒロイン。
    鬼畜展開好きとしては、このドSなストーリーはおもしろかったです。

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著者プロフィール

2010年、『首の姫と首なし騎士』で、「第9回角川ビーンズ小説大賞」奨励賞を受賞。

睦月けいの作品

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