ラスト ラン (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 81
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011775

作品紹介・あらすじ

「残された人生でやっておきたいこと」 74歳のイコさんの場合は、五歳で死別してしまった岡山にある母の生家まで、バイクツーリングをすることだった。そこで出会ったのは、不思議な少女で……。

感想・レビュー・書評

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  • 何歳になっても平凡な毎日から抜け出したくなるのだろう。
    いつもと変わりない風景も何か毎日変化している。だから平凡の毎日などないのかもしれない。
    そんな事を感じました

  • 年をとっても、楽しいことはたくさんある!
    人生楽しまなきゃ!と、思える本です。
    角野栄子さん、好き。

  • 作者らしい語り口。でもそれが私の好みではない。自分の母親である女の子の幽霊と出会ったあと、他の幽霊たちも見えるようになって少し面白さが増した。しかし、最後、女の子が去ろうとしているのを引き止めてしまう主人公にはまったく共感できない。

  • 主人公は74歳のおばあさん。YA向け作品で主人公がおばあさん、ファンタジーはあまりないと思います。それにおばあさんが「もう一度、バイクツーリングで思っきり走りたい」と人生最後の旅に出かけるというのもかっこ良くて、いったいどんな旅になるのかワクワクで一気に読むことが出来ます。

  • 74歳になったイコさんが導かれるように出会った少女は、5歳の時に死に別れた母親だった。そんなプロットを聞いて読む前からグッときていたというのに、読み始めてどんどん期待というか予想は裏切られていく。決して悪い意味だけでなく。
    角野栄子さんという人はとことん陽性の人なのだろう。
    イコさんの一人語り的なスタイルで軽妙に話は進み、クライマックスで遂に母として向かい合う場面。なんとイコさんの母への思いは軽く裏切られるのですが...
    それにしてもなんて前向き!
    でも、やっぱり母は母として見送った方がよかったのでは、と少し思いますが、どうでしょう?角野栄子作品、初めて読んだのでこれがこの方のテイストなのでしょうか?

  • 元気なおばあさんのイコさんのラストランのバイク旅行にわくわくします。

  • 74歳のイコさんが5歳の時に死別した母親が、12歳の少女の姿で幽霊となって現れる。この設定にまず惹かれました。
    母親を亡くした寂しさをぶつけようにも、相手は自分よりも年下の姿なので複雑な気持ちが沸き起こる。これを主人公を74歳にした所が面白い。そのため遥かに年下の姿の母親に対する気持ちも、少女への慈しみの気持ちが相まって、少女の恋心を見守る気持ちへと繋がるのですから。
    またイコさんもバイクをかっ飛ばす元気な女性の姿で描かれるのも素敵です。老人と言えど幽霊と言えど前に向かって進むのだ! という気概がいいですね。

  • 共感できる部分も多かった。死をいろんなゆうれいの姿で、語られてゆくのも、重くさせずに上手いです。ラストも、味わい深い後味があります。素敵な作品に出会えました。

  • 請求記号:X1761/913.6
    資料ID:50077224
    配架場所:図書館1階スタディエリア展示中

  • 2014/3/30〔日曜日〕

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著者プロフィール

角野 栄子(かどの えいこ、本名 渡辺栄子)
1935年生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、紀伊國屋書店出版部に勤務し、結婚して退職。1960年、25歳の時に自費移民としてブラジルに2年間滞在。早大時代の恩師、アメリカ文学研究者龍口直太郎の勧めによって、ブラジル体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』で作家デビュー。それから7年かけて、絵本・童話の創作も始めた。
産経児童出版文化賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、巌谷小波文芸賞、東燃ゼネラル児童文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など多数の受賞歴がある。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。
2018年、「児童文学のノーベル賞」「小さなノーベル賞」と評される国際アンデルセン賞作家賞を受賞。代表作の『魔女の宅急便』シリーズ、『トンネルの森1945』が受賞声明で言及されていた。

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