サイトに貼り付ける
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784041011812
作品紹介・あらすじ
角膜移植で光を取り戻したヴァレリーは術後、不思議な男性の幻を見るようになる。彼は誰? ブリュッセルの女と東京の男が運命によって呼び合わされたとき……幸せの予感に満ちあふれた、極上の愛の物語。
感想・レビュー・書評
-
初の辻仁成。
ECHOESとしてはデビュー当時から知っていて(初期のLPは未だに持っている)、映画「冷静と情熱のあいだ」が良かったにもかかわらず、作家としての辻さんには何故か興味が持てなかった。
この本を手に取ったのも、たまたま前の日に料理を作る辻さんをTVで見ていたから。
そんなキッカケで読むには申し訳ないほどにキレイな狂気の物語。身勝手でみっともない不倫男ステファン以外は、私の狭い人生経験の中からでは感情移入のできない登場人物たちなのに、飽くことなく最後まで読んでしまった。
ただ、文庫化でなぜタイトルを変えたのか。
個人的には「幸福な結末」のままの方が納得がいく。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示
著者プロフィール
辻仁成の作品
本棚登録 :
感想 :
