男が嫌いな女の10の言葉 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011850

作品紹介・あらすじ

「ほんとうの愛って何?」「私を人間として見て!」「あなたには私が必要なの!」「わかんなーい」女性はなぜこんな台詞をはくのか。男性にとっての永遠の疑問。女性の言葉を哲学者が丹念に読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • p.2014/2/5

  • 密林でのレビューが低すぎて、一体何が書いてあるんだろう!?ともう居ても立ってもいられずに購入。この著者の本を読みなれているので普段通り辛辣偏見パンチの聞いた軽い内容の本という感想ですが、読みなれていなければ明け透けすぎる物言いに複雑な気分になること請け合い。暇つぶしになる一冊。(でもつい笑っちゃうので人前では読めません)

  • 女は可愛いと見られる行動をとる。これは普遍的。

  • 中島さんの女性に対する「偏見」と紙一重の女性論。全てを面白く読めたわけではないけれど、あることを理論的に理解しようとした時「単純化」というのはその助けになる。そう考えると、この本の魅力はグッと増す。
    「10」に絞って女性論を展開するのはそもそも強引だし、だから多分これは「確信犯」なのだ。
    この本を「批判的女性論」としてだけで読んだら、不愉快になるところもある。けれど「批判的人間理解の手引き」として読むと、自分の中に新たな視点が生まれる感覚があった。
    万人にお勧めできる本ではないけれど、「人を見る眼」を養うための刺激には事欠かない一冊。

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著者プロフィール

1946年生まれ. 東京大学法学部卒. 同大学院人文科学研究科修士課程修了. ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士). 電気通信大学教授を経て, 現在は哲学塾主宰. 著書に, 『時間を哲学する──過去はどこへ行ったのか』(講談社現代新書),『哲学の教科書』(講談社学術文庫), 『時間論』(ちくま学芸文庫), 『死を哲学する』(岩波書店), 『過酷なるニーチェ』(河出文庫), 『生き生きした過去──大森荘蔵の時間論, その批判的解説』(河出書房新社), 『不在の哲学』(ちくま学芸文庫)『時間と死──不在と無のあいだで』(ぷねうま舎), 『明るく死ぬための哲学』(文藝春秋), 『晩年のカント』(講談社), 『てってい的にキルケゴール その一 絶望ってなんだ』, 『てってい的にキルケゴール その二 私が私であることの深淵に絶望』(ぷねうま舎)など.

「2023年 『その3 本気で、つまずくということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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