石燕夜行 2 輪入道の巻 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 29
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011942

作品紹介・あらすじ

江戸に作られた富士塚から夜ごと奇妙なうめき声が聞こえる。その噂と前後して吉原で大火が起き、ある大見世の楼主が焼死した。現場では火を噴く巨大な輪の怪と、蛇と蛭のような座頭と法師が目撃され……。

感想・レビュー・書評

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  • 河童さんは大丈夫なのかい…?
    お互いを知ってしまえば、そうそう簡単に斬るだのなんだの言えなくなるのです。
    それを繋ぐ人が今まではいなかったのね。
    妖怪の悪意と人間の悪意の質の違いが際立つ。

  • 異能の若き絵師石燕が妖怪たちと怪異の謎を解いてゆく!!

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著者プロフィール

1960年、愛知県生まれ。國學院大學卒業。化学品メーカーに三十五年間勤務。1996年、『裏平安霊異記』でデビュー。2011年、『人魚呪』で遠野物語百周年文学賞、19年、『ノワールをまとう女』で江戸川乱歩賞を受賞。著書に『石燕夜行』(全三巻)、『償いの流儀』がある。



「2022年 『影と踊る日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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