ナナブンノイチ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 269
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041012178

作品紹介・あらすじ

伝説の詐欺師・津田は、かつて自分を裏切った犬島に復讐すべく、若手詐欺師・ブーが持ちかけた詐欺計画に協力することに。だがブーが集めたメンバー5人は曲者揃い。果たして7人は、犬島を騙せるか!?

感想・レビュー・書評

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  • 深さとか考えさせられるとか
    そんなん、楽しければどーでも良いじゃん。
    という気にさせられました。

  • 津田さん良かったよぉぉぉヽ(;▽;)ノ これからの家族の先行きが楽しみだけど物語になるほど激動になって欲しくないからこれはここで終わって欲しいわ(´;ω;`) 犬島怖い!でも可哀想な子。

  • オーシャンズみたい!

  • ルパンのようなね。ありえない変装とありえない動きで事件を解決。そんなアニメタッチの小説です。
    笑笑

    毎回だけどさ。

    微妙に家族愛ものが多いような?気もする。とにかく、超スペシャル運動神経のいいやつとか、スリの天才でマリリンモンローのパンツ盗んだ爺さんとかキャラが個性強い。とにかくつよい。腕の伸びる少年くらいつよいかもしれない。

    ただ。読後感やよんでる時にどうしてもアニメを見てる感じになるのがリアリテイにかけてどーも入り込めず、小説の良さがないような気になるのはわたしだけなのかなぁ。まぁ、面白いアニメ見たあと。みたな内容の軽さ。

    もったいないなぁ。

  • サンブンノイチの方が断然面白かった。
    ちょっと期待外れ

  • 天才詐欺師の津田は、8年の服役を終え出所した。裏の世界からは足を洗う。そう決意したはずだったが、ある日ブーと名乗る男から“仕事”を持ちかけられる。かつて津田を裏切った犬島から、時価20億円とも噂される宝石“グレート・エッグ”を奪うというのだ。復讐心をくすぐられた津田は7人の達人でチームを結成するが、犬島は恐るべき怪物に成長していた。さらに宝石を狙う新たな敵も現れー。

  • まあまあ

  • 弟子である男・犬島に追いつめられ引退を余儀なくされた天才詐欺師・津田。
    8年服役し、ブランクの長さもあり、完全に足を洗う事を決意しかけている時に、新米同然の詐欺師『ブー』に犬島の復讐を提案される。曲者ぞろいの7人とチームを組んで犬島が持つグレートエッグの奪取を目論む。

    復讐劇ですが、表紙のイラストからも伝わってくる様に軽快なストーリーとキャラクターデザインでした。
    ブーという何処か抜けた青年が連れて来た曲者の仲間は一人一人が強烈な個性を持った人達。
    優秀な知能はあるはずなのにキモオタな風貌でキャバクラ三昧な駄目電気屋店員。
    超一流の技術は持っているのに筋肉質な巨漢な上に派手で奇抜なファッションをしたオカマ。
    寡黙でミステリアスな"格闘技オタク"の凄腕スタントマン。
    執念深い役作りに取り組む実力派の何故か売れない女優。
    マリリンモンローの下着をスリした伝説の老人のスリ師。

    我が強過ぎてチームワークはほぼ0。宝石奪取の為に必要な段取りである、ある男の救出もどたばた騒ぎ。
    けれど、ブーの素性が明らかになり、津田は再び奮闘。

    テンポのいい軽快な内容の為に映画を楽しむ感覚で物語りにのめり込む事ができました。
    著者の来歴に納得出来きます。
    少し残念なのが、特に意味もなくブーが居なくなって面倒を起こしたり、天才詐欺師で疑う事を辞めない筈の津田が、ブーのある秘密を結構簡単に信じてしまったり、『3人くらいいるこのサブキャラは必要か?』というのもありました。犬島が「裏切り者が居るのも知らないで」と言うフラグも物語を引っ掻き回すという物で無かったのも残念でした。裏切り者という単語に相応しくはないと言うか。
    全体的に必要な所があっさりしすぎている感覚は否めません。あと津田もブーもあまり詐欺師という役割を果たしていないのもちょっと気になりました。
    どちらかというと詐欺師というよりは強盗グループの様な。

    ですが、アクションとスリルのあるサスペンス物語の全体は非常に楽しめました。

  • 最後の最後の大逆転劇。ハッピーエンドでよかったよかった。逆に言えばブンノイチシリーズとしてはらしくない結末。若干の切なさはあったけど。

  • 締めるシーンと緩めるシーンの緩急が上手い。それぞれのキャラクターに特徴があって面白かったけど、海老原はもっと掘り下げていいはずだ。

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著者プロフィール

一九七四年大阪府出身。作家。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。主な著書に『悪夢のエレベーター』『悪夢の観覧車』などの「悪夢」シリーズをはじめ、『アヒルキラー』『裏切りのステーキハウス』など。『悪夢のドライブ』『サンブンノイチ』『鈴木ごっこ』他、映像化作品多数。『ロックンロール・ストリップ』映画化の際は、自ら監督も務める。「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系列)では自身初の特撮作品メインライターに抜擢された。

「2022年 『オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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