名のないシシャ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 555
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041012222

作品紹介・あらすじ

人間の寿命を予知し、運命を変える力を持つ名無しの少年は、少女・玖美から“テク”という名前をもらう。しかし永遠に大人になることはないテクと、成長していく玖美の間には避けられない別れの運命が迫っていて!?

感想・レビュー・書評

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  • んー、色々と無理がありすぎたかな。話を端折るし時間も結構飛ぶ。寿命が分かる使者が生きる残り時間を与える話で、何の感動も無かった。

  • 人の寿命がわかり命を分け与える特別な力を持つ少年少女の姿をした年を取らないシシャたちと、名前を与えてくれた相手との交流。少女と友達になったテク、医師の「先生」と暮らす心美、認知症の「母親」と暮らす直弥。横浜の遊園地のキラキラさや、予言者とテロによる寿命の狂い。ハードさより何となくふんわりとしていた。

  • 命を捧げてもいいと思えるほど大切な人に出会って成長していくテクたちの姿に感動しました。

  • コトマ1号から借りて読んだ。なんだろう。腑に落ちないというか。すっきりとした感で終わったなあとおもいつつ、すとんと落ちない感。

  • 初・山田悠介。
    関東に引っ越していった息子が我が家に置いて行った本です。山田悠介という名は書店でよく見かけるので、まあなんとなく手に取って読み始めたのですが。
    設定は結構面白いと思います。
    でも途中で矛盾が出てきて(悪いシシャが10年以上かけて大量殺人を図るが、物語は寿命は変えられない設定なので、それも予め決められた事になる)、さあどうするんだと読み進めていたら。。
    ま、そんな事関係なかったですね。最後はなんだか理由も実行方向もわからぬ阿鼻叫喚のテロになり、変えられなかった筈の寿命が突然短くなり、その説明も無いままラストへ。この書き散らしぶりなら、先に挙げた矛盾なんか関係ないですね。
    少々の矛盾は目をつぶる方なのですが、これはちょっと酷いなと。
    俄然、山田さんに興味が湧きました。
    デビュー作「リアル鬼ごっこ」は自費出版だそうで、その映画化で話題になったんですね。なるほど。
    ついでにamazonの「リアル鬼ごっこ」の書評を読んで笑ってしまいました。多分、発想は面白いのでしょうから、誰かちゃんと文章を書けて筋の矛盾を指摘してくれる人と組んだ方が良いのでは。
    普通、そこは編集者がやってくれるのでしょうが、そこらが角川文庫かもしれません。

  • 設定は面白く、"起承" は良い。
    ただ、"転結" の "「死までの時間」の謎" と "予言者" がフワフワしていて消化不良感......

  • 「使者」は人ならぬ者。
    人間の寿命の残り時間を見ることができて、尚かつ自分が持っている手持ちの時間を渡すことができる。
    自分の能力をいかす道を間違ってしまったハル。
    ゲームマスター気取りで人間の世界を壊すことでしか、自分というものの存在を認められなかったハル。
    心を開かなければ相手も心を開かない。
    人との出会いって本当に大切なんだな、と思う。
    テクや直弥、心美はたしかに人ではなかったけれど、人間として生きて、人間として死んでいったと思う。
    きっとテクたちは後悔なんかしていない。
    大切に思える人たちと出会い、かけがえのない時間を共に過ごし、そして精一杯生きた。
    彼らの生き方がハルのこれからに何らかの影響を残してくれた・・・と信じたいラストだった。
    前向きなテーマで個人的には嫌いではない。
    けれど、もう少し深く丁寧に描けなかったのかと残念でもある。
    読者の年齢層を考えると、よりわかりやすくするとこうなってしまうのだろうか。

  • *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます*
    http://opac.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB50107983&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 「リアル鬼ごっこ」等で、中高生に人気のある作家の著書です。

    少年は人の『死ぬまでの時間』が分かり、命を与える特別な力を持つ「シシャ」という存在だった。

    名を持たぬ彼は人間の少女・玖美から“テク”という名前をもらい、少しずつ喜びや悲しみといった感情を知る。

    絵本「100万回生きたねこ」にも通じるテーマの作品だと思います。

  • まぁまぁといったところ。最後のシーンで悲しさがある。しかしだからと言って伝わるものはあまり無い。筆者の伝えたいことを考え直すべきかな。

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著者プロフィール

山田 悠介(やまだ ゆうすけ)
1981年東京都生まれ。
高校卒業後アルバイトをしながら小説を書いており、2001年『リアル鬼ごっこ』を自費出版し作家デビュー。これが代表作の一つとなる。
他の代表作に、『親指さがし』、『スイッチを押すとき』など。多くの作品が映画化されている。

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