輝天炎上 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.60
  • (48)
  • (94)
  • (100)
  • (20)
  • (5)
本棚登録 : 940
レビュー : 85
  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041012314

作品紹介・あらすじ

碧翠院桜宮病院の全焼から1年。医学生・天馬はゼミの課題で「日本の死因究明制度」を調べることに。やがて制度の矛盾に気づき始める。その頃、桜宮一族の生き残りが活動を始め……『螺鈿迷宮』の続編登場!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • これで終わっちゃうんですね~
    残念ですが。
    いろんな謎が解けて読み応えありました。
    いろんな登場人物が出てきたのもよかったです。
    面白かったです。

    他のスピンオフの作品もあるみたいなので、それも読んでみようと思います。

  •  いったい何を読まされたんだろうか?……(´ェ`)ン-…

    「螺旋」の続編にして 桜宮サーガの掉尾……ではあるんだけど、本書だけとりだして見ると 一小説として成り立っていないよなあ……(´ェ`)ン-…
    「ケルベロス」の別バージョンでもあるんだけど、そもそもあれじたい失敗作だし……(´ェ`)ン-…
     出版社もバラバラで 通し番号もついていないシリーズを何十冊も読んだ後でないと 理解できない本なんて……(´ェ`)ン-…
    (自分の場合、読んだは読んだけど細かいとこはみんな忘れちゃった状態……)

     それでもあえて 本書一冊を単独で見てみても、なんだかなあって感じ……(´ェ`)ン-…
     第一部、落第医大生・天馬くんが美少女同級生・冷泉さんとおなじみAi(死亡時画像診断)の研究発表の準備(という体裁で 読者にその普及啓蒙)をする話 なんだけど、天馬くん いくら何でもモテすぎじゃない!?(゜o゜;
     こんな理屈ばっかりこねくり回してるあんちゃん、どこがいいんだか……(´ェ`)ン-…
     出てくる女 出てくる女、みんな絶世の美女ばっかだし……(´ェ`)ン-…
     80年代のラブコメ青年漫画みたい……(´ェ`)ン-…
     面白ければそれでもいいんだけど、これがむしろ物語の足を引っ張ってる感じ……(´ェ`)ン-…

     転じて第二部、仮面の美女の復讐劇は大時代的な少女漫画 もしくは横溝御大ばりの旧家因縁ドロドロ話……(´ェ`)ン-…
     これまた、面白ければそれでもいいんだけど、あまりにも嘘くさくて鼻白む……中二病?……(´ェ`)ン-…

     三部・四部はなんというか、2サスの終わり10分みたい……(´ェ`)ン-…
     ばたばた駆け足で(「ケルベロス」やなんかの)謎解き・裏話を叙述……あまりに急ぎ過ぎで、おそろしく雑に思える……(´ェ`)ン-…

     一部から最終章まで 全体を通すと、とにかくガチャガチャな印象……(´ェ`)ン-…
     新たに一冊を要するほどの「真実」が明かされたわけでもなし、「螺旋」「ケルベロ」でおしまいにしておいたほうがよかったんじゃなかろうか?……(´ェ`)ン-…


     後の作品になればなるほど文章力が増していくカイドーさんだけど、それに反比例して小説としての面白みが減衰していく感……(´ェ`)ン-…

    2019/02/19
     
     

  • 再読。

    『螺鈿迷宮』の続編であると同時に田口・白鳥シリーズ『ケルベロスの肖像』のSIDE B 的な位置づけでもある作品。

    こちらと『ケルベロスの肖像』の両方を読むことで事件の全容がわかるつくりですが、『螺鈿迷宮』の続編として読むなら、こちら単独でも、生き残ったのは姉妹のどちらかだったのか、をはじめとする前作の謎は明らかになります。

    いろいろな作品とリンクしているのが桜宮サーガの特徴ですが今作は特に多い。

    これまで仄めかされてはいたものの、今作で初めて明言された事実としては、

    ・4Sエージェンシー城崎の出自

    「城崎は母親の姓で、医学部を途中で辞めたことで実家からは勘当されている」と本人も語っていましたが、桜宮巌雄・華緒夫妻の長男で、小百合とすみれの兄であることが明言されました。

    今作で、小百合とすみれは燃えさかる塔と運命を共にした可能性が高いと私は考えているのですが、城崎がすみれに付くと決めた時点で、妹達が最後の決着をつけるつもりであることは想像が付いていたはず。どういう思いだったのでしょうか。

    ・極北シリーズで逮捕された三枝久広の血縁関係

    『ジーン・ワルツ』登場時点で久広先生の母親・三枝茉莉亜は城崎家の生まれであることは語られていたようです(再読して自分でいないため、「ようです」と表現)。
    今作では、小百合(西園寺さやか)が「自分の従兄を陥れた」と名言、小百合がマリアクリニックを訪れる場面もあります。茉莉亜先生と華緒先生が姉妹なのでは、と思わせる描写もあったはずですが、茉莉亜先生が城崎家の生まれということは、巌雄先生の妹が茉莉亜先生なのでしょうか……?
    それにしても小百合は、何故親戚である三枝家にまでそんな憎悪を燃やすのか。正直よくわかりません。


    更生した元落第医学生・天馬大吉の同級生として冷泉深雪という新キャラクターが登場しますが、正直この子、天馬のモテモテぶりを表現する以上の意味はないよね、という気も。

    この流れで、次は『ケルベロスの肖像』を再読予定。

  • 輝天炎上 (角川文庫)

  • 20181019読了

    螺鈿迷宮の続編
    ケルベロスの肖像の別視点みたいだが輝天炎上から読んだので順番間違った感。。。

    個人的には初の海堂尊作品がブラックペアンだったので名前だけでも渡海先生と佐伯教授が出てきたのと、マリツィアの登場は胸熱だった。
    螺鈿迷宮の続編なので天馬くんの視点で話は進むが、オールスターと言っていいほど海堂作品の登場人物が出てきて、まさかの人物が繋がっていたり、いろんな伏線がこんなにも繋がっているとは。
    途中混乱もしたけどやはり後半のスピード感はすごかった。
    時系列的には南の話やバチスタシリーズの何作か、極北ラプソディも同時期みたいなので読むのが楽しみ。

  • 田口先生の視点から書かれた「ケルベロスの肖像」に対し、天馬くんからの視点からのが本作品。天馬くんの学生生活も描かれ成長物語にもなっていて、この部分だけはおもしろい。しかし登場する学生たちの描写の視点が古臭く感じる。天馬くんが使う言葉にも一貫性がなく違和感を感じるところがある。
    無理やりジャンル分けしなくてもいいのだけれど、小百合が語り手の第二部だけ毛色が違い別の作品のよう。ここだけホラー?で現実感がまったく南雲も別人のようで、このあと読みすすむにあたって整合が取れなくなった。

  • え?そうなの?
    やっぱりそういうことだったの?

    なんか上手い事行き過ぎだなぁ、そして、とてつもなく勿体無いんじゃないか?

    この作品を読んで感じた。
    作中キャラクターさんの方々、年齢と経験を重ねてシッカリ成長なさっていらっしゃるんだなぁと。

    多くの方々が初対面の時に感じた印象よりパワーアップしている。


    … 天馬くんはどの方がお好きなのだろう。

  • 螺鈿迷宮のストーリーを裏側から見た物語。
    シリーズのレギュラーが多いとこんな手法も使えるのかと感心した。
    客観的な視点でレギュラー陣を描写する面白さだけでも読む価値があると思います。

  • 同じ事件も視点を変えると、こうも印象が変わるのか。チーム・バチスタ側のシリーズ最終章が大団円にはならず、不可解な行動してる人が少なからず、居た。その裏側、これまでのシリーズに散りばめられた伏線の回収...。桜宮一族には全く共感できないままだったのに、この読後感の良さよ。

  • 桜宮市の終末医療を担っていた碧翠院桜宮病院の炎上事件から1年後。東城大学の劣等医学生・天馬は課題で「日本の死因究明制度」を調べることに。同級生の冷泉と取材を重ねるうち、制度の矛盾に気づき始める。同じ頃、桜宮一族の生き残りが活動を始めていた。東城大への復讐を果たすためにー。天馬は東城大の危機を救えるか。シリーズ史上最大の因縁がいま、解き明かされる。

全85件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

海堂 尊(かいどう たける)
1961年、千葉県生まれの作家、医師。医師としての所属は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所・放射線医学総合研究所病院勤務(2018年3月時)。
2005年に『チーム・バチスタの崩壊』で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、作家デビュー。
同作はのちに『チーム・バチスタの栄光』と改題して出版される。映画・テレビドラマ化もされた代表作となった。

輝天炎上 (角川文庫)のその他の作品

輝天炎上 単行本 輝天炎上 海堂尊

海堂尊の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

輝天炎上 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする