- KADOKAWA (2014年2月25日発売)
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感想 : 12件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041012369
作品紹介・あらすじ
令嬢は蜘蛛の形に見立てられて殺され、座敷童子が出るという旅館の部屋では男が惨殺され、結界が張られた“密室”でも殺人が起こる……人間業とは思言えない怪事件の数々に、美貌の警部ベニーが挑む!
感想・レビュー・書評
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一応警察小説だが、角川ホラー文庫に入っていて、ホラーというより、オカルト警察小説かな。結構面白い。鬼丸三郎太刑事が実は物っ怪の鬼で、アメリカ帰りのイケメン警部のベニー芳垣が陰陽師というぶっ飛んだ設定がいい。本来なら、対立するはずの2人が協力して、3つの事件に立ち向かう。結局は、鬼丸が事件の真相に気づくのだが、手柄はベニーに譲る。最後は、鬼になって、背後に隠れていた悪人を懲らしめる。鬼丸に密かに憧れている小麦早希刑事が、鬼丸とベニーの仲に嫉妬するなどして、なかなか可愛い。ダジャレがさりげなく出てくるところなど、田中啓文らしい。
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陰陽師と鬼だから宿命的に意識しあうのか?それともバディを組むうちに情が移ってきただけなのか?そこの所の心情の機微が今ひとつ物足りない。それはジャンル違いと諦めよう(笑)。それぞれの事件と謎解きは結構面白い。第1話「蜘蛛の絨毯」のラストのオチは伊坂幸太郎さんの作品でも似たようなのが。
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鬼丸&ベニー第2弾。鬼丸さん、だいぶツンからデレになってきたわ笑。ベニーもお酒飲んで速攻で寝るとかかわいくなってきた。
物っ怪が出てきたり、来なかったり、ほんとに怖いのは人間だったり、鬼も結界無視できるほど強くなかったりと、3話其々。
でもそれにしても1話目はトリック強引過ぎ&最後そこか、って感じ、2話目はトリック雑&警察ザル過ぎ、3話目はまだらしいかなって思ったけど、これは推理小説として読んじゃ駄目なやつなんだな。鬼丸とベニーの攻防(とデレ)を見守る小説なんだわ。
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シリーズ2作目。3話。蜘蛛と座敷童子と結界。なんか…読みすすめるたびに…鬼丸さん、ベニーさんのこと好きなんじゃね?って…途中でどんなジャンル読んでるかわからなくなったよ…
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『オニマル異界犯罪捜査班』第2巻。
今作の方がミステリっぽい雰囲気がより強いような気がしますが、やはりメインは伝奇ものとしての内容。
冒頭とエピローグがいやが応にも続編への期待を盛り上げます。
いつかは自分を追いつめる事になるかも知れないベニーに惚れこみ(本人は指摘されても絶対に認めないけど周囲にはバレバレ)、つい助けたくなってしまう「物っ怪」の鬼丸…。まったく、鬼の心は複雑です。
ベニーも完璧超人じゃないキャラクターなところが良い。
この二人の関係がどう変化していくのかも気になります -
オニマル・シリーズ第二弾。陰陽師の警部・ベニー芳垣と鬼の刑事・鬼丸のでこぼこコンビが怪事件に挑む。
今回は『蜘蛛の絨毯』『座敷童子の棲む部屋』『結界の密室』の三話が収録されており、三話のいずれもちょっと変わった密室殺人事件をテーマにしている。
このシリーズは、ベニー芳垣と鬼丸のでこぼこコンビが奇怪な事件を解決する面白さと鬼丸の正体がいつ明らかにされるのかという興味の二つを兼ね備えているようだ。まるで漫画のような伝奇ミステリーであり、肩が凝らずに読めるのが良い。 -
なんだかんだ仲良しやね〜。
女キャラの存在意義は疑問だが… -
(収録作品)蜘蛛の絨毯/座敷童子の棲む部屋/結界の密室
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【収録作品】プロローグ/蜘蛛の絨毯/座敷童子の棲む部屋/結界の密室/エピローグ
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美貌の警部にして陰陽師のベニー芳垣は、師について占筮の際に井原塚という男に怨霊による殺害危機が迫っていることを知る。
師から、ことの成否で陰陽師としての今後の活動を賭け、陰陽の力で事件を未然に防ぐことを命じられたベニーは、井原塚の部屋の周囲に“最強の結界”を張り、万全の態勢で待ち受けるが、井原塚は殺されてしまうー
完璧だったはずの結界は何故破られたのか?
『結界の密室』
『蜘蛛の絨毯』『座敷童子の棲む部屋』
陰陽師&鬼コンビ再び。密室がテーマの3話収録のシリーズ第2弾。
図解も付いて密室の状態も解りやすかったです-
しかしなんだかベニーがかわいそうになってきたよ…
表ではハンサムでスーパーエリートなのに、陰陽道では半人前、母子二代で師事した加茂沢は悪事に手を貸す屑で敵方って。
鬼も陰陽師の成長を楽しみつつも、強力な結界には逃げ腰なのが(性質上しょうがないけど)面白いな。
ふたりが正体も分かり合ってからの強力協力タッグを見てみたいけど…いつそこまでたどり着くのかな-
自分メモ
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