- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041012413
作品紹介・あらすじ
「ベルベット・リンチ」はインディーズで人気急上昇中のV系バンド。彼らにはそれぞれ異なったタイプの霊能力がある。その力を活かして音楽がらみの心霊現象を解決していくが、事件の裏にはある真実が……。
感想・レビュー・書評
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「出口なし」で知った著者。これも面白いよ、と以前読友さんに教わり読んでみた。
V系4ピースバンドのベルベット・リンチ。メンバー全員霊にまつわる能力がある。リーダーでヴォーカルで主人公の恭平は霊とお話が出来る。初期メンバーのギター兆は霊感はもちろん、予知夢を見てしまう。中でも一番霊感が強く、女好きのベース柊人はその霊がどうやって亡くなったのかが分かる。武闘派ドラム、イエスマンの夕輝は霊感はないが憑依体質。
ライブを邪魔されたり、バンド合宿中に心霊現象に巻き込まれたりする。怖さは少なめで良い話ばかりだったので物足りなさを感じてしまった。まぁライトでサクッと読み易いとも言う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すらすら読める。設定に無理がある気もするが、暇つぶしにはいいかな。途中「すいません」という言葉を使っていたが、わざとなのか?
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あらすじの『ヴィジュアル系バンド』という言葉に釣られて読んだ。私はヴィジュアル系バンドが好きでライブに通ったりしてたので、ヴィジュアル系バンドのライブの雰囲気や特有のノリ(振り)やバンギャの生態など、よく調べているとは思ったが作品自体に面白みを感じず。これはホラーなのか?と首を傾げるくらいホラーとはほど遠い気がしてならない。