バスカヴィル家の犬 (角川文庫)

制作 : Arthur Conan Doyle  駒月 雅子 
  • KADOKAWA
3.84
  • (5)
  • (12)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 99
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041012628

作品紹介・あらすじ

魔犬伝説により一族は不可解な死を遂げる――恐怖の呪いが伝わるバスカヴィル家。その当主がまたしても不審な最期を迎えた。遺体の傍には巨大な猟犬の足跡が……謎に包まれた一族の呪いに、ホームズが挑む!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ホームズ長編の最高傑作では?
    探偵小説という枠組みに収まらず。冒険小説、アクションあり、身の毛もよだつ怪奇、ホラーあり。小説という娯楽の醍醐味を味わう。
    翻訳の読み易さ故、舞台ダートムアがまた魅力的。荒涼とした大地、不吉な岩肌、閉じた空気感、悪魔の存在。情景がはっきり目に浮かぶ。
    ワトソン医師の探偵活動、主役は私だと言わんばかりの大冒険に心躍る。だが、ホームズが登場した時の安心感といったらもう。ワトソンには申し訳ないが役者が違うのである。
    探偵と助手。ホームズ以降、様々な形でミステリ作家により描かれ続けているが、ワトソンのような、悪に屈しない正義感をもった王道な助手に、出会いたくなってしまった。立ち返ってこの関係性に戻るのもありかもしれない。

  • オカルトチックな雰囲気も醸し出しつつ、ホームズ、ワトスン共に体を張った調査。
    ホームズは、近年のミステリ作品に登場する探偵と比較すると肉体派の印象だが、終盤の推理過程を読むと…
    些細な描写から綿密に推理を重ね、着実に真相へ近付いていたことが分かる。
    ☆3.5くらい。さすがの完成度の高さ。

  • あの時代のアイテムや恐怖をかきたてる描写が印象的で、退屈させない展開にも引き込まれる。
    当時の推理小説として、今読んでもかなり高い完成度だと思う。

  • 知人が、訳が良くて読みやすいと話していたので、定番ですが未読だったので手に取りました。案の定、一気に読めました。
    テレビで三谷幸喜版をやっていますが、別物ですね。(笑)

  • 恐怖で支配された愛は本物の愛でないと思うんですが、どうですかね?
    それで愛される者が幸せなら本物の愛なんですかね。
    愛する者の愛が演技であったとしても、一生騙し続けられるなら、それで良いのでしょうか。

    さて、ホームズ3作目。
    だいぶ読み方がわかってきて読みやすくなってらきた。
    銀色の月を背にして岩山の頂上にたたずむ人影は誰か気付いたぜ。(自慢)

    読み方がわかってきた分、とびきりの謎と冒険が用意されていた。
    『一気読み必至』の宣伝文句は本当だな。

全5件中 1 - 5件を表示

バスカヴィル家の犬 (角川文庫)のその他の作品

アーサー・コナンドイルの作品

バスカヴィル家の犬 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする