夕映え 下 (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2014年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041012710

作品紹介・あらすじ

江戸の本所の縄暖簾「福助」の息子・良介は、彰義隊の一員として上野の戦に加わるという。無事を祈るおあき達だ ったが、江戸から明治への時代の激流は、市井に生きる彼らを否応なく飲み込もうとしていた。

感想・レビュー・書評

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  • 日本史には詳しくないので彰義隊というものをはじめて知った。子を思う親心はいつの時代も変わらない。全体としては史実の部分は淡々と語られるので、大きなヤマ場がないような展開。だが庶民の生活とは戦争が起ころうが災害が起ころうが日々を生きてゆかねばならず、おあきの目線で生活がていねいに書かれている。タイトルにもなった最後のシーンが良かったな。

  • 大根は験かつぎ

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著者プロフィール

1949年函館生まれ。95年、「幻の声」で第75回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で第21回吉川英治文学新人賞、翌01年には『余寒の雪』で第7回中山義秀文学賞を受賞。江戸の市井人情を細やかに描いて人気を博す。著書に『十日えびす』 『ほら吹き茂平』『高砂』(すべて祥伝社文庫)他多数。15年11月逝去。

「2023年 『おぅねぇすてぃ <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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