寒紅梅 髪ゆい猫字屋繁盛記 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 35
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041012727

作品紹介・あらすじ

恋する女に唆されて親分を手にかけ遠島送りになった黒岩のサブが、江戸に舞い戻ってきた――!? 喜びも哀しみもその身に引き受けて暮らす市井の人々のありようを描く大好評人情時代小説シリーズ、第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)

    ある日猫字屋のおたみの許を訪ねて来た鹿一。髪結の腕も確かで雛男の彼が雇人を続けていたのには他人に言えない訳があって…。別の日、思案橋の欄干に窶れ果てた姿をさらしていた姉妹弟子のおしん。吉原で花魁を務める姪に一目逢いたい―余命幾ばくもない彼女の願いを叶えようとおたみ達は画策する。共に笑い、共に泣き、言葉にならない哀しみ苦しみに心を寄り添わせようとする人々を温かく描きだす人情時代小説第2弾!
    平成28年3月4日~8日

  • 以前のシリーズから時間もたち
    書き役さんも魚屋に婿入りしてます
    舞台は髪結い処で、江戸中の噂話を
    登場人物が落語の世界のように話し
    ていて、事件もそこで語られる!

  • 髪ゆい猫字屋繁盛記第二弾。
    猫字屋の新しい雇い人、鹿一がこれまた訳ありのようで、
    今後の展開に期待したいところ。

    それにしても、猫字屋シリーズとその前作、自身番書役シリーズをすでに読んでいる人には、
    過去の経緯の振返り部分がちょっと長すぎる。
    もうちょっとさっくり、
    でもこの本から読んだ人にもわかるようにポイントをおさえて、書いてもらえないだろうか。

  • 図書館で。言葉は相変わらず昔過ぎて難しいところもあるが面白くなってきた。昔の人は皆が助け合いながら生きていたんかのぉぉ。エエような感じもするが窮屈なような感じもするねぇぇ。

  • 人を雇い、増えたような減ったような髪ゆい屋。
    その増えた人は、なんだかわけありのようで。

    困っている時には手をさしのべ、こちらが困っていれば
    手をさしだしてくれる。
    小さくても幸せがある、というのは
    見ているだけでもほんわりします。
    と思いきや、自分の人生をきれいに
    突っ走っている人もいるわけで。
    これはこれで、ものすごく未練がなさそうです。

    血がつながらなくとも、大事にしてくれる。
    無条件に信じられる、帰れる場所があるのは
    すごく幸せな事です。
    それを知っているか知らないか、でも。

    最終的に、新入りさんが最初に濁していた
    言葉の意味が分かるようにはなっています。
    そうだろうか、とはうすうす察していましたが。
    前回の話も引っ張ってきているので
    そちらを読んでいた方が分かりやすい内容に。

  • 巻末の解説を読んで、「照降町 自身番書役日誌」は完結していたのか!と、知りました。何気にまだ続きそうな印象だったので、「“照降町~”の続きがまだなのに、姉妹編が出ているのか・・」と勝手に思っていたので(恥)。
    今後はこちら(髪ゆい猫字屋繁盛記 )の続きを楽しみにする所存です~。

  • 第二弾
    照降町自身番書役日誌の姉妹篇としての感じが強すぎる
    新メンバーとして鹿一が登場、しかし正体は不明?

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プロフィール

1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」シリーズ、「照降町自身番書役日誌」シリーズなどがある。15年「立場茶屋おりき」シリーズで第四回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。

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