スパイクを買いに (角川文庫)

著者 : はらだみずき

• KADOKAWA/角川書店 (2014年4月25日発売)

作品紹介・あらすじ

41歳の岡村は、息子がサッカー部を辞めた理由を知るため、地元の草サッカーチームに参加する。思うように身体は動かないが、それぞれの事情を抱える仲間と過ごすうち、岡村の中で何かが変わり始める……。

感想・レビュー・書評

[yokota3716さんの感想 · 2021年4月6日]

何かを始めるという事はきっかけなんでしょうね。
この場合はサッカーでなんですね。
ほのぼのした感じがします。

[opaopaさんの感想 · 2022年6月24日]

実際に自分でやってみると、プレイヤーの気持ちが少し感じられる。
まさに、言うは易し。

[潤さんの感想 · 2014年6月28日]

主人公４１歳ですが、ある意味青春ものだと思います。
気持ちが良い方へ変わっていく様を見るのはとてもあたたかくなりました。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-1061.html

[ちこ(´・ω・)さんの感想 · 2023年4月25日]

辞めた理由を知りたくて。
実際にプレーしてみれば、応援の為に訪れた時とは全く違う景色が広がるのだろうな。
昔からのやり方に拘るのもいいが、変わってゆく時代についていけなければ売れるものも売れないだろうな。

[mmmm6789さんの感想 · 2022年8月28日]

少し話の展開がうまくいきすぎな感じもするけど、大人の青春小説として気楽に読める一冊。

[山本 裕丈さんの感想 · 2022年2月1日]

読み初めはなんだかテンポが合わないなと感じたけど、中盤からは一気に読んだ。フレンドリーマッチの章がお気に入り。

[オオヤマメさんの感想 · 2021年12月4日]

小規模な出版社の編集者だった岡村は慣れない営業へ異動となり、少々ヘコタレ気味。長男陽平は中2にしてサッカー部を辞めてしまう。
ある休日、缶ビール片手に眺めていたサッカーの試合終了後に真田から誘われて草サッカーを始める。齢41、季節はゆっくりめぐり、人生もゆっくり好転して行く。劇的なことは何も無いけれど、一生懸命にやってれば良いことあるさって話し。人生いくつになっても何か始められるし、決して遅すぎることは無い。

[SGGKさんの感想 · 2021年6月18日]

何かを始めることに、遅いということはない。決断に時間がかかっても、その時がベスト。
そんな励ましをもらえるような一冊。サッカーボーイズと少しリンクしています。

[奏さんの感想 · 2021年2月20日]

yk

[gran amigoさんの感想 · 2019年7月6日]

サッカーは大人も子供も関係ない。
好きなことをやり続けられるのは幸せ。

著者プロフィール

千葉県生まれ。商社、出版社勤務を経て作家に。二〇〇六年『サッカーボーイズ再会のグラウンド』でデビュー。「サッカーボーイズ」シリーズ、「海が見える家」シリーズの他に『帰宅部ボーイズ』『ようこそ、バー・ピノッキオへ』『会社員、夢を追う』『太陽と月サッカー・ドリーム』などの著書がある。

「2022年 『サッカーデイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」