前世探偵カフェ・フロリアンの華麗な推理 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013199

作品紹介・あらすじ

繁華街の裏道にひっそりと建つ「カフェ・フロリアン」。古くみすぼらしい外見に反して、内装は豪華絢爛。昼はカフェ、夜はゲイバーとなるこの店のママは、縦ロールの茶色の巻き毛とほうきのように長いマツゲ、ロングドレスを纒ったオネエだが、前世が見えると評判だ。日々、脳みを抱える相談者が前世の記憶を探って解決して欲しいと訪れるが…。前世の因縁と現世の謎を解き明かす、ゴージャスな女装探偵の名推理。

感想・レビュー・書評

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  • 連作短編集。
    前世が見えるというゲイバーのママが、その能力で相談者の悩みを解決するのかと思いきや、特に推理するわけでもなく、関係者が現地に行って調べてわかるという流れ。
    面白そうな設定なのに期待はずれ、残念。
    (電子書籍 Sony Reader)

  • 思っていたよりよかった。
    自分の前世がわかる、ゲイバーのママが親身に相談に乗ってくれるとう話の流れが自然で、話に溶け込みやすかった!
    最後のまた会う日までを読んで、
    最近祖母に連絡をしていないことに気がついた。
    元気だろうか?

    いま、この生きている間を公開しないように、
    自分の思っていることを素直に行動に移していきたい。

    自分の前世…。
    気になるけど、簡単にわかることではないなぁ。
    いつか、突然思い出す時がくるのかな?

  • ママが特殊な能力を発揮、と言うよりも
    地道に調べて助ける、と言う話だった。

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著者プロフィール

1965年岩手県生まれ。中央大学文学部卒。2007年『首挽村の殺人』で第27回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、作家デビュー。他の著作に『死墓島の殺人』『共謀』『存在しなかった男』『奇妙な遺産 村主准教授のミステリアスな講座』などがある。

「2016年 『梟首の遺宝 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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