コブラ 下 (角川文庫)

制作 : 黒原 敏行 
  • KADOKAWA
3.79
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本棚登録 : 38
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013281

作品紹介・あらすじ

コロンビアの巨大麻薬カルテル"兄弟団"を殱滅するため、コブラは作戦を実行に移す。敵組織幹部の娘を人質に裏切者リストを入手、それと同時に謀報網を駆使して国内への密輪ルートを暴き出す。対空用に爆撃機を配備、海上に武装艦を展開し、敵に姿を見せないまま鉄壁の組織を崩壊させてゆくコブラだったが、その作戦は大きな代償を強いるものだった…。圧倒的なリアリティで描かれる、軍事サスペンスの最高峰。

感想・レビュー・書評

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  • 麻薬撲滅といって完璧な準備をし全部作戦通りにうまくいって勧善懲悪的な退屈な話し。オチはあったが、その頃にはどうでもよくなっていた。

  • 下巻では、フォーサイスのストーリーテラーとしての才覚が開花し、この分野での評価の高い一作となっている。彼がもっとも得意としている物語の構成は、まるで魚との心理戦を読み切る老練な漁師のような主人公が、上巻から仕掛けた罠がひとつずつ動き出し、獲物が徐々に追い込まれるように物語りが紡がれ、堅牢を誇るコカインカルテルが少しずつ崩れていく。その手法は、往時のスパイが多用した情報撹乱によりカルテル内部とディストリビューター間を反目させ、粛清と激しい闘争でサプライチェーンを破壊させていくものであり、詰将棋のようなプロットは読者を飽きさせない。一手目のデマンドとサプライのバランスを壊したところから枯渇と騒擾をつくり、整然とした鎖が解けていく。佳作である。

  • ついに作戦決行。週末、半日で読み終えた。
    それが最後のオチか!「悪魔の選択」のような読了感がないのは感受性が鈍ったからか?フォーサイスのせいか?星は3.5の気分。

  • コブラは、麻薬密輸ルートを壊滅状態に追い込んで行く。
    しかし、最後に麻薬根絶の障害になったのは....
    そして、仰天の結末へ
    最後まで飽きさせない展開は、さすがです。

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プロフィール

1938年イギリス生まれ。空軍のパイロットなどを経て、ロイター通信、BBC放送の記者を勤めた後、作家に。71年ドゴール暗殺をテーマに書いた長編『ジャッカルの日』で小説家としてデビュー。綿密な取材とストーリーテリングの天賦の才で世界をわかせ続けている。著書に、『オデッサ・ファイル』『戦争の犬たち』『神の拳』『アフガンの男』『キル・リスト』など多数。

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