星やどりの声 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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レビュー : 162
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013359

感想・レビュー・書評

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  • 海の見える町に、喫茶店『星やどり』がある。早坂家が営む喫茶店は、ビーフシチューが美味しいと評判だった。

    早坂家の三男三女、母一人がささやかな幸せ感じながら生活していたが、ある常連客が来なくなってから、家族の何かが変わり始めた。

    各章が兄弟姉妹の視点から書かれた、家族への思いと、自分たちの気持ちの葛藤が胸に痛みを感じる。だけど、どこか優しい。

    浅井リョウさんの文章が、染みてきます。いいお話だなぁ、と。

  • 素敵なお話だった。
    お父さんが完璧すぎて、登場人物がみんな好い人過ぎて。
    こんなのは現実にはあり得ないけど、だからこそほっとさせてもらえた。

  • 早坂家の6人の子どもたちやその母がそれぞれの抱える悩みや葛藤に徐々に向き合っていく姿と、亡き父の思い出やメッセージが、少しずつ解き明かされながらかみ合っていく。家族が少しずつ前に進んでいく様子は、心に明かりが灯るような暖かさを感じた。

  • 2015/8/23 読了。

  • ほんとは★3.5

  • 2015/07

  • すごくステキな家族のお話。父を早くに亡くした6人姉兄妹弟の視点で展開していく。年の差のある兄弟だけにそれぞれに抱える悩みや家族への思いはそれぞれですが、お互いを思いやる気持ちに溢れていて全てが温かい。
    朝井リョウさんのビターな部分が好きな私としては若干物足りなさも感じた。
    さらに女手一つで6人の子どもを育ててお店を切り盛りしている母親にスポットを当てて欲しい気もする。
    でも、そんなこと盛り込んだらぜんぜん違うテイストになっちゃうね。

  • ただただ、いいお話でした。
    家族に会いたくなり、今この瞬間がすごく素晴らしいものだって気付かされました。

  • 文句なし!!今まで会話の部分にちょっと好きじゃないところが多い朝井氏でしたが今回は流れも良く感動モノの作品です!

  • どんなに仲がいい家族でも、ずっと同じところに留まってはいられない。
    それでも、この家族はずっと強い絆で結ばれているのだろうなと思えるエンディングでした。
    父親が母親の経営する喫茶店の名前を変えてしまうのも、店に天窓を作る理由も素敵でした。
    朝井さんの作品は、フランクすぎる会話文だとか、文章に♪を使っている部分だとか、苦手な部分もあるのですが、若さゆえの繊細さの表現が素晴らしい。
    今回の作品では、海辺の町の情景もとてもよかった。

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著者プロフィール

朝井 リョウ(あさい りょう)
1989年、岐阜県生まれの小説家。本名は佐々井遼。早稲田大学文化構想学部卒業。
大学在学中の2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、後年映画化された。
大学では堀江敏幸のゼミに所属し、卒論で『星やどりの声』を執筆。2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少。『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。
その他代表作に『少女は卒業しない』、映画化された『何者』がある。

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