星やどりの声 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 1632
レビュー : 160
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013359

感想・レビュー・書評

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  • キャラクターとしては、凌馬とるりが好き。
    凌馬中心で一本話が出来そうな気がした。

    一家の大黒柱の父が他界してしまった早坂家。以来、父がやっていた純喫茶「星やどり」は母が切り盛りしている。
    早坂家は三男・三女。長女・琴美は働きながら「星やどり」で母の手伝いをしている。長男・光彦は、大学四年で就職活動の真っ最中。
    二女・小春は、イマドキギャル。三女・るりは大人しくて真面目な子。
    二男・凌馬は、明るいムードメーカー。三男・真歩は、カメラっ子。
    「星やどり」の常連さんたちに見守られ、穏やかな日々が続いていたが、いつしかそれはある種の「終わり」へと向かっている。
    形あるものはいつか壊れてしまう。
    喫茶店の閉店は少し残念だけど、でも、それは新しいスタートでもあり、家族のきずなは消えない。

  • 静岡帰る前にもらった本。アイスクリームのカバーがかわいくて。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    東京ではない海の見える町で、亡くなった父の遺した喫茶店を営むある一家に降りそそぐ奇蹟。若き直木賞受賞作家が、学生時代最後の夏に書き綴った、ある家族が「家族」を卒業する物語。

    【キーワード】
    文庫・家族・感動・連作短編


    ++4+2+2
    ++2

  • 母親と三男三女が、亡くなった父が残した喫茶店を営む中で、
    徐々に家族から卒業する、ほんわかした話です。
    それぞれ兄弟姉妹の話が進み、最後は少し泣けてしまいました。
    通勤電車で読んでいましたが、電車で読んではいけません。
    涙でちゃいますから。

  • 「お前が生まれたそのときに、俺とお母さんは、親になったんだ」
    当たり前だけど忘れがちな事実。
    1歳の誕生日はママも1歳の誕生日っていうCMを思い出した。

    親ってがんばってるんだな。

  • 好きな本に入れることにした。涙がでた。
    大好きだ、こういうの。すっごく好きだ。
    どうしてこうも、次のページをめくるのを楽しみにさせてくれるのだろう。
    今晩は、星を見ながらビーフシチューを食べよう。

  • 久しぶりに見つけた

    かけらをひとつひとつ拾い集めていくようなお話

    好きだなー

  • 三男三女と亡き父が残した喫茶店を切り盛りする母親の7人家族の話。

    子供達それぞれが語りとなり物語が進み、それぞれが何を思い、どう行動していくのかが楽しめる。
    ハッピーエンドなのかは微妙だけど、前進していこうとする人達の爽やかさが読み終わって気持ちいい。

    双子が性格や見た目が正反対になった理由で泣けました。。

  • そう来たか。
    途中、少し予想がつきながらだったけれど、父の思いとパトロールの思いに泣けた。
    個人的には「星やどり」の結末には残念。本当に行ってみたいと思った。本当にあったら常連さんになりたいあったかい場所だ。
    みんなそれぞれ色々ある…ほんと。その通り。
    やっぱり朝井リョウさん、さすがです

  • 遠くにいても、離れても、別れを告げても、家族。

    朝井リョウにしては、ちょっと時代性が薄めというか、あまり世代ピッタリ感がなかった。なんとなく、児童文学のような雰囲気。でも、きょうだい皆でがんばったら奇跡が起こって喫茶店が盛り返して……ではないところが妙に現実的で、そこは(わたしの感じる)朝井リョウなのかも。

    死んだ父親の遺したものと向き合う、それがきょうだいそれぞれが担当する共通課題ではないか。この課題はちょっと重たい。どんなに愛していても、どんなに素晴らしくても、遺したものはしょせん鎖になって、残された者たちを縛ってしまうのだ。父親の遺した鎖からの解放と、新しい絆の創生がこの作品のテーマではないかと思う。父親からの旅立ち、亡くなってはいるが、それは親離れであり、どんな親子にも訪れる瞬間のはずだ。

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著者プロフィール

朝井 リョウ(あさい りょう)
1989年、岐阜県生まれの小説家。本名は佐々井遼。早稲田大学文化構想学部卒業。
大学在学中の2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、後年映画化された。
大学では堀江敏幸のゼミに所属し、卒論で『星やどりの声』を執筆。2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少。『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。
その他代表作に『少女は卒業しない』、映画化された『何者』がある。

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