星やどりの声 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 1669
レビュー : 163
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013359

感想・レビュー・書評

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  • どんなに仲がいい家族でも、ずっと同じところに留まってはいられない。
    それでも、この家族はずっと強い絆で結ばれているのだろうなと思えるエンディングでした。
    父親が母親の経営する喫茶店の名前を変えてしまうのも、店に天窓を作る理由も素敵でした。
    朝井さんの作品は、フランクすぎる会話文だとか、文章に♪を使っている部分だとか、苦手な部分もあるのですが、若さゆえの繊細さの表現が素晴らしい。
    今回の作品では、海辺の町の情景もとてもよかった。

  • 連作短編集
    一つ一つにウルっとくるところがあって悔しい

  • とても良かった。母律子、ことみ、みつひこ、こはる、るり、りょうま、まほ。3男3女姉弟の名前がしりとりになっていることは途中で気がついたけど、もっと素敵で大切な意味が込められている。それぞれ視点の展開も、あたたかいエピも良い。朝井さんファンになりそう。

  • キャラクターとしては、凌馬とるりが好き。
    凌馬中心で一本話が出来そうな気がした。

    一家の大黒柱の父が他界してしまった早坂家。以来、父がやっていた純喫茶「星やどり」は母が切り盛りしている。
    早坂家は三男・三女。長女・琴美は働きながら「星やどり」で母の手伝いをしている。長男・光彦は、大学四年で就職活動の真っ最中。
    二女・小春は、イマドキギャル。三女・るりは大人しくて真面目な子。
    二男・凌馬は、明るいムードメーカー。三男・真歩は、カメラっ子。
    「星やどり」の常連さんたちに見守られ、穏やかな日々が続いていたが、いつしかそれはある種の「終わり」へと向かっている。
    形あるものはいつか壊れてしまう。
    喫茶店の閉店は少し残念だけど、でも、それは新しいスタートでもあり、家族のきずなは消えない。

  • 静岡帰る前にもらった本。アイスクリームのカバーがかわいくて。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    東京ではない海の見える町で、亡くなった父の遺した喫茶店を営むある一家に降りそそぐ奇蹟。若き直木賞受賞作家が、学生時代最後の夏に書き綴った、ある家族が「家族」を卒業する物語。

    【キーワード】
    文庫・家族・感動・連作短編


    ++4+2+2
    ++2

  • 母親と三男三女が、亡くなった父が残した喫茶店を営む中で、
    徐々に家族から卒業する、ほんわかした話です。
    それぞれ兄弟姉妹の話が進み、最後は少し泣けてしまいました。
    通勤電車で読んでいましたが、電車で読んではいけません。
    涙でちゃいますから。

  • 「お前が生まれたそのときに、俺とお母さんは、親になったんだ」
    当たり前だけど忘れがちな事実。
    1歳の誕生日はママも1歳の誕生日っていうCMを思い出した。

    親ってがんばってるんだな。

  • 好きな本に入れることにした。涙がでた。
    大好きだ、こういうの。すっごく好きだ。
    どうしてこうも、次のページをめくるのを楽しみにさせてくれるのだろう。
    今晩は、星を見ながらビーフシチューを食べよう。

  • 久しぶりに見つけた

    かけらをひとつひとつ拾い集めていくようなお話

    好きだなー

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著者プロフィール

朝井 リョウ(あさい りょう)
1989年、岐阜県生まれの小説家。本名は佐々井遼。早稲田大学文化構想学部卒業。
大学在学中の2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、後年映画化された。
大学では堀江敏幸のゼミに所属し、卒論で『星やどりの声』を執筆。2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少。『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。
その他代表作に『少女は卒業しない』、映画化された『何者』がある。

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