正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い! (角川文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2016年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041013373
作品紹介・あらすじ
東京下町の豆腐屋生まれの凜々子はまっすぐに育ち、やがて検事となる。法と情の間で揺れてしまう難事件、恋人とのすれ違い、同僚の不倫スキャンダル……山と谷ばかりの日々にも負けない凜々子の成長物語。
感想・レビュー・書評
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阿川佐和子の9作目の小説。
下町の豆腐屋の娘、竹村凛々子が検事となり、様々な被疑者たちと対峙しながら孤軍奮闘していく物語。
温かい家族の愛情や、個性豊かな検事仲間の叱咤激励を受けながら、被疑者という一人の人間と向き合うことを通じて、凛々子が成長していく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022.9.4-552
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タイトルとおり正義感が強い主人公が検事として、公私ともに強く生きていこうとするストーリー。
豆腐屋の後継を継ぐ歳の離れた妹が、世間知らずだが、明るく豆腐一筋で生きる姿も面白くて、一気に読み終わります。読み終わった後は、無性に豆腐が食べだくなりました。 -
ドラマは見てないが、表紙の女性主人公が吉高のイメージに合う。検事の青春ドラマは面白い。
阿川さんは才女だ。 -
2020.04.16
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下町の、豆腐屋育ちの竹内 凛々子。
昔から曲がった事が大嫌いな彼女は、小学校時代のある事件をきっかけに、検事の道を進むことに。
被疑者の生い立ちに親身になったり、チンピラの挑発にキレて暴れたり、日々、大変な毎日を...
プライベートでも、波乱万丈な彼女は、果たして、一人前の検事になれるのか?
シリーズ第一弾。
第2巻以降も楽しみです。(^o^)
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ドラマの吉高由里子さんの印象が強くて、映像が浮かんでくる。
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下町の豆腐屋育ちの凛々子は、小学生の時のある事件をきっかけに持ち前の正義感を活かすべく検事になることを決意。ところが、交通死亡事故の案件では被疑者の生い立ちを知って悩み、別の恐喝未遂事件ではチンピラ風の取り調べで大失態!家族や同僚の助けを借りながら、凛々子は手探りで自らの『正義』を見つけ出そうとするが…。新人女性検事が泣き、笑い、決断し、奮闘する…。等身大の成長物語がスタート!
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ドラマを観てきになったので。
面白い。
ドラマはちょっと設定が異なり、ドラマから入ったので戸惑ったが、本の方がやはりいい。