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本 ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041013434
作品紹介・あらすじ
女王候補アデイルは、竜退治に向かった騎士ユーシスのことを気にかけながらも、帝国の動きを探るため、東方の国トルバートへ潜入する。
異境の地で、帝国に滅ぼされた亡国の王子について調査するが、そこには大僧正の罠が待ち受けていた。
傭兵として旅する若者ティガに命を助けられ、行動をともにするうちに、アデイルの中で新たな決意が芽生えていく。
ユーシスとのその後を描く特別短編「彼女のユニコーン、彼女の猫」を収録!
感想・レビュー・書評
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シリーズ7作目。
今回はフィリエルとルーンはほぼ出てこず、アデイルが中心になったストーリー。
お姫様が外に出て、色々危険な経験や出会いをして身も心も強くなる…という展開。ヴィンセントとの友情も良かったし、何よりティガが素敵な人物だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まさかこうなるとは!1巻読んだ時はこうなるとは全く想像してなかった怒涛の展開が続く。ついにこの世界の成り立ちや女王候補の行方が明らかになる。どの子も皆好きやから幸せになってほしい〜。
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あーたまらんなぁ、たまらん。
毎度荻原さんの作品を読む度に同じ感想を言ってる気がするけど、でも申し訳ないが、たまらんのだ。
この女の子の夢物語を完璧に語りつつ、何故か冷めずに自分も物語の中に落ちていってしまう凄さは本当に心地いい。
アデイルとユーシスがじれったくってじれったくって、激しく身悶えする。
早くくっつけ馬鹿野郎と思いつつ、いやでもあのままがいいよなとも思ってしまってまたもどかしい気持ちになる。 -
今回はアデイルの話。
本編では語られなかった部分だから読めて嬉しい -
☆5
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フィリエル達が南に行っている間に、東に旅立ったアデイルが主人公の巻。フィリエルも魅力的だけど、アデイルはもっと好き。冷静に立ち回る印象があったのだけれど、意外に衝動的に動くし、大人びているところと、幼い部分が同居していて、可愛いくって、ヴィンセントとのコンビでの会話が楽しい。星女神をめぐる神話についての話も出てくる。元はこの話は5巻の前にあったという。読む順番が変わると、印象も変わったかなぁと思う。(どちらが先がいいかわからないけど。)
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ティガがカッコよかったー。
ユーシスがいるから、ティガとアデイルくっつかないのはわかってるのだけど、残念すぎるー。
著者プロフィール
荻原規子の作品





