西の善き魔女7 銀の鳥 プラチナの鳥 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2014年10月25日発売)
4.18
  • (26)
  • (27)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 334
感想 : 23
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041013434

作品紹介・あらすじ

女王候補アデイルは、竜退治に向かった騎士ユーシスのことを気にかけながらも、帝国の動きを探るため、東方の国トルバートへ潜入する。
異境の地で、帝国に滅ぼされた亡国の王子について調査するが、そこには大僧正の罠が待ち受けていた。
傭兵として旅する若者ティガに命を助けられ、行動をともにするうちに、アデイルの中で新たな決意が芽生えていく。
ユーシスとのその後を描く特別短編「彼女のユニコーン、彼女の猫」を収録!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ7作目。
    今回はフィリエルとルーンはほぼ出てこず、アデイルが中心になったストーリー。
    お姫様が外に出て、色々危険な経験や出会いをして身も心も強くなる…という展開。ヴィンセントとの友情も良かったし、何よりティガが素敵な人物だった。

  • まさかこうなるとは!1巻読んだ時はこうなるとは全く想像してなかった怒涛の展開が続く。ついにこの世界の成り立ちや女王候補の行方が明らかになる。どの子も皆好きやから幸せになってほしい〜。

  • あーたまらんなぁ、たまらん。
    毎度荻原さんの作品を読む度に同じ感想を言ってる気がするけど、でも申し訳ないが、たまらんのだ。
    この女の子の夢物語を完璧に語りつつ、何故か冷めずに自分も物語の中に落ちていってしまう凄さは本当に心地いい。

    アデイルとユーシスがじれったくってじれったくって、激しく身悶えする。
    早くくっつけ馬鹿野郎と思いつつ、いやでもあのままがいいよなとも思ってしまってまたもどかしい気持ちになる。

  • 今回はアデイルの話。
    本編では語られなかった部分だから読めて嬉しい

  • アデイルとヴィンセントの回。

    ルーンの出自の謎がちょっとだけわかる。
    いつかティガと出会って欲しいけど、全然違う2人すぎてどうなるのかな。

    ティガにぐらぐらきそうだけど、ユーシス一筋なアデイルもよかった。わたしならティガがいいです。
    星を見上げるアデイルの画があまりに詩的でたまらない。ありがとう……

  • 最後までハラハラドキドキで良い。エゼレットの面々が頼もしい。ルーンの出自の可能性が気になる。

  • アデイル編。砂漠の亡国の王子と逃亡譚!侍女軽く見殺す好奇心の強さちょっと理解しかねます

  • ☆5

  • フィリエル達が南に行っている間に、東に旅立ったアデイルが主人公の巻。フィリエルも魅力的だけど、アデイルはもっと好き。冷静に立ち回る印象があったのだけれど、意外に衝動的に動くし、大人びているところと、幼い部分が同居していて、可愛いくって、ヴィンセントとのコンビでの会話が楽しい。星女神をめぐる神話についての話も出てくる。元はこの話は5巻の前にあったという。読む順番が変わると、印象も変わったかなぁと思う。(どちらが先がいいかわからないけど。)

  • ティガがカッコよかったー。
    ユーシスがいるから、ティガとアデイルくっつかないのはわかってるのだけど、残念すぎるー。

全23件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荻原規子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×