西の善き魔女7 銀の鳥 プラチナの鳥 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.16
  • (22)
  • (23)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 276
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013434

作品紹介・あらすじ

女王の座をレアンドラと争うアデイルは、帝国の動向を探るためトルバート国へ潜入する。だがそこには巧妙に張り巡らされた罠が待っていた。事件の黒幕とは…!?幻の短編「彼女のユニコーン、彼女の猫」を収録!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ7作目。
    今回はフィリエルとルーンはほぼ出てこず、アデイルが中心になったストーリー。
    お姫様が外に出て、色々危険な経験や出会いをして身も心も強くなる…という展開。ヴィンセントとの友情も良かったし、何よりティガが素敵な人物だった。

  • まさかこうなるとは!1巻読んだ時はこうなるとは全く想像してなかった怒涛の展開が続く。ついにこの世界の成り立ちや女王候補の行方が明らかになる。どの子も皆好きやから幸せになってほしい〜。

  • あーたまらんなぁ、たまらん。
    毎度荻原さんの作品を読む度に同じ感想を言ってる気がするけど、でも申し訳ないが、たまらんのだ。
    この女の子の夢物語を完璧に語りつつ、何故か冷めずに自分も物語の中に落ちていってしまう凄さは本当に心地いい。

    アデイルとユーシスがじれったくってじれったくって、激しく身悶えする。
    早くくっつけ馬鹿野郎と思いつつ、いやでもあのままがいいよなとも思ってしまってまたもどかしい気持ちになる。

  • 今回はアデイルの話。
    本編では語られなかった部分だから読めて嬉しい

  • アデイルとヴィンセントの回。

    ルーンの出自の謎がちょっとだけわかる。
    いつかティガと出会って欲しいけど、全然違う2人すぎてどうなるのかな。

    ティガにぐらぐらきそうだけど、ユーシス一筋なアデイルもよかった。わたしならティガがいいです。
    星を見上げるアデイルの画があまりに詩的でたまらない。ありがとう……

  • 最後までハラハラドキドキで良い。エゼレットの面々が頼もしい。ルーンの出自の可能性が気になる。

  • アデイル編。砂漠の亡国の王子と逃亡譚!侍女軽く見殺す好奇心の強さちょっと理解しかねます

  • ☆5

  • フィリエル達が南に行っている間に、東に旅立ったアデイルが主人公の巻。フィリエルも魅力的だけど、アデイルはもっと好き。冷静に立ち回る印象があったのだけれど、意外に衝動的に動くし、大人びているところと、幼い部分が同居していて、可愛いくって、ヴィンセントとのコンビでの会話が楽しい。星女神をめぐる神話についての話も出てくる。元はこの話は5巻の前にあったという。読む順番が変わると、印象も変わったかなぁと思う。(どちらが先がいいかわからないけど。)

  • ティガがカッコよかったー。
    ユーシスがいるから、ティガとアデイルくっつかないのはわかってるのだけど、残念すぎるー。

  • めくるめく宮廷ロマンスもいいけど
    こういう路線も大好物です…
    お願いだからその先を!もう少しその先を!!
    というところで終わってしまうのが
    口惜しいというかうまいというか…

    帝国の動きを知るために
    トルバートへ向かったアデイルが
    亡国のプリンスと繰り広げる冒険譚

    ユーシスのような魂までキリッとした騎士はもちろん素晴らしいけど
    ティガのしなやかで悠々とした姿もまた尊い…

    はぁ…選べない…←

    でも自分はやはり砂漠暮らしは出来ないかな…
    セシリアがどうなったのか気になる…
    ルセルもイケメンだった…選べない…

  • 2017.09.13

  • ティガがかっこいい!
    お兄様もいいけど私はこっちのほうがええわ
    1〜7まで一気に読み切ったけど、
    ほんと恋愛要素が多く、少女漫画ってかんじだったな
    中学生くらいの頃に読んだらもっとはまったかも。

  • アデイルが主役の外伝その2。護ってあげたい系の彼女もやはり女王家の血筋。フィリエル並に破天荒とわかります。ティガが本当に魅力的で大好き。そして、ティガと一緒にいるミーミがかわいくて大好き。このカップリングも捨てがたいですが、あれはあれで淡い思い出ですよね。それにしても短編で悶え死にそうになった。押してダメなら引いてみろですね!ユーシス、相変わらずの鈍さですが、猫に嫉妬するとか……!脈ありだという事が確認できただけでも良しです。アデイル、思った以上にレアンドラに対してコンプレックス抱いてたんですね。

  • アデイルが主人公の話。
    フェリエル主人公で進んでいた本編の裏側が描かれていて、番外編といえど読みごたえがある作品だった。
    その後のユーシスとのお話も良かった。
    まだまだ続きが読みたい二人だった。

  • アデイルたち、こんな冒険してたんだ!傭兵たちがとても頼もしかった。

  • 買っちゃった…
    買っちゃったヨ…。


    もう持ってるのに…。
    文庫に収録された特別短編が読みたいがためだけに。

    大好きなシリーズの文庫化作品。
    (ちなみに文庫は特別短編が載った巻のみ全部買った)
    本編は元々の本の挿絵が好きなので、多分文庫は巻末しか読まないなー(^_^;)

  • アデイルったらホントに大した女の子です。ティガとの未来があっても良い気がしてしまう、きっと良いペアになるだろうに

  • ユーシス様とアデイルが好きな人は必読。

  • ヴィンセントが好きなのでこの巻は楽しみにしていた。

    2巻では恋愛物が好きな秀才美少女という感じだったけど、予想以上に合理的な考え方で誇り高い一面を見れた。

    ティガは爽やかやんちゃキャラで好み。笑
    もしルーンと出会う日がきたら、お互いどいういう反応をするのかなあと考えてしまう。

全23件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荻原規子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×