カブキブ! (3) (角川文庫)

著者 : 榎田ユウリ
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年8月23日発売)
4.14
  • (55)
  • (70)
  • (25)
  • (3)
  • (1)
  • 本棚登録 :391
  • レビュー :54
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013632

カブキブ! (3) (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • すったもんだありつつも、文化祭での公演「三人吉三」は大盛況!
    歌舞伎に馴染みのない人々にも楽しんでもらえたと手応えを感じたクロ。
    3巻では文化祭の成功、阿久津と白銀屋との関係、蛯原の苦悩、クロの家族について、そして次なる舞台、新入生歓迎会へ向けて…と盛りだくさんな内容が描かれています。

    誇りをもって黒衣の仕事をやっているクロ、かっこいいなぁ!改めて、一番大人なのはクロだなぁとか思ったり…

    蛯原を知らないうちにがんじがらめにしているもの。
    そんなことはおかまいなしに、持ち前の巻き込み力でクロは蛯原を「白浪五人男」の代役に引っ張り込みます!
    蛯原がなんだかんだで真摯に、そして実は楽しそうに参加しちゃってるのではないかと…(笑)
    クロと蛯原との会話のシーンもほほえましい一場面です。
    蛯原のプロとしてのカブキブへの反感は理解できるけど、クロや阿久津たちと歌舞伎をやることで気付けることもあるのではないかなぁと思います。カブキブと蛯原、これからどう絡んでいくのだろう…

    ともあれ、「白浪五人男」!戦隊モノのようでかっこいい演目だ…!(泥棒だけど…)
    4巻は新入生、新しい風が入ってくるようで、楽しみなような不安なような…早く続きが読みたいです!

  • 文化祭、大盛況でよかったです。舞台に立っている彼らの歌舞伎に対する気持ちの変化が伝わってきたし、舞台を見守る周囲の人達の反応も心温まるののがあって感動。
    だんだん、カブキ同好会のメンバーたちの家庭環境なんかも見えてきて興味深くなってきました。
    主人公のわりに黒衣の立場そのままにストーリーでも裏方に徹しているクロだったけど、今回はサイコさんのおかげ?で家族関係がいろいろわかりました。サイコさん、イイ人です。丸ちゃんとのやりとりに爆笑。
    阿久津の母親もすごかったけど、サイコさんも個性的。

    でも、話のカナメはやっぱり阿久津と蛯原かな。イオフィエル、相変わらずおバカで面白いです。でもとても人をひきつける魅力があって、天才肌。
    対照的に蛯原は正統派で努力家ですよね。互いに相手には無いものを持ってる感じ。
    「三人吉三」もいいけど「白波五人男」もいいですね~
    だけど、毎度のことですがやっぱりトラブルが起きてしまってどうなることかとハラハラさせられることに。
    梨園の、プロの役者として、さまざまなプレッシャーを背負っている蛯原の葛藤が痛いほどでした…
    日本の誇る伝統文化を担っているというプライドが蛯原にはあります。
    ここでクロの機転のきかせ方が素晴らしかったです!「お前が持ってた菌だ!」にはウけました。ウイルスとトンボに訂正されてたけどww

    格式高い伝統芸能である歌舞伎だけど、クロのつくる歌舞伎の舞台は、楽しくて面白い大衆芸能という本来の姿で、これは意義深いです。歌舞伎にまるで馴染みのなかった人達まで巻き込んでどんどん広がる、高校生ならではのパワーが素晴らしくてとっても眩しいです!
    そして、気がつけばあちこちで恋の花も咲いていて、こっちの展開も気になります。

    3巻もとても意味ありげな終わり方で、めちゃくちゃ気になります。まさかの金髪碧眼ww
    楽しみすぎる…!

  • 影響受けやすい私…。

  • 好きなんだから、楽しくやろうよ、やりたいよ。

    文化祭公演の成功を、時間つぶしに来たマーチングバンド部の保護者の視点で描くところからこの巻は始まる。文化祭の後から次の年の新入生歓迎会まで。阿久津はまったく、と笑いたくなるエピソードに、演劇部のスター芳先輩とトンボのふんわりエピソード、見え隠れするクロの家庭事情、そしてとうとう阿久津の背景が明らかに。同時に仁の苦悩もより深く描かれて、とにかく盛りだくさん。

    祖父の白銀屋さんも言っているけど、仁の背負っているものはたくさんありすぎる。せめて阿久津のような軽やかさがあれば、と思うけど、彼にも荷物はあるのだ。クロにだって、トンボにだって、何かしらあるように。好きだから、という気持ちだけで、楽しくできるのはいつまでなんだろう。

  • アニメでの白浪五人男のシーンを思い出したり、大晦日の阿久津の訪問シーンだったり、アニメ見返したくなる!

  • 黒悟達がカブキ同好会で頑張っている姿、面白いです。
    そこに歌舞伎役者の仁がどう絡んでくるのか期待していましたが、やっと出て来ましたね。
    さて、どうなることやら…

  • 2017/10/28
    御曹司も救って。
    芸のためにも楽しんで欲しい。
    いくつか歌舞伎役者の出てくる小説を読んだけど、みんなこぞって歌舞伎にとりつかれてる。
    歌舞伎って不思議。
    歌舞伎また見たいな。
    そしてやっぱり私はトンボが好き。

  • 芳のエピソードが好き。

  • ‹内容紹介より›
    文化祭での講演を大盛況のうちに終えた、カブキ同好会の面々。裏方を務める部長の来栖黒悟(クロ)は、歌舞伎に馴染みのない人々にも楽しんでもらえたと手ごたえを感じる。それには歌舞伎の英才教育を受けながらも、その道を断たれた同級生・阿久津の力も大きかった。しかし、人間国宝の歌舞伎役者・三代目白銀屋が、阿久津の才能に気づき、彼に会いたいと言い出して…。白銀屋の美形御曹司・蛯原仁の苦悩も描かれる、待望の第三弾‼

    ーーー
    文化祭のシーンなど、歌舞伎の舞台が描かれる部分は読みごたえもあり、わくわくしながら読み進めることができました。
    今作では、阿久津や蛯原、クロのそれぞれが抱える「過去」についても次第に明らかになりますが、すこし「説明」感が強く、今までの2作に比べると中だるみしている感じも否めません。
    ただ、決して「つまらない」わけではなく、文化祭の後の「新入生歓迎会」にむけたバタバタは相変わらず楽しく読むことができました。
    次回には新入生という新たなメンバーも加わりそうで、期待が高まります。

  • 分かりやすい歌舞伎を、と2部構成にした舞台は大成功。
    そしてようやく見つかった指導員。
    けれどその代わりに、人間国宝の家に行かねばならぬ事に。

    次は新入生歓迎の…というのに、何と成績やばい人物が。
    知られていないが、の前置きがあるという事は
    そもそも3回もやってしまう人がいないわけで?w

    一応というかなんというか、かまってちゃんのなぜに
    こっそり稽古をしていたのか、が分かりました。
    ついでにさらっと主人公の過去も。
    そして事件も(笑)

    お願い、ではなく、責任を取る、のは
    当然と言えば当然です。
    これはきれいに己の位置を使いました。
    切磋琢磨する事も大事ですが、ふれあう事も大事。
    こうして色々自分の経験になっていくのだな~と。
    平穏が一番、といえば確かですがw

全54件中 1 - 10件を表示

カブキブ! (3) (角川文庫)のその他の作品

カブキブ! 3 (角川文庫) Kindle版 カブキブ! 3 (角川文庫) 榎田ユウリ

榎田ユウリの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

カブキブ! (3) (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする