レディ・ガンナーの大追跡 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 99
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013656

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第二弾。

    用心棒の一人をキャサリンが絵に描いたことで、異種人種を排除しようとする人間が動き出す。
    人間と異種人種の共存を望む人たちと、排除しようとする人たち。
    キャサリンの冒険が再度始まる。


    人間と異種人種の関係…現実にも置き換えられる問題に感じました。
    人それぞれの考え方、わからなくもないですが、共存できないと決めつけるのは悲しいですね。
    態度をころっと変える場面とか、胸が痛くなりました。

    やられたらやり返す。

    それがいいかどうかは何とも言えませんが…結末は爽快でした。

  • かなり濃くて風刺的。全体的にマカロニウエスタンなかおり漂うムードなんですが、そんな当時の差別構図まで反映されています。微妙な気分。

  • レディ・ガンナーシリーズ#2

  •  まず事件の発端になるのが主人公の浅慮からの行動です。主人公は十分に反省し、償いの気持ちはしっかり書かれていますが、こういう切っ掛けは個人的にはあまり好きではありません。
     あと、長々続く差別主義者たちの主張。アナザーレイスという架空の存在に対するものとは言え、読んでいて不快でした。だんだん本当に嫌になって、差別ばかりの文章はほとんど読まずにページを繰りましたが、それでも影響なく最後まで読めてしまいました。と、言うことは、あの長々した主張は無駄だったのではないか? と一抹の疑問が沸きました。
     そしてここまで重い題材を扱っているのに、最後はラブコメ風味の終わりで、「え?」ってなりました。それでいいの?
     前巻「レディ・ガンナーの冒険」よりインパクトはありましたが、私は前巻の方が好きでした。

  • その世界観・文体にとまどいつつも、続きが気になったので読んでみた

    前作より面白かった!
    (とまどいはまだあるけど、一冊目で慣れたのが大きいかもしれない)
    でも用心棒4人組との絡みが少なかったのは残念
    新たにいろんな人が出てきてそれはそれで面白かったんだけどね
    一方で名前が覚えられないのなんの...今度からはメモを取りながら読む方がいいかもしれない

    今回は差別問題がテーマだったこともあり、重たい部分もあったし、考える事もあった
    差別についてもだし、人間の傲慢さと、あとは最後の展開と
    目には目を、それで報われる思いもあるのかもしれない。でもあの男の子が将来どうなるのか、それは鰐の人達がどう行動をとったって分からないことだけど、それでもああいう行動に出たことで、例え父親の行ってきた事を全て伝えた上だとしても、男の子が彼らに対して憎しみをもつかもしれないとか考えるとどうなのかなぁって思わなくはない
    同郷の者同士でもいろいろあるんだから人種が違えばもっと難しいんだけど、それでも手と手を取り合ってもいける お互いを理解して上手く一緒に歩んで行くっていうのがとてつもなく難しいってことも理解はしてるんだけどね
    取りあえず、考えるのを放棄したり止めたりしたらだめだなって思った


    次も気になるんだけど(三つ巴の行方もそうだけど)
    この新しいヴァージョンではこの巻が最新なんだよねー 図書館に古い方ないかな...

  • 読了。

  • 2014/12/03

  • 差別問題が大きく取り扱われているためか、前半部分が助長気味。その分勢いにかける気がしました。
    もう少しキャラに動いてもらいたかったな。

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著者プロフィール

茅田 砂胡(かやた すなこ)
小説家、ライトノベル作家。
1992年に『デルフィニアの姫将軍』でデビュー。
『スカーレット・ウィザード』で、第1回(2001年度)センス・オブ・ジェンダー賞大賞受賞。
代表作に、『デルフィニア戦記』『スカーレット・ウィザード』『クラッシュ・ブレイズ』『祝もものき事務所』の各シリーズ。2013年にデビュー20周年を記念した『茅田砂胡 全仕事 1993-2013』が刊行された。同作の「紅蓮の夢」がきっかけで、「茅田先生の作品を、世界観を、幅広く知っていただくこと。茅田作品をもっともっと好きになっていただくこと」を目的に、「茅田砂胡プロジェクト」が結成。

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