ミスマルカ興国物語 (12) (角川スニーカー文庫)

著者 :
制作 : ともぞ 
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 55
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013823

作品紹介・あらすじ

キラとエーデルワイスに連れられミスマルカへと舞い戻ったマヒロ。魔物の侵攻により世界中が混乱に陥る中、ついに『聖魔杯』が復活する!? ミスマルカの末裔であり管理者として、マヒロの下した決断は――!?

感想・レビュー・書評

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  • 聖魔杯の謎も明かされ、新たな展開に入る。
    マヒロの行く道は。。。

  • 第二部完結&シリーズ最終巻。林先生、本当にお疲れ様でした。12巻を読み始めた時はただ終わるな終わってくれるなという思いだったのが、今となっては感無量の面持ちです。呉虎騎士団は登場したばかりだし、レイナーの妹は自称のままだし、魔王の謎は解明されていないしで、伏線を残したまま完結できるのか不安だったけれど、今となってはもう12巻を読んでいなかった頃には戻れない。魔王の手先であるキラとの戦い、エーデルワイスの願い、マヒロの思い、円卓の神様達。円卓が登場したことで鳥肌度が一段と上がった。リップルラップルにマリーチ、セリアーナ、沙穂にウィル子、葉多恵が円卓に並んでいる、その光景を思い浮かべるだけで身震いがする。鈴蘭と共にいたみんなが、円卓にも並ぶようになったんだ。

    エーデルワイス。母であり姉であり、初恋の人であり、憧れであり。マヒロにとっては一言では言い切れない人。理性だけをとるなら、損得勘定だけで考えるならば、エーデルワイスを切り捨て人類を救う選択肢を選んだ方が人類が生き延びる可能性が高い。でもマヒロはそれを選ばなかった。家族を選んだ。マヒロが生きろと言ったから、ただそれだけのためにエーデルワイスは生きる。

    マヒロは最初から最後まで理性を信じて暴力を否定した。徹頭徹尾、信念は変えなかった。その意志が世界を動かす。魔王を倒すための旅を続けるジェスの元へ聖魔杯を届けるために。
    最後の挿し絵は鳥肌がたって仕方がなかった。国を滅ぼされ父を殺された少年は今、ミスマルカの紋章を背負ってコミュニティー代表者達の前に立つ。

    第3部を待ちます。きっと出ないだろうけど、口約束かもしれないけど、可能性がある限りいつまでも待ちます。騙しても強請っても非暴力を貫いたマヒロが、口先だけで人類を統一しようとしたマヒロが、本当に好きでした。本当に楽しい時間をありがとう。ミスマルカに幸あらんことを。

  • マヒロ王子ったらこれまで会ってきた人達全てを騙してたのか!流石にあれが本物だとは欠片も思わなかったわ。
    でもマヒロの言うとおり紋章を集め聖魔杯を起動させるという目的が有ったからこそ帝国に対する勢力を纏め上げることが出来たんだよな……。それを考えるとむしろ人類の希望である聖魔杯がなくなった状況を誰にも知られずに戦禍無い状況を1年も維持していたのは流石と言うべきか

    林トモアキさんの別シリーズを全く読んでいないせいで円卓メンバーが何人か判らなかったんだが、マリーチが加わっていることを考えると全員とんでもない強さを持っているんだろうな。その面子が勝てなかったという北の魔王とは一体どんな人物なのかね……?

    そして第二部完!と思っていたらシリーズ完結だったでござる。より正確に言うとしばらく時間を開けてからタイトルを変えて出版する予定の模様。マヒロも今までの自由な主人公的立場から魔王討伐軍の中心メンバーになってしまったから、主人公も変わるんだろうか?
    後書きなどを読む限り他のシリーズと世界観も継続しているようだし、ここから先を読みより深く理解するためには他のシリーズも読むべきなんだろうか?ちょっと悩みどころかも。

  • どこから突っ込んだらいいのだろうか分からないが、最初衝撃を受けて慌てて過去作を手に取らせる伏線回収はお見事と言う他ない。なお、続く系だが一応話が終わっているのもよし。

  • エーデルワイスさんが一転萌えキャラに?

  • 完結。物語的にはまだまだ続きそうですがひと段落と言ったところ。絶望的な中でも舌戦でキラをエーデルワイスを惑わし、人ならざるモノたちに抗い、そして世界までをも欺く、理性にまみれた“平和主義者”マヒロの生き様が素晴らしかった。バトルはおろか、「向こう側」でも過去のキャラが入り乱れる豪華仕様。名もなき兵士たちもノリノリで満足。中でもアンゼリカ王女の啖呵切っての反撃はすごく良かった。やっぱり総力戦ってのは燃えるね。続編?は次の次のシリーズっぽいのでそれを楽しみにします。ひとまず完走、お疲れ様でした。

  • 第二部完結とか。

    いや、さすがに最後のアレにはびっくりした。
    電子の神とか案の定でたが思っても無かった形での登場だったし。

    でもまあ安定といえば安定。

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著者プロフィール

新潟県出身。第5回角川学園大賞にて『ばいおれんす☆まじかる!~九重第二の魔法少女』で優秀賞を受賞、同作でデビュー。著作に「お・り・が・み」「戦闘城塞マスラヲ」「レイセン」「ミスマルカ」シリーズ(全てスニーカー文庫)があり、スニーカー文庫を代表する作家の一人。

「2018年 『ヒマワリ:unUtopial World6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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