海底二万里 (下) (角川文庫)

制作 : redjuice  渋谷 豊 
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 14
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013854

作品紹介・あらすじ

最先端の科学技術を結集して作られた潜水艦ノーチラス号。その潜水艦は、謎めいたネモ艦長が率いていた。彼に言われるがままに世界の海を巡ることになったアロナクス教授たちを待っていたのは波乱万丈な冒険だった。

感想・レビュー・書評

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  • 上巻に勝る、驚きの旅路が続きます。
    前人未踏の海底世界へ、ネモ艦長がアロナックス教授らを導き続けます。
    ネモ艦長はあらゆる海を制覇しましたが、それは南極点を除いてのことでした。
    知的好奇心と冒険心を原動力に、彼らがそれに挑む姿が目に浮かびました。
    しかし終盤になり、ネモ艦長は復讐心をもって行動を開始します。
    普段の学者肌の男は、もうそこにはいませんでした。
    結末は不透明なものとして有名です。
    しかし、それがこの作品の魅力だと思うのです。
    科学は自然に抗えないのか、科学は自然を支配するのか。
    ノーチラス号の存在は、その問題そのものです。
    そして、その科学を我々人類がどのように使うかを表現しているのがネモ艦長なのだと個人的に思っています。
    海底二万里は今後も不朽の名作であり続けるでしょう。

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著者プロフィール

Jules Verne(ジュール・ヴェルヌ)

1828年,フランス北西部の都市ナントに生まれる.二十歳でパリ上京後,代訴人だった父の跡を継ぐことを拒否し,オペレッタの台本やシャンソンを執筆する.1862年,出版者ピエール=ジュール・エッツェルと出会い,その示唆を得て書いた『気球に乗って五週間』で小説家デビューを果たす.以後,地理学をベースにした冒険小説を次々に発表.作者が1905年に没するまでに六十篇を超えたそれらの小説は,いずれもエッツェル社から刊行され,1866年以降,その挿絵版が〈驚異の旅〉という総タイトルの下にシリーズ化された.代表作は,『地球の中心への旅』『海底二万里』『八十日間世界一周』『神秘の島』『ミシェル・ストロゴフ』等.多くの科学者や探検家が子供の頃に読んで強い影響を受けただけではなく,コナン・ドイル以降のジャンル小説の書き手はもちろん,レーモン・ルーセル,ミシェル・ビュトール,ジュリアン・グラック,ジョルジュ・ペレック,ル・クレジオ等々,ヴェルヌとの文学的血縁関係を自認する作家は少なくない.

「2017年 『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクションIV 蒸気で動く家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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