雁渡り 照降町自身番書役日誌 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013922

感想・レビュー・書評

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  • Tさんに勧められた「猫字屋繁盛日記」の前にあたるシリーズだとわかって。

    「猫字屋」と同じく、江戸の言葉や風景が丁寧に書かれていた良かった。
    次々と人が殺されるような殺伐とした感じもないし。

    ただ、「猫字屋」の「忘れ扇」を先に読んでしまったので、
    幼い女の子の存在に心乱される番小屋のおすえがちょっとかわいそう。
    それと、個人的には喜三次の過去が明らかになるのは、2作目までとっておいてほしかった。

  • 武家の次男に生まれた生田喜之輔。拭いきれない心の傷を抱え出奔。人情深い照降町での新しい人生が始まる。
    照降町に住む住人がそれぞれ物語を紡ぐシリーズ第一弾。

著者プロフィール

1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」シリーズ、「照降町自身番書役日誌」シリーズなどがある。15年「立場茶屋おりき」シリーズで第四回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。

「2017年 『残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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