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- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041013922
作品紹介・あらすじ
日本橋は照降町で自身番書役を務める喜三次が、理由あって武家を捨て町人として生きることを心に決めてから3年。下町に生きる庶民の人情や機微、暮らし向きを端正な筆致で描く、胸にしみる人情時代小説!
感想・レビュー・書評
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Tさんに勧められた「猫字屋繁盛日記」の前にあたるシリーズだとわかって。
「猫字屋」と同じく、江戸の言葉や風景が丁寧に書かれていた良かった。
次々と人が殺されるような殺伐とした感じもないし。
ただ、「猫字屋」の「忘れ扇」を先に読んでしまったので、
幼い女の子の存在に心乱される番小屋のおすえがちょっとかわいそう。
それと、個人的には喜三次の過去が明らかになるのは、2作目までとっておいてほしかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
武家の次男に生まれた生田喜之輔。拭いきれない心の傷を抱え出奔。人情深い照降町での新しい人生が始まる。
照降町に住む住人がそれぞれ物語を紡ぐシリーズ第一弾。
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